人生の言葉

 

 

4C精神

 

チャレンジ カレッジ コミュニケーション クリエイション

    チャレンジ カレッジ コミュニケーションはTOYOTAの標語

 

 

チャレンジ カレッジ

傷つくのを恐れて、何もしないとするでしょ。でも・・・。

100年後には、ちゃんと年とって、死ぬんだよね。

                                ひらやま れいこ

 

 

Plan  do check and plan do check

and systematize.

Plan many case solution.

Do speedy and speedy.

                              Check correctly and eternity.

                              Plan better and better

                              and establish new business.

                              Only business can earn money eternity.

                                                                                                               Rakuten

 

 

老後の生活設計

若いうちの必要資金は、生活資金、住宅ローン、教育資金が必要で、労働やビジネスで得るのが普通だ。

人間には生老病死がある。老人の衣食住に備えるには、現代ではお金であろう。固定資産と流動資産がないと苦しい。費用のかからない自分の住居は必要だ。病死(萩原博子経済評論家によると、夫婦の介護1000万円、医療費月5万円、葬儀が夫婦で200万円合計1500万円必要)や突然の災害に対しては、ある程度の預金が必要だ。衣食については、定期収入の流動資産が必要だ。(手取りで月に夫婦25万円必要)。定期収入の道は①不動産収入②株式の配当収入③公的、企業、財形年金④アルバイト労働(時給800円、月10万円)⑤法人ビジネス経営しかない。仕組みを設計しなければならない。

 

メンタル心理カウンセラーにJADP(一般財団法人 日本能力開発推進機構)より認定されました

 

平成28年6月に、JADP(一般財団法人 日本能力開発推進機構)より、メンタル心理カウンセラーの資格を認定されました。

この資格は更新の必要がなく、履歴書や名刺にも記載できるものです。

生涯、活用していきたいと思っています。

経営言葉シリーズ1

「覆水盆に返らず」

経営をしていると、決断が必要になる。

現状変更、特にやめる決断は、安易にしないほうがいい

変更にかかるエネルギーが無駄なのと、現在ある権利がなくなる可能性があることから、時の変遷と自然消滅を待つほうが賢いことが多い。

 

経営言葉シリーズ2

「時の流れに身を任せる、運を信じる」

自分が考えていた、計画していたとおりにいかないことがある。自分の計画の詰めが甘いことをカバーしたり、一つ一つ順番に丁寧に対処できることにより、仕事がうまくいくことが多い。「時の流れに乗ることも大事だ」と信じたほうが良いことが多い。経営は思ったより時間がかかると考える。

 

経営言葉シリーズ3

「経営者として話す。信頼を得る。」

アリストテレスは説得の技術として、①論理②情熱③信頼を挙げました。この中で、「信頼を得る話し方」が重要になります。

堂々とした雰囲気、振る舞い、話し方が内容より説得力を持つのです。自信満ち溢れて、品があり、お金持ちムードが必要なのです。微笑んだ顔、あわてずにリラックスしたムード、3秒の沈黙で注目させる。こんな技術が必要です。「話の内容」ですが、聞き手に合わせた話題にすべきです。①どんな属性の人達か②何を求めているか③どんなワクワクを期待するか。この要求に合わせた話題にするのです。

30秒自己紹介

①まずは挨拶、名乗り②職業と肩書き③具体的な仕事内容④社会に与える影響⑤名前と挨拶宜しく

3分スピーチ

①まずは挨拶、名乗り②聞き手に伝える話は3つに絞る③再度名前と挨拶どうぞ宜しくお願いします。

 

JAPAN Rules Ok!

JAPAN is Thought Leader in Asia.

<Thought> Peace and Happiness through Economic Prospererity and Democracy.

成功も失敗もかくさず、さらけ出し、PDCAを回し、Kaizenする。

日本は敗戦後、立ち上がってきた。<成功>GNP(収入)大、収支黒字、貯金大、国防:日米安保体制、国内:治安良好、清潔、特許出願率現在3位

<失敗からのKaizen>ナショナリズム(国粋主義)の扱い方のKaizen、環境問題のKaizen、少子高齢化問題は現在Kaizen中。

 

活力ある高齢化社会

団塊の世代の老人は、Lucky 70s の年代になってきた。

この世代は逃げ切り世代とも言われており、貧しいながらも、退職金をもらい、マイホームを持ち、負債がなく、まとまった貯金を持ち、老齢年金が保証され、もらっている。加えて戦後生まれで、やくざ(無職渡世の人々で自由奔放)の時代を知っており、長寿国のおかげで、極めて元気である。80、90まで大いに働ける。少子高齢化問題を改善できるのだ。①個人事業主②従業員5人未満の個人事業所で働く③パート、アルバイトで働く はいくら稼せいでも、年金はカットされない、年金をもらいながら働けるのだ。

日本の働き方はサラリーマンと自営業者があるが、1960年はサラリーマン4割、自営業者5割、50年後の2010年はサラリーマン7割、自営業者2割になった。おそらく、サラリーマンと自営業者の境目の小企業従業者の3割位はいつも不安定であったのだ。工業化社会から情報化社会・飽食の時代になった。正規雇用のサラリーマンの数には限りがあるのだろう。境目の小企業従業者は、新しい需要を開拓するしかないのだ。

 

近代国家の普遍的価値

封建国家から近代国家への変化。工業国家への変換。産業革命から情報革命へ。人類が積み上げてきた価値体系がある。

民主主義、平和、自由、平等、博愛、自立的個人主義、人権、法の支配、身分社会から契約社会へ、市場経済、資本主義、動力工業化、都市化、マスコミ、教育の普及、IT情報化。この普遍的価値による豊かさを近代国家は享受している。

個人においても、この普遍的価値を利用して、豊かになるように、装着整備しなければならない。

 

同族企業

企業は同族企業からスタートしている。企業の歴史は創業者一族の歴史である。小企業は50%以上の少数持ち株支配で、経営権を掌握している。大企業になると創業者一族が株式を大量に持つことはできない。しかし、グループの求心力を持つため、創業家の旗が必要になる。世襲の大義名分になるので、創業者一族が社長になることが多い。ただし、創業者一族に実力がないと世襲はできない。後継者として、厳しく鍛えて実力がないと、創業者一族の世襲は途切れてしまう。その場合、優れた専門経営者の方が良い企業成績を出す。専門経営者の欠点は自分の任期中の業績追及にあることと自己の利益追求と、自分の経営権の世襲を画策するの恐れがあることである。同族企業の成功例はトヨタ自動車の豊田家、大正製薬の上原家、ブリジストンの石橋家、武田薬品工業の武田家、サントリーの鳥居家など今となっては数が少ない。ただし、トヨタと日産の競争でトヨタが勝ったのは、オーナー家のリーダーシップのためであることは極めて重要である。オーナーの自分の企業に対する真剣さは、サラリーマン経営者の意気込みを上回るからである。

 

 

 

3F時代(フリー・フラット・フロンティア)

フリー・チャージ、フラット・グローバル、フロンティア・ゲット

1990年のソ連の崩壊により、市場経済人口は世界で30億人から70億人に倍増した。デジタル化とインターネットにより、コミュニケーション料金は激減した。結果、中国など新興国と日本の働き手の給料は収斂していき、何もしなければ、日本人の生活水準は下がり、生活水準は堕ちてゆく時代となった。

この世界で勝ち残るには、未開拓分野フロンティアを見つけ、開拓し、その果実を総取りする、イノベーションが必要になった。個人もフリー、フラット、フロンティアに挑戦し、手に入れないと、利益が出ない時代になったということだ。まさにイノベーションへチャレンジが必要になってきたのだ。

 

先達

人間は親や身近の人たちの行動・生き方・考え方を見て、それをまねて又は反省材料として自分の行動を決めて、人生を生きる。本に書いてある事や他人が評論することや証券会社・販売会社のいうことは、自分のメリットのために言うのであって、あまりにもウソが多く、参考にならないからだ。

人生も65歳過ぎになって、身近な人の例というと、私には義母1人しかいない。他の人はその頃までに死んでしまったからだ。

義母は65歳にリタイアして、96歳まで30年間、悠々自適に生きた。主に3人の子供たちの所に行って、生活した。一週間たつとお金を置いて、次のところに行った。そういう意味ではお金があったと言えよう。いつもいつもニコニコして、自分の子供や孫と遊んでいた。また、子供や友達と国内旅行をよくした。温泉も好きだった。老人に対して、多くを望めないので、この生き方は子供にとって、大変良かったと思われる。

私はどうしようか。95歳まであと25年。ただし、義母は90歳を過ぎると、1人で出歩き、旅行するのは、身体的にしんどくなった。すると、あと20年。私は会社勤めをしていたので、国内で行っていない県はない。海外も色々行って、現在、わざわざ行きたいという国もない。すなわち、旅行、食事、お酒には、あまり新鮮味がなく、興味が湧かない。(邱永漢は旅行・食事とビジネスを薦めていた)

まだやってない事、新鮮な事は、やはり、3F(フリー・グローバル、フリー・チャージ、フロンテア・ゲット)が一番面白そうだ。事業という大げさなものでなくても、会社を使って、3Fを追求するのが、トレンディな生き方だと思う。

 

自分をデフレ化しない

勝間和代という経済評論家が日本のGDPが伸びない理由は、名実成長率逆転のためだと言っています。名目収入が伸びないと、元気が出ない。要するに、名目収入が伸びないデフレだと、人間が成長できないのだ。彼女は2%のインフレになるまで、高橋是清式にお金を増発せよ、そして、日本の制度をIT時代の最新の制度に合理化改革せよと言っている。バブル退治がデフレを招き、円高はデフレの副産物だといっている。日本は1990年以来、インフレ抑制政策が行き過ぎているという。その結果、世界で日本のみが25年間GDP成長率がゼロなのだ。

また、個人についても、自分をデフレ化してはいけないと言う。デフレ時代の、個人の、希望が出るサバイバル術として、1番は収入を増やす事。2番目は支出コントロールが重要と言っている。

2番目のデフレ時代に自分の身を守る術としての貯蓄・支出コントロール。自分の収入に対して、支出項目のパーセンテージを割り振ることが重要。貯蓄は収入の15%。食費も15%。自分の未来への投資を10%、子供への支出も10%。合計50%を天引きする。それから、住宅、車、衣服、情報機器などの合理化。健康(国保が高すぎる、酒・タバコをやめる)の確保。こうして、デフレ不況から身を守る。

 

希望

ギリシア神話で、最初の女性パンドラが「パンドラの箱」を開けたら、あらゆる悪い事が飛び出たが、最後に箱底に残ったのが、希望であった。

 

希望さえあれば、どんな所へも、たどり着ける。  ジョジョの冒険

不幸をなおす薬は、希望しかない  シェイクスピア

希望は強い勇気であり、新たな意思である  ルター

希望を失わないでやっていると、自然と知恵も出る  松下幸之助

 

生きる勇気は希望から生まれる。

行蔵(こうぞう=自分の行為)は我に存す。

毀誉は他人の主張、我にあずからず。 勝海舟

(天命をなすのは、自分自身である。自分がおこなってきた行為は、自分であって、決して恥じるものではない。他人の評価は関係ない)

自分の価値は自分で決めることさ。貧乏でつらくても、自分で自分を殺すことだけは、しちゃあ、いけねえよ。 勝海舟

私が会社時代の時、自分の人事でくよくよしていた時、先輩から「自分の人事は、自分で決めろ。何をやりたいか、自分で主張しろ。」と言われた。目からうろこが落ちた。

 

 

あなたの心の中の考え方や思い方が、あなたを現在のあるがごときあなたに、しているんです。

つまり、あなたが考えているとおりのあなたに、あなたがしているんです。 中村天風

考え方で人生は変わる。要はやっぱり自分だ。

 

志(こころざし)は気の帥(すい)なり。 孟子

志が人間の気力を決める。志がすべてだ。

四書五経。孔子の学統は、曾子(そうし)に伝わり、曾子の学統は孔子の孫の子思に伝わり、子思の門人から孟子が教えを受けて、学統が続いた。孔子の教えは「論語」に、曾子の教えは「大学」に、子思の教えは「中庸」に、孟子の教えは「孟子」になった。これが四書である。五経は儒学の聖典であり、「易経」「詩経」「書経」「礼記(らいき)」「春秋」である。儒教の経典すなわち政治の規範(理想の王による言行の記録)である。四書は聖典を読むための参考書であった。儒学は宋代に朱子が出て、四書を重視する考えになり、科挙試験の主流になった。朱子は四書を学ぶ順序もアドバイスした。まず、「大学」(まとまっていて読みやすい)、次に「論語」(充実しているが、まとまりがない)、次に「孟子」(人心を発奮させるが、教えが孔子を抜いていない)、最後に「中庸」(読みにくい)ので、3書の後がよいとした。「大学」は「修身、斉家、治国、平天下」を説いたように、体系だっている。

陽明学は、朱子学が物(世界)と心を理屈で考えたが、物の世界は自分ではコントロールが難しく、理想のように行かないので、修行はわが身と心について、行うべきだと考えた。心(こころ)中心の実践論になった。

儒学は、1,000年にわたる思考の末に、変遷してきた思想集である。珠玉の言葉が多い。

 

IT(インターネット)の時代

クラウド(cloud)コンピューティング(雲上のコンピュータ)やクラウド(croud)ソーシング(群集による解決策)の活用が進んできた。

従来、コンピュータは自分のパソコンの中に、ソフトやシステムを導入して動いていた。クラウド(雲)になると、インターネットを通じて、どこかにある大型コンピュータを利用して、コンピュータサービスを受ける。そのメリットは、導入が簡単、運用が常に最新で楽、割安なサービス料金などである。

クラウド・コンピューティングを使ったクラウドサービス(オンライン会計、総務、教育など)が普及してきた。一方、ネットを使って、webメール(ヤフーメール、Gメールなど)も普及している。

同じクラウドでも、croud(群集)を利用した、ネット活用方法もある。

クラウドソーシング(群集による解決策構築)は、オープンソース(ユニックスなど)やウキペディアの成功によって、少数の専門家による開発よりも、アマチュア群集による開発のほうが、早く安く、創造的で効率よく解決が進むことが分かってきた。クラウド・ファウンデング(群集からの起業家資金調達)の仕組みも出来てきた。

これからは、IT時代に育った若者の時代になる。新聞でニュースを見る古い大人たち(デジダル・イミグラント=移民)からインターネットにアクセスする、世界で2億人の子供たち(デジタル・ネイティブ=現地人)の時代になる。インターネット、カメラ付き携帯、ソーシャルメディア、ユーチューブ、テレビゲームが日常の中心になるだろう。

また一方、オンライン・コミュニティ(第3の場所、喫茶店・バーなどのイメージ)として、同好会として、ソーシャル・ネットワークSNS(フェイスブック7,000万人、マイスペース11,000万人、ビーボ4,000万人)もでてきた。

よく勉強して、インターネットを積極的に活用する時代となってきたと思う。

 

野口英世

明治の時代精神、人間はすごい。英世は福島県の貧農に生まれ、赤ちゃんのとき、囲炉裏で左手に大やけどを負う。小学校のとき、左手が棒のようなので、てんぼうと呼ばれ、いじめを受けた。お母さんが、勉強でみんなを見返せという言葉で、小学校4年で1番になり、先生代理をした。高等小学校に進学するお金が無かったが、担任の先生が自費で出してくれ、進学した。高等小学校4年のとき、周囲の人たちが、募金をしてくれ、左手の手術が出来て、物が持てるようになった。それがきっかけで医学に志す。色々な人の援助を受け、また、運命に、もまれて、アメリカのロックフェラー医学研究所に勤め、蛇毒、梅毒の研究で医学界に認められる。黄熱病のワクチンを作るため、病原体発見の研究中、黄熱病にかかり死亡した。正に無から有を生じた。その原因は気力だ。明治の時代精神だ。平成の現代人と隔絶した強さがある。この点を見習わねばならないと思う。

 

 

生(なま)の情報こそ価値がある

長谷川慶太郎という国際エコノミストがいる。ソ連冷戦終了後は、国際戦争は割に合わず、「21世紀はデフレの時代」になると主張している。彼の見識は、現地現物現人に、直接に見聞して、現実を見極めることによって得られている。何を見た、だれに会って現実を理解したと言っている。情報は自分で見て、触って、理解しないといけないのだ。

1.安倍内閣の新日米同盟は中国崩壊を視野に入れたものである。アメリカ航空母艦11隻、中国1隻、で東アジアに半分が集中している。アジアシフトしている。アメリカはシェールガスで、石油生産国になった。製造業の復活が進んでいるアメリカ経済は強い。

2.韓国が北朝鮮を抱えればつぶれる。日本のお米と石油を提供するしか、現物在庫がない。

3.中国は経済が行き詰まり、共産党政権が混乱する。東アジアの冷戦は、中国崩壊で終わる。

4.ロシアは石油価格の下落により、経済が破綻寸前である。

5.新興国BRICSは、低人件費・資源経済国であり、資源価格低下により、経済が行き詰ってきた。

 

 

 

二宮尊徳成功哲学

尊徳の成功哲学はシンプルだ。シンプルが真実なのだ。

至誠(まじめにやる)

勤労(一生懸命働く)

分度(入るを計って、出るを制す)

譲余(出来た貯蓄を、自分と他人のために使う) の4項目だ。

真髄は、借金を返すのに、1日に使う薪を4本から3本に減らす工夫をする。独立自尊のため、菜種を植えて、翌年に菜種油をとり、夜の灯明にする。災害は一定のリズムで起こるので、2割の貯蓄を天引きし、蓄財する。金融を重視し、不況時に金貸しをし、好況時に貯蓄する。

知恵を出して、一生懸命働いたのだ。

 

Media Wiki

オープンソースのフリーソフトウエア。もともとは、ウィキペディアで使用するために書かれた。

Wikipedia  ウィキペディアは、ウィキペディア財団(米国フロリダ州のNPO。ジミー・ウエールズが創始者)が運営しているインターネット百科事典である。コピーレフトなライセンスのもと、誰もが無料で自由に編集に参加できる。pediaはencyclopedia百科事典からとった。

WikiLeaks ウィキリークスは匿名により、政府・企業・宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイト。創始者はオーストラリアのアサジン。Media Wikiを利用。米外交公電などリークした。

LINE(ライン)

スマートフォン対応の無料通話、無料メール(無料コミュニケーション・ツール)のアプリ。24時間、いつでもどこでも通話やメールが楽しめる。スマホのアンドロイド、アイフォン向けサービスが中心。LINEをインストールしている人同士でないと通話できない。

アプリとは、os上にインストールして使用するソフトウエアのこと。エクセル、ワード、スカイプ、ブラウザなど。メールでの連絡は、手軽なLINEの無料チャット(インターネットでつながれたメンバーとリアルタイムで文字による会話を楽しむ)に変わり、電話料金のかかる携帯電話での通話は、LINEの無料通話にかわっています。

世界で4億人利用。日本、台湾、タイ、(インドネシアは2位)でトップシェア。IT企業の世界進出はアメリカ、中国など文化が違うのでなかなか難しい。韓国のIT企業ネイバーの子会社LINEが提供するSNS(インターネット上の交流を通じて、交友関係を構築するサービス)。今年2016年7月に東証上場し、株価4,000円、時価総額8,000億円。

私の場合、SNS(交友関係の交流が多い)のニーズが少なく、スマホと同様、使うニーズがない。

もし、海外関係のビジネスをやるようになったら、LINEやスカイプは価値が出てくるだろう。

(LINE海外使用での注意点) 通話料は国内同様無料。ただし、通信料は高額でかかる。スマホ端末の「海外モバイルデータ通信4G」をオフにする。そして、ソフトバンクは自動的に通信料が「海外パケットし放題」適用になる。1日2,000から3,000円の固定料金になる。「イモトのwifi」を利用すると、更に半額くらいになる。

 

 

稲盛和夫83歳「成功と失敗の法則」

1.試練を成長の機会としてとらえる

「試練」は苦難だけではない。「大成功」を収めることさえ、天が与えた厳しい「試練」なのです。謙虚にして、驕らず、真摯に努力を重ねる、日々研鑽に励むことで、人間は成長してゆく。

2.地獄と極楽は外見上は一緒だ。心のあり方次第で、地獄も極楽も出現するのだ。

3.「他に良かれかし」と願う良い「思い」には、周囲はもちろん天も味方して、成功へと導かれる。一方、いくら知性を駆使しても、「自分だけがよければいい」という不純な「思い」が、ベースにあるなら、周囲や天の助けも得られず、様々な障害に遭遇し、挫折してしまう。

4.なぜ、成長が長続きしないのか。人はたくさんの人の支援を得て成功したにもかかわらず、その原因を自分に能力があるからだと考えて、傲慢になってゆくことで、次第に周囲の協力が得られなくなります。また、「足るを知る」謙虚さを忘れてしまう利己心が、勝手な行動を起こし、成功できなくなる。

5.京セラが発展し続ける理由。もし、自分に才能が与えられているなら、従業員のため、お客様のため、社会のために使わなくてはならない。もっと謙虚に、懸命な努力を重ねなければならない。

6.二宮尊徳は貧しい村を何の奇策を用いることなく、豊かな村にした。方法は、彼自身が鋤1本、鍬1本を持ち、朝早くから夜遅くまで働く一方、村人たちに、勤勉、正直、誠実の大切さを説き続けるというものでした。どんな厳しい状況にあっても、正面から受け止め、誠を尽くし、努力することが必要だ。

7.豊かさというものは、「足るを知る人」しか実感できないものである。「足るを知らない」とは、「利己」にとらわれているということです。

8.京セラの創業期を、ともに必死になって働いた、残った人たちは、傑出したリーダーに成長し、いまは多くの人が幸せな日々を過ごしています。与えられた仕事を天職と考え、必死に働くと運も開ける。

9.リーダーの資質(明の呂新吾)第1は「ものごとを深く考える人格」第3は「聡明才弁」である。人格は仕事に打ち込むこと。権力を委ねられた後も、堕落、傲慢になることなく、働き続けてくれる。

10.京セラを27歳で起こした時、社長として、決めなければならない時、「人間として正しいことを追求する」という基準で決済するしかなかった。儲かるかどうか、合理性・効率性のみを追求すると間違う。

11.組織をまとめて行くには「力」で治めてゆく方法(覇道)と、「徳」で治めてゆく方法(王道)があります。「徳」とは、「仁=他人愛」「義=道理」「礼=礼節」の3つです。企業経営とは、人事や金銭での組織管理(覇道)ではなく、企業の繁栄の長続きを目指すもので、「徳=他人愛、道理、礼節」に基ずく経営(王道)しかない。経営者は人格の向上に努力するしかない。経営はトップの器で決まる。

12.「知恵の蔵」をひらく。「知恵の蔵」は、真摯に生き、努力するすべての人に開かれている。

 

億万長者になる法則

橘 玲(あきら)という作家がいる。彼の金融経済本は、論理的で納得でき、しかも、読みやすい。

億万長者になるには   資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)  しかない。

①収入を増やす ②支出を減らす ③不動産か金融資産(株式など)の運用利回りを上げる しかない

お金の3法則

1.働けば収入が増えるという法則

2.支出を減らせば、お金が貯まるという法則

3.運用=投資は「未来は、だれにも予測ができないという法則」が働くので、投資は運としか言えない

シンプルな法則なので、この法則をよくよく吟味して、人生一回くらい「億万長者」になってみるのも、いい経験であると思う。

本田健という「ユダヤ人大富豪の教え」などの作家、講演会主催者(主にお金持ちになるメンター<師匠>)で成功したカウンセラーの「お金の貯まる」お話をまとめます。

お金の勉強も、どのレベルの豊かさを目指したいのか、最初に決める。①今よりちょっと余裕②資産1億円くらいの小金持ち③もっとお金持ち-でとるべき行動が変わります。

その1 コツコツ働く「たし算」とアイディアで収入を得る「かけ算」を考える。

その2 不労所得の世の中の仕組みを生かし、作る。金融・不動産所得。本・特許の著作権。年金。

その3 お金の不安からの自由。安心保険料として、一生使わない銀行口座を作る。

その4 収入内で暮らす。ウオーレン・バフェットは、田舎に住み、普通車に乗っている。

その5 人生計画を持つ。本田静六の目標①60歳まで自分の職業しっかり②60-70歳は社会にお返し     ③70歳以降は温泉地で、読書をしながら、悠々自適生活。

 

 

 

グローバル・ジャングルの時代

浜矩子(のりこ)の経済本の言葉に納得した。1990年より、全地球が市場経済で1つになった。世界がフラット化して、労働市場・賃金もフラット化した。それにより、労働者の格差が出来た。正規労働者、非正規労働者、外国人労働者、雇用のない労働難民の四分極化した。グローバル・ジャングルの時代には、製品価格が上げられないので、ワーキングプアが必要になったのだ。格差の固定化も進んできた。資本主義も投資ファンド、資本家、プロ経営者、労働者に四分極化した。グローバル・ジャングルの時代で「自分ファースト病」と「ひきこもり病」が現れてきた。地球経済は籠城に向かいつつある。イギリスのEU離脱が明確に示している。「イギリスの職場はイギリス人に!」。地球は狭くなっている。WTOの「互恵主義」から、前時代の「相互主義=譲歩したら、それと同じだけ譲歩する」になってきた。1930年代の世界の保護主義が、第2次世界大戦を引き起こした。これからは、十分注意が必要な時代になってきたのだ。

 

財閥(現在は企業集団)

現在は、財閥というより、都市銀行、商社を擁した分業体制の企業グループが、有効性を発揮している。ビジネスを遂行するとき、信用のおける仲間がいると、一体となり対処できて、効率が良いからである。商号への信用と誇りを大事にして、集団名をブランド化していると言える。

財閥のキーワードは「家族」である。家族が企業集団の中心にいた、統合の象徴であるということだ。ここでは、都市銀行、政商を中心とした財閥を見てみる。

1.三菱  創始者は岩崎弥太郎。土佐高知出身。大久保利通がひいきにした。海運、重化学工業に強い。戦前は三井に次ぐ実力。戦後は、日本最強の企業集団。三菱金曜会がある。

2.住友  江戸時代・大阪からの薬屋、銅商・住友(屋号は泉屋)。戦前は、三井・三菱に次ぐ。戦後は銀行中心に日本第2の企業集団になった。屋号・泉屋から白水会がある。「人の三井」「組織の三菱」「結束の住友」と呼ばれる。住友銀行・住友金属・住友化学が御三家。平等意識が強い。

3.三井  江戸時代の伊勢で質屋・酒屋から呉服屋(屋号は越後屋)を京都と江戸に開く。両替商で富を築く。一族は資産を分割せず、共有財産とした。明治時代は井上馨に取り入る。三井銀行と三井物産が中心となった。第2木曜日に開催で三井二木会がある。三井銀行、三井物産、三井不動産が三井御三家。三井は金融・商業中心で教育より抜擢をした。三菱、住友は製造業中心。

4.安田・富士・芙蓉  初代は安田善次郎。安田銀行、富士銀行。富士銀行は浅野財閥(日本鋼管、セメント)、大倉財閥(大成建設)、日産コンツェルン(日産自動車)、森コンツェルン(昭和電工)のメインバンク化を進め、芙蓉会を結成した。高島屋、丸紅、山一證券など。2000年第1勧業銀行、日本興行銀行、富士銀行の三行はみずほ銀行を設立した。 

5.渋沢、第1勧業銀行 渋沢栄一が創業。IHI、いすず自動車など。日本鉄道、東京電燈、帝国ホテルなどに設立参画。古河グループ、川崎グループ(川崎重工、川崎飛行機、川崎製鉄)のメインバンク。古河と川崎は第1銀行グループの中核であった。現みずほ銀行。

6.古河 初代、京都の古河市兵衛。足尾銅山経営。渋沢と交友あり。古河電工、富士通、日軽金、横浜ゴムなど。古河三水会を結成。グループは古河家に好意的。第1勧業銀行の中核メンバー。

7.野村 大阪の野村徳七が創設した金融財閥。野村銀行と野村証券を設立。戦後は、銀行は大和銀行となり、2003年あさひ銀行と経営統合、りそな銀行となった。野村証券は国内最大の証券会社。

8.旧鈴木 神戸の鈴木商店は番頭金子直吉が第1次大戦で大儲けをしたが、戦後の反動で倒産。

後継会社は日商、現・双日。帝人、神戸製鋼所などある。

9.日産、春光グループ  山口県の鮎川義介が公開持株会社・日本産業を設立。親族の企業を傘下に入れ、1937年には三井、三菱に次ぐ、国内3位の財閥になる。日立製作所、日産自動車、日本鉱業、日産生命保険、日本水産、ニチレイ、日立造船、日本コロンビア、損保ジャパンなど。戦後1962年に社長会「春光会(春光会館で実施)」を結成。銀行がなく、日産・日立グループとして企業集団を形成するまでには至らなかった。芙蓉グールプや三和グループ、一歓グループに参加した。日産を社名とする企業の低迷が続き、「春光グループ(日立、日産など)」と称している。

 

リフレーション(Reflation)<通貨の再膨張>

デフレから脱却するため、お金の量を増やして、インフレまで行かないが、安定的なインフレ(年率2-3%程度)を、目指す政策。金融政策(インフレターゲット+国債買入れ)により、需要を創出し、景気回復を図ろうとする政策。デフレから脱却したら、インフレターゲットに移行する。マネーストックを大幅増加する。

アベノミクスはリフレ政策である。日銀の金融政策はインフレ目標政策、量的緩和である。戦前の高橋財政もリフレ政策で、昭和恐慌脱出のため、金本位制離脱、日銀国債引受けをおこなった。黒田日銀総裁のゼロ金利政策も、人々の期待インフレ率が高まる事を目指しているリフレ政策である。

 

 

ワールド・デフレと独裁者増加

ワールド・デフレによる格差拡大により、社会に余裕がなくなり、世界的に独裁者が増加している。BRICsの低迷とデフレによる先進国労働者の格差拡大により、特に中近東・ロシア・中国に独裁者が増加する傾向になってきた。テロも増え、治安が悪化している。

1.東洋

中国の習近平総書記、北朝鮮金正恩委員長、韓国朴大統領、日本民主的安倍首相、東南アジア・ASEAN、オセアニアのオーストラリア、南アジアのインド・民主的ナレンドラ・モディ首相、パキスタン・フセイン大統領

2.中近東・ロシア

イラン・ハサン・ロウハーニー大統領、サウジアラビア・サウード国王、トルコ・エルドアン大統領の独裁化、ロシア・プーチン大統領の独裁化

3.ヨーロッパ

EU・ドイツ・メルケル首相、フランス・オランド大統領、イギリスのEU離脱

4.アフリカ  

エジプト、ナイジェリア、南アフリカ

5.アメリカ

USAオバマ大統領、ブラジル・ルセフ大統領

世界的にデフレで、格差が拡大し、お金を使える人が少なくなっているのだ。

 

 

中国のSDR(Special Drawing Right)加入とAIIB(アジアインフラ投資銀行)立上げ

SDR(IMFの特別引出し権利、擬似通貨)

2016年10月よりアメリカドル(40%)、ユーロ(30%)、中国元(10%)、日本円(8%)、イギリスポンド(8%)の5通貨が構成通貨になる。現在1SDR=170円。「輸出額の大きさ」と「通貨の自由な取引」が構成通貨入りの判断基準。IMF加盟国はIMFから借りるとき、SDR(大抵ドル)で借りる。今年10月から、中国元がSDR構成通貨に加わる。「通貨の自由な取引」が条件になっており、中国の対応と影響が注目される。中国は元の国際通貨化と影響力増大を目指している。

AIIB(アジアインフラ投資銀行)

2016年4月中国主導のAIIBに英独仏、ロシア、オーストリア、韓国など40カ国以上が参加した。日米は参加しなかった。組織運営や融資審査体制に問題があり、資金回収に不安があるという理由であった。中国はアメリカ主導のIMF、日本主導のアジア開発銀行(最大出資国は日米、67カ国参加)とバッティングするためだ。日米の不参加により、資金調達に欠陥が出来、中国の貸し倒れリスクが高まった。中国の目的は、金融市場における主導権確保と自国の過剰な鉄等資材と労動力のはけ口だ。

 

沈黙は金  世間では、余分な事は言わない、黙る

革命家は無口、無駄口を叩かない

昔の武士は無口で、動かなかった

沈黙は金(雄弁は銀)   言わぬが花 

見ザル聞ザル言ザル   口は災いの元

イギリスのトーマス・カーライルの言葉

Speech is silver,silence is golden.

黙るべき時を知ることは、一番大事である。

余分な事は言わないで、自分の目的を定め、一直線に突っ走れ!

 

兵糧 軍資金 家屋敷 兵器

 現代に生きる我々にとっても、鎌倉武士の寄って立つところの、武装した開発私営田主が持つ、独立自由な軍事体制を、確保する必要性を強く感ずる。

兵糧は日々の食料であり、1年間の計画的な食料である。これが無いことには、生活の目途が立たないので、何としても確保する必要がある。

軍資金が無ければ、戦争が出来ない。貯蓄の必要がある。家屋敷が無ければ、日々の生活ができない。兵器とそれを使いこなす技術が無ければ、戦いができない。

我々は「兵糧 軍資金 家屋敷 兵器」を持って、生活の体制を充実させねばいけない。

 

金融資産運用は損で無駄、勤労所得中心主義しかない

何に投資したら、一番いいか?答えは「常に銀行で円預金」。

円預金  絶対戻ってくる、デフレ、通貨価値下がらない。銀行が破綻したら、1,000万円と金利しか戻らないが、事前対応できる。

日本国債  絶対戻ってくる。100%日本政府保証。個人国債買うのが少し面倒。

アメリカ国債  悪くないが、為替差損の可能性あり。

海外投資は必ず為替レートで調整が入る。新興国投資は最後はろくな事にはならない。

株式の高低差額取りは、運頼みで、手数料税金で損をする。むしろ、トヨタの配当狙いがマシ。

西欧、アメリカ、日本のストック金利生活者は成り立たない。

年金のみ生活者は「入るを計って、出ずるを制す」しかない。

結局、生きてゆくには、まじめに働いて所得を増やすしかない。例え少しでも。

デフレ期は難しいが、所得を稼ぐ方法を考えるのが、一番よい。

所得中心主義が一番である。

 

 

 

 

賢明な投資が、経済的自立を作る

 

父は小学生だった私に株式市場の動きを見ることを教え、たびたびいった。「金は木に成りはしないんだぞ」。よく働き、金を貯め、賢明な投資をしてこそ経済的に自立できるのだ、と。

 

 

ヒラリー・クリントンのプロフィール

 

ヒラリー・ローダム・クリントン。アメリカの政治家、弁護士。イリノイ州シカゴ出身。ウェルズリー大学卒業、イェール・ロー・スクール卒業。学生時代から政治に興味を持ち、共和党・民主党の党員として活動。イェール・ロー・スクールでビル・クリントンと出会い、のちに結婚。上院議員、国務長官などを務めた。

 

 

人がやらないことをやれ

 

 

人のやらぬこと、やれぬことのみをやった。(堤 康次郎)

 

堤康次郎 の経歴

 

堤康次郎、つつみ・やすじろう。西武グループの創業者。衆議院議員、第44代衆議院議員議長。海軍予備学校を卒業したのち早稲田大学政治経済学部入学。卒業後、大隈重信主宰の政治評論誌「新日本」の社長に就任。その後、様々な事業を行うも失敗。儲けよりも感謝と奉仕を主眼に置いた生活に入る。軽井沢開発を行い駿豆鉄道(現:伊豆箱根鉄道)を経営。大きな財を成す

 

 

·         儲けようと考えると儲けられない

  

  • 自分は生きている値打ちのない人間だとまで思った。思い悩んだ末に考え付いたのが「儲けようと考えたのがいけない」ということだった。自分は儲けなくてもいいから、この世のために少しでもできるだけのことをしようという奉仕の心だった。【覚書き|様々な商売に手を出すも、ことごとく失敗したのちの発言】 (堤康次郎)

 

 

成功への道は、上手くいっていることに目を向けよ

 

成功への道を開く絶好の方法は努力と勤勉さ、

そして上手くいかないことより上手くいっていることに目を向けることに尽きる。

 

 

ドナルド・トランプ の経歴

 

ドナルド・トランプ。米国の実業家、作家、不動産ディベロッパー。ペンシルベニア大学ウォートン校ファイナンス学科卒業後、父の会社で不動産管理と投資の実務を経験。その後、不動産ブームに乗りオフィスビル開発、カジノ、ホテルの運営などで財を成す。トランプタワー、トランプタージマハル、トランプマリーナなど建物に自らの名をつけることでも有名。幾度かの破産を経験しつつも毎回復活する立志伝中の実業家。

 

 

嫉妬への3つの対処法

 

1.   出る杭は打たれるもの。出すぎて、抜けてしまえ。

 

2.   嫉妬する人を自分に取り込め。

 

3.   放っておけ。

 

(小池 百合子)

 

 

池百合子 の経歴

 

小池百合子、こいけ・ゆりこ。日本の政治家、ニュースキャスター。東京都知事。関西学院大学社会学部中退、カイロ大学文学部社会学科を首席で卒業。アラビア語通訳、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」初代メインキャスターなどを経て、自由民主党所属議員として衆議院に当選。環境大臣、防衛大臣、自由民主党総務会長などを務めた。東京都知事選に出馬し当選。

 

 

 

お金の科学

ジェームズ・スキナー著 1964年アメリカ生まれ。現在シンガポール在住。経営コンサルタント、セミナー講師、作家。早稲田大学で国際ビジネス論を学び、世界最年少のアメリカ合衆国外交官、NEC、日本経済生産性本部、財務広報コピーライター、起業家、アメリカ最大級の研修会社フランクリン・コヴィー社の日本支社長などを歴任。

スキナーの「お金の科学」という本を徹底的に勉強してみようと思う。

このホームページの「人生の言葉」で一章一ステップごとに消化しまとめてみる。

第一章は「お金はルールに従い動く。」「ルールどおりに行動すれば、だれでも、お金持ちになれる。」

そのルールは第2章以下で語る。

第2章は「お金持ちマインドー引き寄せの法則」で第1ステップは「貧乏な現状の行動とは、違う行動を取れ。当然、安心領域から離れ、恐れ・不安の感情に取り付かれる。しかし、不安を感じることに、安心せよ!恐れをいだくな!勇気を持て!リスクのない人生を送ろうとすることは、現状維持を選択することになり、むしろ、リスクが大きくなる。

人生は選択だ。精一杯やるか、最低限の努力で、諦めてしまうのかの選択である。無限の可能性の中で生きるかどうかだ。」

はい。「第1ステップはチャレンジ=Challenge、カレッジ=勇気=Courage」

が必要だ。

第2ステップ以降は上記項目「人生の言葉」から、ご覧ください。

 

 

 

 

お金の科学 第2ステップ=感謝、Thanks

お金の科学=ルールの第1ステップは「挑戦、challenge、勇気、courage」でした。恐れずに挑戦する。世の中は自由だ。

第2ステップは「感謝、Thanks」です。

これから与えられようとしているものは、すでに世の中に与えられている。それは、自分の掌中に所有される。感謝しよう。

成功はひとりで手に入れるられるものではない。すでに4つの宝を与えられている。1つは工業化された現代という時代、2つは知識時代、3つは現代の公共財産、4つ目は自由資本主義経済の時代だ。この素晴らしい宝を使って、最大最高の人生を生きることができる。

 困難にも感謝しよう。神様は時々、困難を与えて、間違った考え方や贅肉のついた体質に警告を与えてくれる。困難にも、感謝すれば、どんな課題も乗り越えられる。さらに正しい考え方、筋肉質な自分になれる。バブル時代にも、感謝しよう。豊かな物質が手に入れることができるから。

 

お金の科学 第3ステップ=既達成感=マスター・マインド

(すでに、絶対に達成していると思い込むこと)と引き寄せの法則

お金が望みなら、銀行口座に、税引き後、1億円があるのが、当然と思い込むこと。

引き寄せの法則 マスター・マインドにより、思いが現実に引き寄せる。

 

お金の科学 第4ステップ=創造、Creation

富は競争マインドではなく、創造マインドによって作られる。

Making Money!お金は作るものだ。

お金持ちになるには、新しい価値を作り出し、お金をつくらなければならない。競争マインドではなく、協力マインドによる創造が必要だ。創造力と協力が富を生み出すのだ。

結局、豊田佐吉や豊田喜一郎でないと、ゼロから金を作ることはできないのだ。創造の知恵を出し、組織・体制を作り、真面目に努力し、人々が協力することで、富を増やす事ができる。

 

お金の科学 第5ステップ=チームとコミュニケーション

すべての成功はチームによって、達成される。

そして、チームはコミュニケーション=Communicationによって、作られる。コミュニケーションの中身は、マスター・マインドによる、成功の思考だ。

チームがマスター・マインド・グループになろう!

お金持ちになる既達成感を持ち、現実を引き寄せよう!

 

 

 

第2章は引き寄せの法則でした。第3章は受け取りの法則=お金持ちの行動です。

受取は社会から、受け取らねばならない。

富は「思い」によって、引き寄せられ、「仕事」によって、受け取られる。

ステップ6は「仕事」である。

より多くを得るために、より多くを与える。

 

 

第3章 ステップ7 その分野でトップ、一流になる

主な分野

起業とビジネス、芸術、スポーツ、専門職、お金の管理、教育、宗教、政治と政策、技術とイノベーション。

 

 

 

第3章 ステップ8 仕事に就く

大きな報酬の元

金銭リスクを負う、法的リスクを負う、困難な意思決定をする、最も大切な人間関係を作る、技術とスキルがある

 

 

 

第3章 ステップ9 価値を創造する

お金とは、社会のために作り出した価値を情報化したもの。

価値創造 人のために創造する5つの価値

商品、サービス、情報、経験、感情

アイデアを出す 100円の価値、千円の価値、1万円の価値、10万円の価値、100万円の価値を作り出すアイデア・フラッシュをしよう。

そして、チャレンジ・実行しよう。

創造力を生み出す良い方法

体を動かす、温泉に入る、早朝の時間、旅、買物、博物館、画廊に行く

人の必要としているものに、アイデアを集中させよう!

 

 

 

第3章 ステップ10 富の数式 お金=価値 × 回数

お金を増やす方法

1.価値を上げる、2.売り込む相手を増やす、3.購入頻度を増やす

どんな事でもいい、今すぐ始めよう!

やっていれば、お客様が、億万長者になる方法を教えてくれる。

 

 

 

第3章 ステップ11 セールス力をつける

自分の商品を売り込まなくては、いけない。

 

 

第3章 ステップ12 マーケッティングをする

調べ、考え、方針、計画を立てる。

 

 

 

第3章 ステップ13 儲かる会社を作る

①会社の支配権を持つ

②高収益の会社にする

③固定費を最低限にする

④作る、売る、お金をもらうに会社資源を集中する

⑤お客様第1主義でやる

 

 

 

 

第3章 ステップ14 質の高い資産を持つ

不動産

金融資産 

金利の受け取りが、メイキング・マネー。

 

 

 

 

第3章 お金持ちの行動 ステップ15 常に改善する

PDCAのサイクルを回し、現状を改善してゆく

 

 

 

 

 

第4章 お金持ちの生き方

ステップ16 お金を持ち続ける

お金を使わない。最初からお金を稼ぐよりも、使わないで金持ちでいる方が簡単である。

1ドル節約することは、1ドル稼ぐことだ。

 

 

第4章 お金持ちの生き方

ステップ17 家族との付き合い

家族の福利は支える。無責任な出費は支えない。

自分が豊かになり、その資産を保全する。家族には衣食住の福利は確保し、自分で裕福になる知識・魚の採り方を伝授する。

 

 

第4章 お金持ちの生き方

ステップ18 他人を信用しない

リスクのない投資話、自分を信用してくれと言う人、税務署(正当なビジネス、綿密な記録、事前相談)、投資(実物を買う、現金・株・不動産・債権)、回数が多い投資(売り買いは数年に1回で、十分に大金持ちになれる)

 

 

 

第4章 お金持ちの生き方

ステップ19 お金を最大限に楽しむ

①借金をしない

②最低限、収入の10%を貯金する

③お金持ちになり、毎日安心して暮らせる

 

 

 

第4章 お金持ちの生き方

ステップ20 お金持ちのメリット

①いやなことは、やらない自由

②やりたい事を、やる自由

③快適な環境を確保できる

④質の高い教育と経験を得ることが出来る。

⑤縁のある人を助けることができる

 

 

 

第4章 お金持ちの生き方

ステップ21 お金を与える

金利、定期収入の一部を他人にあたえると、余得がある。与えると、もらえる。

 

 

 

第5章 あなたにも出来る

ステップ22 真の富

①健康

②時間

③人間関係

④貢献(与える) 貢献すれば、富を得る。

⑤名誉・ブランド・信用

 

 

第5章 あなたにも出来る

ステップ23 ジャスト ドウー イット!

 

チャレンジ、カレッジ、コミュニケーション、クリエイション

 

 

経営者は見られている

経営者は常に見られている。従業員からは、会社がどういう状況なのか知るために。部外者からは、その会社の状況がどういう状況にあるのか知るために。

経営者の表情、立ち居振る舞い、衣服、持ち物、車を見て、現状を判断しようとしているのだ。

経営者は、豊かさを表現しておかないといけない。会社の評価のために。常に最大限、きれいな豊かな楽しい面を見せておかねばならない。うそやハッタリではいけないが、自分の最大限の良さをアピールしていなければ、いけない。会社の評価のために。

 

士魂

一橋大剣道部の剣友会会報の名前は「士魂」である。

太平洋戦争の最後、千島列島の国境の島、占守(シュムシュ)島は、満州関東軍「戦車第十一連隊」の配置だった。「十一」という文字を縦につなげると「士」と読めることから、「士魂」部隊と呼ばれた。連隊長は池田末男大佐。8月15日、日本降伏の玉音放送の後、8月18日、ソ連軍が攻めてきた。ソ連は8月9日から不可侵条約を破って、満州に侵攻していた。士魂部隊に、第五方面軍・樋口季一郎少将より、出撃命令が下った。第2次攻撃の時、池田連隊長は、指揮官が死んだことを悟られぬよう、階級章のないシャツで、先頭に立ち、突撃した。連隊長以下96人の戦死者を出した。日本軍の死傷者が約400人だったのに対して、ソ連軍の死傷者は約3000人。全兵力の3分の1を失ったソ連軍は上陸地点付近に足止めされた。3日後に両軍の間で停戦交渉が成立した。士魂部隊は、終戦後でも闘い続け、ソ連の本土進攻を食い止め、日本国と国民を守った。池田連隊長は「白虎隊となり、玉砕をもって、民族の防波堤になる」と呼びかけ、全隊員の賛同を得て突撃し、ソ連軍を食い止めました。

満州では、たしかにソ連侵攻軍が150万人と多く、兵器も充実していたが、シベリア抑留日本兵が70万人であったことから、関東軍の負け戦の撤退における殿軍(しんがりぐん)の体制に、工夫が必要であったと感じる。戦死の可能性の高い殿払いは、苦しい。越前の朝倉義景攻めのとき、浅井長政の反乱に対する織田信長撤退戦の殿軍は、木下秀吉が受けている。豊臣秀吉の朝鮮戦争の撤退戦の殿軍は、島津義弘が受けている。徳川家康も評価した。島津義弘は関が原の戦いでの撤退戦で、寡兵で正面突破作戦を成功させている。これらは島津家の軍事能力・精神に、幕末まで影響を与えた。

江戸中期の佐賀藩の「葉隠」に「武士道とは、死ぬことと見つけたり」とあるが、新渡戸稲造は「死ななければならない時、死ねる勇気を持つことが、武士である」と説明している。

 

四柱・渡世会結成

 

1柱 1日1楽

2柱 気楽来福

3柱 考案産金

4柱 節食運動

 

 

雅号 徹斎

私の雅号を徹斎(てっさい)にしようと思う

雅号=文人、画家などが、本名以外につける別名

徹斎=斎に徹する

斎=諸事、慎むこと。正午を過ぎて食事をしないこと。仏事の食事(穀物・野菜・豆・汁の精進料理、ベジタリアン料理)。雅号などにつける語。

 

中国農民工の日給300円

(CBC報道特集ー中国経済の光と影)

中国の深圳からのレポートだった。35歳の健康で仕事暦のある農民工男性の日給が300円だった。日本は苦しい。日本の日給は、900円だから3倍ある。競争力に差がある。月給にすると、中国稼動30日で9万円、日本20日で18万円で、中国月給は日本の2分の1だ。激しい戦いだ。日本は今後もデフレ(物価のスプライラル・ダウン)と闘わなくてはならない。建設・運送などの人手不足は続く。

香港の隣の深圳のGDPは40兆円で、昨年香港を抜いた。40年前にスタートした世界最速発展の技術都市といわれている。ドローンの世界市場5,000億円の、シェア7割を占めるDJIの本社(6,000人)がある。2009年10年前はじめてドローン1号機をリリースした。30歳以下の高学歴の若い社員が、ドローンの新製品・新市場開発を目指して必死に生きていた。

いづれにせよ、中国との激しい生存競争は続き、終わらない。

 

得する生活

(得する生活 橘玲)

お金本で、私の好きな作家・橘玲の本である。

1.貨幣 現在では、銀行の預金通帳に打ち出された電子データが貨幣だと信じられている。

2.金持ちと貧乏には経済学的な理由がある 人的資本(ヒューマン・キャピタル)論でベッカー教授はノーベル経済学賞を受賞した。教育によって知識・技術を獲得すれば、労働生産性を高め、賃金を上昇させる。医師・法律家・コンピュータ技術者の給与が高いのは、大きな人的資本(ヒューマン・キャピタル)を持っているからだ。ベッカー教授によれば、人的資本は、教育・技能・知識・健康で、近代経済国家の富の75%を占める。人的資本の蓄積は経済的成功をもたらし、成功者はお互いに信頼しあうことで、「関係資本(ソーシャル・ネットワーク・キャピタル)」を築き、より多くの収益機会を手に入れてゆく。信頼を失った者は、誰からも相手にされず、人的資本(ヒューマン・キャピタル)も関係資本(ソーシャル・ネットワーク・キャピタル)もやせ細り、ますます貧乏になってゆく。40歳を過ぎて、金も地位も家族もなければ、社会的信用を得るのは難しい。これが、私達の社会の身も蓋もない現実である。

3.現金は匿名の決済手段 決済で現金が多用されるのは、売り手側にプライバシー情報を提供したくないと考えているからである。銀行送金やクレジットカードは、決済の匿名性はないが、安全な決済方法であるので使われる。

4.保険は損することに意味のある宝くじ 生命保険加入者は、自分が生きて保険料が無駄になること望んでいる。

5.不動産とプライバシー 不動産は、預貯金や株式と同じ資産である。預貯金や株式は、プライバシー情報として保護されている。不動産は、所有の事実を、登記というかたちで、国家に報告し、第三者に開示している。国が権利を保護してくれる。その代償として、プライバシーがない。不動産は所有するだけで、固定資産税が課税される資産である。不動産に投資することは、国・自治体に余分に税金を納めるということである。

6.マンションは、高額な管理費に注意しなくてはいけない。

7.不動産のオークションである競売市場で、個人が有利な取引をすることは、極めて難しい。 不動産業者は、落札した物件をリフォームし、利益を乗せて、不動産市場で売却する。ほぼ相場どおりに落札価格が決まってゆく。競争相手が多く、競売は、プロにとっても、旨味のあるものではなくなってきた。個人投資家は直近の売買価格を知らない為、あてずっぽうになり、損をする。不動産は競売を利用するよりも、業者を通じて、売主と値引き交渉した方が、有利な条件で入手できるというのが、プロの間では、常識になっている。

8・リゾートマンションの値下がりは、やはり管理費にある。

9.人生を豊かに生きるのに、カネはさほど重要ではない。 ヒトは一匹の動物として生まれ、成長し,、老い、死んでゆく。有限な時間の中で、自らの人的資本を最大限に活かし、より多くの効用を獲得しようと生きている。カネはそのための手段にすぎない。カネに比例して、幸福が増えるわけではない。ヘーゲルによれば、生きる目的は、他者の承認を得ること(名誉・尊敬・愛情)にある。

 

インフラ無くして発展なし

(売国経済 渡邉哲也)

途上国はなぜ発展できないのか?一方、日本は第2次大戦で敗戦しても、先進国であり続けた。その理由は、長い歴史の中で作られた社会インフラがあるおかげです。生活インフラがないところには、文化文明は発達せず、教育環境も発達しません。国富の75%はヒューマン・キャピタル(キャピタル=生産手段)とソーシャル・ネットワーク・キャピタルである。しかし、この人的資本を作るには、インフラ=経済の基盤となる施設・制度がないと、育たないのだ。インフラは政府によって整備される。国富の残る25%はインフラなのだ。インフラ施設=電気ガス水道のエネルギー施設、鉄道バス道路港湾空港の輸送施設、電信電話の情報通信施設、学校図書館病院公園スポーツクラブの教育厚生施設、市役所裁判所警察自衛隊の役所施設、スーパー商店街本屋飲食店の衣食住生活施設、およびインフラ制度=憲法・法律の法制度、郵便局銀行証券会社の金融通信制度である。このような社会生活の基盤となるインフラが、徒歩範囲にあって、はじめてヒューマンキャピタル、ソーシャルネットワークキャピタルが発展するのだ。

個人の家にも、このミニ・生活インフラ施設・制度を整備して、生活効率をアップさせ、個人をキャピタル=生産手段として発展させねばならない。資本=キャピタル=生産手段として、法人・会社組織をつくり、発展してゆかねばならない。

 

人間はなぜ死ぬのか?

(人間はどうして死んでゆくのか 米山公啓、その他パソコン情報)

結論は、死ぬ生物ー人間が生き残った(死なない生物は高等化できなかった)。そして、言語で知識を継承する人間の知恵が、人間を最強の生き残り生物にした。

1.生命の誕生

①地球の誕生 46億年前

②生命の誕生 38億年前 最初は、単細胞。アミノ酸,、核酸塩基、糖などの有機物でできた。

③光合成でチアノバクテリアが自分で、水と二酸化炭素から糖などの有機物を作り出せるようになった。 35億年前

 そして、酸素を排出した。酸素を利用して呼吸する微生物が誕生した。

④15億年前 核を持つ真核生物が誕生した。

⑤10億年前 多細胞生物が誕生した。

⑥5億年前 紫外線が生物の障害になっており、さえぎるため、海の中に住んでいたが、酸素が増えて、上空30km前後にオゾン層が出来手、紫外線が吸収されることにより、生物は陸上で生きてゆけるようになった。最初は、植物が上陸した。

⑦4億年前 脊椎動物が誕生した。

⑧2億年前 恐竜が誕生したが、6500万年前に絶滅した。

⑨650万年前 人類が誕生した。

人間は、地球の激烈な環境変化に適応するため、有性生殖に進化することで、新しい多様な遺伝子ができ、古い遺伝子が死に、世代交代することで、生き延びてきたのだ。さらに、知識の伝達という方法で、環境変化への抵抗力をつけた。

2.人間はなぜ、どうやって死ぬのか。

①単細胞生物は不老不死である。一方、人間は60兆の細胞から出来ている多細胞生物である。多細胞生物のほうが、生き残るのに有利であった。多細胞生物は、古い細胞をコピーして新しい細胞に置き換えている。これを遺伝子がコントロールしている。ところが、年をとると、新たに細胞を作り出す力が弱くなり、古い細胞が多くなり、老化が進む。また、新しい細胞を何度も繰り返して作る時、年をとるとコピー失敗が多くなる。出来の悪い細胞が体の働きを悪くして、最後に死ぬ。

②人間の細胞は、約50回の分裂が終わると、それ以上分裂しなくなる。自然に死んでしまう(アポトーシス)。人間の細胞は、死のプログラムが働くようになっているのです。

③人間は多様性のある遺伝子の継承という使命を負った生命の器といえます。つまり、死は新しい生を生み出す方法なのです。

3.死に方

人間の死は、最後に免疫抵抗力がなくなり、複合原因によって、死にます。しかし、統計上は、主因と思われるもの1つを上げて死因としています。最後は、人間の死は、老化死プログラムされているのが原因です。

①死は、心臓も、呼吸も止まり、冷たくなり、動かない心臓死が、見た目でわかる誰でも受け入れる死です。

②病気の原因は、細菌による感染症(肺炎など)、ウイルスと免疫との闘い(肝臓ガンなど)、異常な遺伝子の作成(ガンなど)が主な原因です。

③メインの死因(実際は複合死)1)ガン30%、2)心疾患15%、3)脳血管疾患15%、4)肺炎9%、5)事故死4%6)自殺3%、7)老衰2%、8)腎不全2%、9)肝疾患2%、10)糖尿病2%

 

 

地獄の沙汰も金次第=示談

裁判は有罪と決まると大変な事になる。

「地獄の沙汰も金次第」ということわざは、示談の重要性を示している。

無実なら別だが、ちょっとでも疑われる事案、例えば、セクハラなどの場合、何が何でも、かなり金がかかろうとも、事前に示談に持ち込まなければいけない。なぜなら、万一にも有罪になると、大変な社会的信用が失われるからだ。公的な裁判結果の信用は元に戻らないのだ。そのことを考えると、お金など大した事ではないのだ。

それから、裁判に関することで、重要な言葉がある。「記憶にない」という言葉だ。裁判は、自分に不利なことを、わざわざ、言い出さなくても良いという決まりになっている。問題の有り無しとその内容について、自分から言い出して、議論にする必要はないのだ。

 

将進酒 

(唐詩 李白  唐詩といえば、李白だろう)

君不見黄河之水天上來
奔流到海不復回
君不見高堂明鏡悲白髮
朝如青絲暮成雪
人生得意須盡歡
莫使金尊空對月
天生我材必有用
千金散盡還復來
烹羊宰牛且爲樂
會須一飮三百杯

 

将進酒  李白
君見ずや黄河の水 天上より來たるを
奔流海に到りて 復た(ひたたび)回(かえ)らず
君見ずや高堂(に住む老人)の明鏡に 白髮を悲しむを
朝には青絲の如きも 暮には雪と成る
人生は得意になり 須(すべか)らく(ぜひとも)歡(かん)を盡(つ)くすべし
金を尊して(大事にして) 空しく月に對せしむる莫(なか)れ
天 我が材を生ずる用 必ず有り
千金は散じ盡くせば 還(ま)た復(ま)た來たらん
羊を烹(に)牛を 宰(ほふ)りて 且(かつまた) 樂しみを爲さん
會(かなら)ず須(すべか)らく(ぜひとも) 一飮三百杯なるべし

 

人生100年時代に突入

(百歳人生を生きるヒント、白秋期 五木寛之)

人間の寿命は科学と医学の進歩によって、100歳時代に突入した。国連の推計によると、日本で2007年に生まれた赤ちゃんの半分は107歳以上生きると予測された。私の孫たちはすべてこの対象になる。2018年日本人の100歳人口は7万人である。実際わたしの団地で、102歳のおばあさんが五体満足で毎日散歩している。2025年には日本人の3分の1が、65歳以上になる。人類は、以前人生50年以下であった。人生100年になったということは、人類史の革命的な大転換が起きたということだ。従来の政治、経済、哲学、文学、芸術すべての前提が変わったということだ。

人生を4期に分けることは、従来から自然な区切りである。人生100年時代の区切りはこうなろう。0歳から30歳までの30年間が学生期(青春)、30歳から60歳までの30年間が家住期(朱夏)、60歳から85歳までの25年間が林住期(白秋)、85歳から110歳までの25年間が遊行期(玄冬)である。白秋期、玄冬期を10年区切りにすると、60代は再起動期、70代、80代は老人ではない黄金期、90代、100代は老人期のスタート、内的静的楽しみに浸る。

人生の目的は生きることである。生きているだけで価値がある。

白秋期、玄冬期の養生の基本

①呼吸法

本川達雄「ゾウの時間、ネズミの時間」によると、ほ乳類すべては、5億回の呼吸、20億回の心拍数、息を吸って吐く1呼吸の間に心臓は4回打つ。長生きのゾウも短命のネズミも人間も同じである。すなわち、長生きするには、ゆっくり呼吸し心拍数も少なくすることである。ヨガ、座禅、絵描きなど、どれもみなゆっくり呼吸をする。

②食事量法

青春期は腹十分、家住期は腹八分、白秋期は腹六分(1日軽食1回、通常食1回)、玄冬期は腹4分。

③こころ3K(経済、健康、孤独)の克服。

経済はお金のコントロール。年金を準備して自立する。生涯現役。お金を使わない日常生活。たまには、浪費で人間であることを実感する。

健康は先の呼吸法、食事量法。寝室寝具寝方の充実。十分に快適に寝る。特に冬は暖かく寝る。睡眠時無呼吸症の人は横向きに寝る。喉が圧迫されない。誤嚥やぎっくり腰対策は、今からやるぞと意識してする。下痢と風邪は体の大掃除。年に2回くらいは体のバランスを取り戻すには有効である。足の手もみや歯磨きの励行。トイレと風呂を大切に。

孤独の克服。群れと孤独の関係は、本当の仙人は市に住む。歌を聞き、本を読み、テレビ番組を楽しむ。

 

生活・貯金・投資の定石

私は経験派である。私は今72歳で、12年の干支を6回経験している。12歳までは成長期である。24歳までは学生期である。24歳から72歳までの48年間は家庭・社会生活の約50年間である。72歳からは老人期である。衰える肉体をうまくコントロールして、快適に生きなければならない。2020年の今年はコロナショックで、冷静に生活・貯金・投資の定石が見えてきた。

1.生活 社会生活は厳しいものである。真面目でないとうまく生きられない。「稼ぐ に追いつく貧乏なし」のとおり、働いて得るお金、たとえ月10万円でも、年120万円になる。これを投資で得ることは難しい。やはり、サラリーマンなら、正社員で大企業に40年間働くのが良い。自営業なら友人の中島みたいに必死に修羅の道で生き抜くしかない。後は公務員だ。

2.貯蓄 生活には、毎月の生活費が必要である。そして万一の予備費として、貯金も必要である。金額は500万円くらい。銀行預金それもキャッシュで。「キャッシュ・イズ・キング」である。10年に1度のバブル崩壊(1990年バブル崩壊、1998年金融崩壊、2008年リーマンショック、2020年コロナショック)があると投資信託などは動かせなくなるからだ。貯金の仕方は天引き貯金で年月をかけるしかない。

3.住居 戦後のインフレ時代が過ぎたので、借り屋でいい。終の住処は、親の遺産・住居でよい。

4.投資 投資信託と株式がある。不動産は自営業で会社名義で。預金が500万円を超えたら、投資もいい。だが、投資で儲けるのは難しい。最終利益確定で現金化をしないと、損得が判明しない。2つの戦略がある。

①フェデリティ等のアメリカ企業の債券・株・不動産の3資産のバランス投信を、1~2%の配当目的で、長期保有する戦略。国内定期預金より利子がいい。債券、株、不動産及び新興国などの個別投信は、リスクが大きすぎる。

②8~10年に一回起こる世界バブル崩壊・暴落に対応した売買、資本原資を3割程度増やす売買差益戦略。暴落時に投信や株式を買い、戻り値のバブル時に売る。儲けが出ている時に売るのは心理的に難しいが、損する大きさを考えると、現金確定利益を得る方がいい。そして、暴落を待つ。安く買って、高く売る商売だ。

5.健康 72歳以降の老人になると、肉体機能が自然に衰えてくる。腹8分目のバランスのよい食事と体操・ウオーキングなどの運動を継続しないと、快適健康生活が維持できない。海外旅行・肉食・酒ワインの若い時代の楽しみは去り、静かな日々の楽しみの時代にになる。

 

 

モー4周年記念日

有限会社モークリエイションが事業内容の変更(2016年6月1日、登記は6月8日)をして、本格活動をし始めてから、昨日6月1日で4周年になる。2016年1月から、このブログを書き始めて、2016年1月20日の<雪が降りました。夢を追う>で、「私も夢を追う時代に戻りたいと思いました」と書いている。そして、ウォルト・ディズニーの夢をかなえる秘訣は、①好奇心②自信③勇気④継続であると言います。私もあと20年、最後の夢に没頭して、夢をかなえる冒険物語をやってみたいと思います。初心忘れず。忍耐は力なり。

 

経営者とは

(稲盛和夫 PRESIDENT)

①「値決めは経営だ」。利益を出し続けなければならない。

②動機善なり。世の中の役に立つ。だから、この金額で売る。

③「今後どうなるか?」と聞かれたら、間髪を入れずに「こうなる!」と答えられるのが、経営者である。

④経営の大成功は天の与える「試練」である。天はその人を試している。成功した結果、「地位におごり、名声に酔い、財におぼれ、努力を怠る」か、成功を糧に、「さらに高い目標を掲げ、謙虚に努力を積み重ねていく」かによって、その後の人生は、天地の差がつく。

 

石原慎太郎の老境

(石原慎太郎 PRESIDENT)

石原慎太郎は1932年生まれ、88歳である。8年前、80歳のとき、脳梗塞で入院した。早期発見のため、左腕の麻痺があったが、歩くこともできた。この病は、巨大な喪失感をもたらした。大病をすると、己の死期が近かづいていることを、嫌でも自覚する。すると、ものの見方や考え方も変化する。人生には限りがある。生きている時間が愛おしくなる。この世への未練は尽きない。とはいえ、肉体の限界がある。それを、我慢するのも、ひとつの生き甲斐と言える。私は、あくまでも、その時その時の自分の人生を、謳歌するという考え方があるだけある。

死を身近に意識し、死を考える。人間が死ぬと、意識が消滅するのだから、何も知覚出来なくなる。死んだら何も知覚出来ず、意識が無くなる。それを虚無と言い、宇宙空間のような虚無は実在する。私が心の拠りどころとするものに、釈迦が考えた認識をまとめたお経・仏典の、法華経がある。法華経には多くの知恵が詰まっており、実践的な哲学として、釈迦に接することができる。釈迦自身は来世などというものを説いていない。今をどうやって生きるかという事をこそ説いているのである。

 

 

 

生活の基盤は自助と家族助け合いのみ

(下流老人 藤田孝典、家族難民 山田昌弘)

日本人の生活の基盤は、自助と家族助け合いのみである。生活保護受給要件は、病気などで自助が出来ない人であり、かつ、家族のない人のみが対象となる。

国が定める健康で文化的な最低限度の生活=生活保護レベルとは、①収入が13万円/月程度。生活保護基準の生活扶助費8万円と住宅扶助費5万円、計13万円、年額150万円。これに医療・介護保険代、所得・住民税が必要。この額は相対的貧困=中央値の半分に満たない所得、全世帯の2割程度がこの貧困状態にある。②貯蓄がない。これも2割程度いる。日本の1ヵ月の生活費は、家計調査によると、2人暮らしで27万円。この額に不足する収入の人は、貯金を崩すしかない。突然の事故、病気、トラブルへの対応も困難である。③頼れる家族がいない。生活に困ったときに、家族がいないとセーフティネットがない。この状態になったら、昔ながらの姥捨て山=阿弥陀如来を念じながら、飢えと寒さの中で病気で死んでゆくしかない。実際、現代の餓死者孤独死は多い。

現在の日本はこの20年で、大量のアンダークラス(下層階級)=非正規労働者が生まれた。全労働者5700万人の4割、2200万人。平均給与175万円(正規は500万円)。退職金・賞与なし。年収400万円以下は老人になった時、下流老人になる。月生活費収入が13万円から15万円以下(厚生年金でなく国民年金、または少額の厚生年金)、何歳になっても、死ぬまで働く、健康保険代・窓口負担代がなく医療難民、住宅がない、貯金は500万円以下またはほとんどない状態になる。

結論は、自助努力と家族助け合いが、本当に必要な時代になったということだ。

 

老人が病気にならない食べ方・生き方

(50歳からの病気にならない食べ方・生き方 石原結實)

1.免疫力(白血球)を高める→腹八分と高体温

免疫力とは病気を免れる力をいい、血液の中で自由に動き回っている白血球の力である。白血球は血液の中に栄養素があるときは、それを食べる。一方、空腹で栄養素が少ない時は、ばい菌やがん細胞を食べる。白血球は暖かいところでは活発化する。体が温まると免疫力が上がる。野生の動物は、病気やけがをすると①熱を出す②エサを食べない、で何万年も治してきた。病気を防ぐ治す方法は①食べ過ぎない=腹八分目②体を温める=ウオーキングをして、下半身に発熱機関の筋肉をつけるの2点に集約される。

2.老人の食べ方=腹八分目

歯の形に合った食事にする。人間の歯は①前歯8本25%=野菜果実用②犬歯4本15%=肉用③臼歯20本60%=穀物用。このとうりの比率で食べるのが、健康に良い。そして、白血球を活性化し免疫力を増すように、腹八分目がいい。十分食べると、血液が胃腸に集まり、脳や体の血流が少なくなり、眠気の襲われ、体がだるくなる。塩は体を温め、水分は体を冷やす。適量がいい。人間の体は、冷えすぎると水分を捨て、体を温める。寝冷え→下痢、かぜ→鼻水、夜間冷える→頻尿。

3.老人の生き方→ウオーキングで下半身の筋肉をつけ、血流・白血球を増し、免疫力を強化する

筋肉こそ健康の源、老化は下半身の衰えから始まる。筋肉は体重の45%、全筋肉の70%以上が下半身(でん部尻筋、太もも筋肉)にある。熱の40%が筋肉から発生している。筋肉は人体最大の発熱機関。体温が1℃下がると、免疫力は30%低下する。体重を支えていた足、腰、尻の筋肉が、支えきれなくなると、腰痛や膝関節症になる。下半身の筋肉量低下は、下半身の血流低下。膀胱、陰茎、前立腺への血流が少なくなり、血液不足、白血球不足で、病気が発生する。老人になると、下半身の血液は行き場がなくなり、上半身に移動して、脳に溢れ、脳梗塞になる。高血圧も心筋梗塞もそうだ。下半身の筋肉が少ないと、筋肉が十分に糖を消化できず、高血糖状態を招き、糖尿病になる。下半身の筋肉を強化するには、ウオーキングが一番手軽でいい。歩く平均スピードは1分間80m。これより遅いと転倒の確率が4倍になる。下半身筋肉を動かさずして、老人の健康なし。

 

和して同ぜず。共生文明の日本

(世界をあっと言わせた日本人 黄文雄)

サムエル・ハンチントンは、「文明の衝突」で、世界8大文明を言っています。西欧、東欧正教、ラテンアメリカ、ヒンズー民族階級、アフリカ、イスラム、中華、日本です。中華は華夷の別があり、夷は華の同化の対象になる。孫文も清帝国の遺産を継承するため、五族共和=満、蒙、漢、回(ウイグル)、蔵(チベット)の大中華主義に転向した。しかし、これは、少数民族の中華への同化政策に他ならなかった。

日本は聖徳太子の「和を以て貴しとなす」をはじめ、民族の呼称も「大和」です。その思想は共生です。和の思想は山紫水明の日本の風土から生まれたものです。それは、絶対的イデオロギーへの同化より、多面的な価値を許す共存共栄を願う精神です。1個人の思いやりが和の社会を作り、さらに外来の思想や文化をも受け入れる、神仏習合に象徴される共生の文明を作り出したのです。

 

国際社会の一員が日本の道

(これまでの百年これからの百年 長谷川慶太郎)

これまでの百年は、江戸末期、明治の近代文明を吸収し「国際社会の一員」を目指した日露戦争までと、アジアに植民地拡大を求め孤立化した軍国国粋主義の第2次世界大戦敗戦までと、敗戦後高度成長1990年バブル頂点までと、ソ連崩壊後グローバル時代での低成長時代までの4区間に分かれる。百年間の現在の日本の遺産は、敗戦による「差別のない平等社会志向」と核兵器をアメリカに依存した「軽武装国家」(軍事力はアメリカ、ロシア、中国、インドに次いで5位)になり、民間技術研究開発投資をし、輸出大国になり、「貯蓄大国・資金供給大国」になったことである。これからの百年・21世紀は核の均衡の下で、「平和と安定とデフレの時代」になる。これからの百年で日本が志向する方向は、孤立化路線を避け「国際社会の一員」の地位を占め、核を背景とした日米安保条約のもと、ドル基軸通貨体制の下に、日米経済を中心に(2020年GDP米25%、日6%、中国16%、独5%、インド、英、仏3%、伊2%)、「経済成長が出来るか」どうかを第1判断基準に生きるしかない。「共産党の一党独裁体制」と「第2次大戦後の領土拡張政策」は「平和と安定とデフレの時代」には存在しえない。今後、隣国の混乱状態に対しては、中国のような大国には、世界戦争を覚悟せねばならないので、自衛力だけは保持して、「ただ黙って関与せず、事態を静観する姿勢」を守ることが基本方針になる。ただし、「国際社会の一員としての共同行動」は当然必要になる。

 

高速7割仕事術

ドラゴンボールの7割の力での「かめはめ波」、これは人間がエネルギーを出し切り戦いに負けることを避ける戦法だ。「高速」仕事術は1サイクルを短くすることによる、判断ミスを最小にする戦術だ。老境に入ってきて、体力・知力の縮小が明確になった今、仕事は高速・7割で実行する。最小の力で最大の結果を引き出す戦術だ。常に最速で反省し、最新・最強・最コスパの判断・技術・機械を採用することが、老人の戦いに勝つ戦法だ。

 

老人は疲れてはいけない

70歳を過ぎた老人は疲れてはいけない。若い頃では疲れると、各自のキャパシティが上がり能力が増強される。しかし、老人になるとキャパシティは低下傾向にあるので、疲れは体力減少につながり、病気の原因になる。疲れる仕事をしたら、機械化などでその仕事を改善・改良しなければいけない。そうしないと、その老人は病気になり、関係者全員が不幸になる。

 

現実を視よ

(現実を視よ ファーストリテイリング会長社長 柳井正 2012年10月)

柳井正はすごい。真実だ。実行しなけりゃ死ぬ。

1.成長しないと即死する

・1992年から20年後の炭鉱宇部市と上海との差

・企業は止まったら一瞬で時代から取り残され、衰弱して死ぬ。

・貧困は夢と希望を奪う

2.いまやアジア(中国、東南アジア)はゴールドラッシュ

・重要なのは、職人気質ではなく、商人気質

・ウィナー・テイクス・オール

3.資本主義の精神

・燃えるような情熱

・顧客にすばらしい価値を提供し、社会をもっと住みやすい世界に変える

・ホリエモンは虚業だから、資本主義の精神とは違う

・儲けない限り、稼がない限り、人生を楽しまない限り、成長はない

4.競争に勝てる人材

・挑戦して失敗し、そこで色々なことを学び、再び挑戦する、これが成長のサイクル

・人より多く失敗すればするほど、より早く成長する

・正常であれば、必ず成長する

・志を持って生きよ

5.現実を穴の開くほど直視せよ

・起こっていることは、すべて正しい

・需要はあるものではなく、作り出すものである

・売れる商品は世界中どこでも売れる

・優れた技術、情報、人材を求めて、フットワークが軽くないと、変化の速いグローバル・マーケットで、勝ち続けてゆくことはできない

・日本は何もない国、一生懸命商売して稼ぐ以外に生きてゆく道はない

・日本政府は大増税と公共サービスのカットで暗くなる。コストカット、IT化、合理化をするしか道はない

 

 

人生を楽しめ

先回のブログで柳井正さんの「稼がない限り、人生を楽しまない限り、成長はない」の言葉で、人生を楽しむことと成長の関係が、今一つピンと来なかった。成長の大きな部分は新技術であると思う。人生を楽しむこととは、人類がより快適な生活を楽しむことを意味する。すなわち、人生を楽しめば、より快適な技術が人間生活に普及することだ。人生を楽しむことは、個人のエゴではなく、人類の進歩に寄与することになる。

人生を楽しむ事とは何か。飲み打つ買うドラッグは健康に悪い。衣食住情報技術の分野で新技術の快適性を楽しむことになると思う。最新の機能的衣服、最新の便利でおいしい食事・形式、最新の温かい機能的な住宅・庭、最新のIT・書物・映像・旅行、最新の医療技術・移動手段など。個人としても、このような最新の技術を、積極的に楽しむ生活態度が、個人のエゴでなく、人類の進歩・成長のために、推奨されることだと理解した。

 

老後人生のお金と楽しみ

(お金持ち気分で老後を 邱永漢)

人生とは生きている時間の事である。人生はお金と健康である。二つが揃わなければ、だめで、どちらが欠けても、メシは食えなくなる。楽しみも無くなる。

1.お金

お金は仕事から生まれてくる。後は資産(①不動産②株③現金)として貯めて、それを使う。

2.老後人生の楽しみ・お金の使い方

1)ヤング・オールド(60-74歳)の人生の楽しみ

①エンターテイメント(スポーツ、映画、演劇=観劇、テレビ、ビデオ、ユーチューブ)②飲み食い③旅行④趣味(草花、収集趣味)⑤健康・美容⑥成人教養(教育、芸事、読書、ブログ)⑦観賞(見て楽しむ)・静養

2)オールド・オールド(75-90歳)の人生の楽しみ

75歳に至ってはじめて本物のオールドになる。年を取ると心身ともに衰える。活動より休養を好む。上記の楽しみの内、②飲み食い(食事)⑤健康・美容(散歩)成人教養(読書)⑦観賞・静養(自然に触れて身体的リラックス休養を取る)が楽しみの中心になる。すなわち、読書をし、ブログを書き、散歩をし、食事をして、身体的リラックス休養を取るのが、オールド・オールドの楽しみなのだ。

 

自分の人生は自分で決めよ!

(中村天風幸せを呼び込む思考 神渡良平)

勝海舟は「行蔵は我にあり」=自分の人生は自分で決めると言った。自分の人生は、他人ではなく、自分しか決められない。悔いのない人生は自分で決めるしかない。他人に決めてもらうものではない。正に真実だ。

中村天風は「感謝と歓喜の言葉を言って、日々、生きよ!」と言った。自分の思考が自分の人生を作る。積極的な心の持ち方、積極的な言動が、積極的な人生を作るのだ。感謝と歓喜の人生を作るのだ。天風は、戦前の1906年肺結核を患って、ヒマラヤヨーガ修行をして、悟りを開いた。以来、人生哲学の師となった。

ヨーガの導師カリアッパ師の言葉

「具合が悪い時、具合が悪いと言って治るか?」「具合が悪い時、具合が悪いというのは、当たり前のことだ。重要なのは、そう言った後の事だ。言葉の後に、心の中では具合が悪いと思っている。それがいけないのだ。」「理屈をべらべらとしゃべるだけで、その理屈に自分が苦しめられているのだ。」「言葉はそれほど私たちの人生を左右するのだ。言葉の威力に目覚めよ!」

 

二宮尊徳の報徳思想

(教養として知っておきたい二宮尊徳 松沢成文)

二宮尊徳の報徳思想は万物の徳(米、水、隣人等天地人のおかげ)に報いるという点で、真理として最終形で完成している。普通の人間の力では、万物の徳に報いるまで、なかなか及ばない。

1.報徳思想

①勤労②分度③積小為大④推譲 分度を守りつつ勤勉に働く。最初は小さな成果しか得られないが、それを継続し積み重ねれば、大きな成果になる。成果が生まれたら、いたずらに浪費するのではなく、それを①家族②子孫③一族のために蓄える(自譲)、④他人⑤社会のために譲る(他譲)することにより、「人間らしい幸福で平和な社会が誕生する」という思想である。推譲とは、余裕が無くても、勤労に励み分度を守り、余剰を生み出し、譲るという積極的な行為をいう。そうした道徳の普及こそ、社会繁栄の道だと考えたのである。しかも尊徳は一生をかけて実践し成功している。

2.尊徳を評価した人々 

福沢諭吉は実学重視、数理重視、独立心の尊重で評価した。内村鑑三は「代表的日本人」で5人の偉人の一人に尊徳をあげている。戦後GHQインボーデン少佐は「一人富を蓄えた人は多いが、彼の思想は民主主義の本質がある」と言っている。マーガレット・サッチャーは「人間性とは愛であり、すなわち、推譲です」と言っている。石橋湛山は「尊徳の思想は、書籍を尊ばず、天地を経文とする」と言った自由主義思想であると言っている。

3.尊徳を師と仰いだ日本資本主義の創業者

渋沢栄一は論語算盤説=商業の公益、私益は一つを唱えたが、尊徳の道徳経済一元論と相通じる。安田善次郎は尊徳の報徳記を座右の銘とした。「私が分限者になりえたのは、翁(尊徳)の分限を守りえたからだ」と言っている。砂糖王・鈴木藤次郎は、尊徳の教えが極度に実行的であったので事業に成功した。報徳の教えで社会貢献が目的であると言った。世界の真珠王・御木本幸吉も報徳思想に心酔した。豊田佐吉は、父伊吉が地元に報徳社を創立する信奉者であったので、感化された。「自分ひとりで生きてゆけない。世の中の多くの人のために、お国のためにという考えで、働いて行けば、食物も自然についてくる」といっている。息子の喜一郎も報徳社社長を務めた。松下幸之助も報徳思想の影響を受けている。ただ稼げばよいと考えるのは間違いだと説いている。土光敏夫は「尊徳先生は至誠・勤労・分度・推譲の報徳実践の道を唱えられたが、経済の論理にかなう」と言っている。稲盛和夫は入るを量りて出るを制す、ひたすら日々誠実に懸命に働くことが成功の道と言っている。

日本資本主義の創業者が尊徳を信奉する理由は、①経済を伴わない道徳は戯言であり、道徳を伴わない経済は罪悪であるという道徳経済一元論②報徳仕法の合理性③報徳の実践は単なる禁欲主義ではないこと等である。

 

昭和天皇の歴史認識

(昭和天皇の戦後日本 豊下楢彦)

昭和天皇のお言葉

1.戦争責任について

・そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしていないので、よくわかりませんから、そういう問題についてはお答えができかねます。

・原子爆弾が投下されたことに対しては遺憾には思っていますが、こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対しては気の毒であるが、やむを得ないことと私は思っています。

・鄧小平訪日に際して 我が国(日本)はお国(中国)に対して、数々の不都合なことをして長い間ご迷惑をおかけし、心から遺憾に思います。

・全斗かん韓国大統領訪日に際して 今世紀の一時期において両国の間に不幸な過去が存したことは誠に遺憾であり、再び繰り返されてはならない。

2.憲法観

・再軍備は勿論国が独立した以上、その防衛を考えるのは当然の責務であります。

・軍国主義の可能性 私はその可能性については、まったく懸念しておりません。それは憲法で禁じられているからです。

・新憲法 わが国民にとっては、勝利の結果極端なる軍国主義になるよりも、却って幸福ではないだろうか。

3.A級戦犯の靖国神社への合祀(し)

・ポツダム宣言の受諾を前提に昭和天皇にあっては、東京裁判の判決結果を厳格に受け入れるという立ち位置に徹していた。昭和天皇は、裁判の判決に基づいて処刑されたA級戦犯への対応において厳しい立場をとった。一たび有罪が確定すると一切の恩遇は不詮議なのである。

・戦争裁判の永久平和の理想追及の大きな流れを軽視し、今度の裁判の直接の反響のみを見てはならない。真剣真面目に深く自ら反省する処がなくてはならない。

・富田メモ「私は、在る時に、A級(戦犯)が合祀され、その上、松岡、白鳥(3国同盟)までもが。松平(宮司)は平和に強い考えがあったと思うのに、親の心子知らずと思っている。だから、私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」 

 

結局、軍国植民地主義の完全否定だ。

 

天皇の世界的地位と食事と退位年齢

(天皇125代の歴史 山本博文)

1.天皇の世界的地位

天皇家はバチカン(カトリック教徒)が認めた現存する唯一の皇室で、靖国参拝は教皇庁に公認されている。天皇陛下はローマ法皇と並び、世界に二人しかいない最も地位の高い人物なのだ。英国のエリザベス女王ですら天皇陛下と同席の際には上座を譲り、アメリカ大統領も天皇陛下が訪れればホワイトタイで空港まで出迎える。米大統領がこの歓迎法をとるのは天皇陛下・ローマ法王・英国君主だけだ。天皇家はその長い歴史が尊重されている。

2.天皇はどんな食事をとっているのか?

朝はトーストやオートミールなどの軽い洋食。昼食と夕食は、和食と洋食が交互に出されている。食材は余すことなく使い切る。皇族の食事は基本的に質素である。栄養のバランスと予算内での食事を考えている。天皇家の食事は、朝食、昼食、夕食と和食と洋食が交互に出され、栄養バランスがよい、質素な食事である。

 3.平成天皇の退位年齢

平成天皇(明仁)は2019年4月末に85歳で生前退位された。85歳が引退の1つのメドになると考えられる。

4.天皇家の祭祀(し)と儀礼

天皇家の1年と一生は、祭祀=祖先に感謝し、未来の安泰と繁栄を祈ることと、儀礼=冠婚葬祭の儀式である。祭祀は1月1日の新年祭、春分の日、秋分の日の先祖感謝祭、11月23日の収穫・勤労感謝祭である。儀礼は誕生祭、葬儀、天皇(業務)即位祭、天皇退位祭である。

 

 

 

論語と算盤 日本資本主義

(お金の日本史 井沢元彦)

日本資本主義の根本は、渋沢栄一の提唱した「論語と算盤」である。商工業の世界に武士道つまり倫理を確立することである。江戸時代は「朱子学の時代」=「朱子学バカの経済オンチ政権」であった。朱子学の経済面の思想は「商売とは人間のクズのやる悪事」ということだった。明治維新5ヵ条のご誓文第2条は「上下心を一にして盛んに経綸(経済活動・商売)を行うべし」とあり、貿易商業立国を目指した。商売は人間のクズがやる悪事という偏見が、商業を蔑視する朱子学の思想が、江戸時代から残っており、これを解消しないかぎり近代資本主義国家になれない。士農工商の差別を解消せねばならない。明治政府は明治2年、四民(士農工商)平等の原則を打ち立てた。

儒教は論語(孔子主義)と宋代以降の朱子学(ネオ孔子主義)がある。孔子は「商売は人間のクズのやる悪事」などと決めつけていない、それをヒステリックに叫んだのは朱子なのである。ならば儒教の根本である孔子の教えに戻ればいい。論語には商売のすすめとも受け取れる言葉がたくさんある。「恒産なくして恒心なし」だからこそ、われわれは定期収入を得られる商売をおろそかにしてはいけないと言う。渋沢は儒教孔子にことよせて、近代資本主義の道徳・倫理を確立した。渋沢は「朱子学の罪」と題する講話で、孔子は商業を悪としなかったのに、その教えをゆがめたのは朱子だと厳しく批判している。「孔子の教えを世に誤り伝えたのは、宋朝の朱子であった。孔子が貨幣富貴を卑しんだように解釈を下し、貨殖富貴を得る者を不義者にしてしまった」。渋沢栄一は日本資本主義の父と呼ばれる。

 

 不動産価格20倍(年分)の法則

(逃がせ隠せ個人資産 副島隆彦)

年間家賃×20倍(年分)=不動産売値価格

不動産売値価格は年間家賃の20倍(年分)だ。月2万円の家賃の年家賃は24万円だ。この不動産の売値価格は、2万円×12ヵ月×20倍(年分)=24×20=480万円だ。副島隆彦が、ワンルームマンション、駅前小型ビル、商業大型ビルの家賃と売値を調べた結果、これら不動産すべての売値は、概算で「月家賃×12ヵ月×20倍(年分)」であった。東京と地方の差は家賃で調整してあり、日本の年間家賃収入と不動産価格の関係は20年分なのだ。

 

老後の3大必要資金

(グレート老後 荻原博子)

人間は誰でも90歳を過ぎると死ぬ。要介護1になると、服のボタンが留められない。要介護2になると、外出できない。要介護3になると、寝たきりになる。老いは病気ではなく、死への段階だ。老いは自然なことである。

老後の3大必要資金は、①生活費②介護費③医療費である。

①生活費 住宅ローンも終わり、子供の学費も終わり、2人の年金でなんとかやっていけるかなという状況だろう。

②介護費用 介護状態の場合の必要資金は、実際のアンケートでは、今は介護保険で、かなりカバーされて、平均で550万円。2人だと1100万円位かかっている。

③医療費 今は高額医療費制度があるので、70歳以上で100万円の治療でも、支払いは5万円で済む。老後の医療費は、2人で2~300万円程度である。

以上で2人で1300万円くらい、年金をやりくりして、ざっと1000万円以上貯蓄があれば、なんとか、なりそうである。

 

2019年米国成人4割が独身

(Forbes JAPAN)

2019年米国の成人(25-54歳)4割38%が、独身・シングルアダルト(1990年、30年前、3割29%)であった。米国国勢調査でわかった。男性の収入が少ないこと(年収240万円、月収20万円)が関係している。グローバル資本主義により、国家も、企業も、個人も、生き残れる方法を考えねばならない時代になった。個人が会社を中心に人生を設計できる時代は終わってきているのだ。

2019年に一度も結婚したことがない成人は、33%=1/3で、1990年17%より倍増している。同棲は9%(1990年は4%)。

一方、日本は2030年には男性の3人に1人、女性の4人に1人が生涯未婚者と予測されている。現在は、男性25%、4人に1人、女性15%である(国立人口問題研究所)。未婚率上昇は、世界的傾向で日米欧みな同じである。

 

 

 

資産家への道

財産とは人・物・金だ。

人は道徳、情報、技術だ。

物は家族組織・会社組織・株式、不動産、機械だ。

金は勤勉、節倹、貯蓄だ。

貯蓄は日々の働き・稼ぎ、天引き貯蓄、貯蓄年月だ。

真実は単純・シンプルだ。

 

お金の教養-決定版

日本人のお金の教養ーお金の認識・考え方は、「天引き貯金をする事=努力の時間で、年月がかかる事」で、決定的に決まった。結局、二宮尊徳のお金哲学である。

1.誠実である。2.勤労する。3.一歩一歩進む。4.分度(収入以上のお金は使わない。まず、天引き貯金をする事。)5.推譲(自分と親族を豊かにする事。その後、社会も豊かにする事)

天引き貯蓄=銀行家の安田善次郎は利益の2割を天引き貯蓄した。明治初期の東大教授の本田清六は2割5分の天引き貯蓄をした。現代のサラリーマンなら、1~5%天引き貯蓄する(月給20万円なら2000円~1万円を天引き定期貯金する。1万円なら1年で12万円、4年で約50万円、40年で500万円の自分の貯金ができる。月3万円の天引き貯金なら40年で1500万円。)天引き貯金額が少なくても失望しない。貯金の安心感が得られるからである。次に自分と家族の小遣いを決めて使う。

自分と親族がお金持ちになったら、社会・国家にもお金を出す。ただし、安田善次郎は、単なる他人団体への寄付は絶対しなかった。松下幸之助は、PHP研究所と松下政経塾を作り、社会に貢献した。

個別案件への考え方 ①家は買うか借りるか。東京や都会では土地・家が高くなり過ぎた。現代は家は借りるほうがよい。親族の家の利用がベスト。②生命保険はどうするか。長期貯蓄型生命保険は生命保険会社の社員の給料に消えるのでダメだ。1年の掛け捨て保険が良い。③老後の資金はどうするか。国の厚生年金保険(老人年金)、健康保険、介護保険がいい。人件費が公務員でゼロだから。④投資、資産運用はどうするか。まず、自己、家族教育投資が1番必要。銀行、証券会社の投資信託・株式投資は手数料が高すぎて、低成長時代では損をするリスクが大きい。現金を家族1人当たり1000万円を目標に、銀行預金を持つのがいい。