個人の持ち家について
60歳から知っておくべき経済学 高橋洋一
持ち家と賃貸の判断基準は、「何も資産が無いなら賃貸の方がいい。」何も資産がないという基準は、人間毎日の健康衣食住があるわけで、銀行に1500万円位貯金があるのが望ましい。従って遊休資産は1500万円以上の金になる。1500万円位の銀行預金のない人で、支払い期間30年(60歳ー30年間=30歳)を考慮すると30歳の若者でない人は、持ち家をしない方がいい。なぜなら、持ち家は賃貸よりリスクが高いからだ。初期費用、毎月年の固定費、住宅の経年劣化、病気・退職・転職の転居リスクは意外に大きい。特に大都市(東京)は価格が高くなり過ぎた。坪500万円位する。20坪で1億円だ。豊橋は坪50万位で20坪で1000万円だ。岐阜多治見は坪15万位で70坪で1000万位、家は40坪で2000万円位だ。森永卓郎は老人になって金がない人は田舎(都会田舎)に住めば良いと言っている。