左翼メディア朝日新聞の歴史
(日本人よ強かになれ 高山正之)
米国の極東政策は、今も昔も日本再興の封じ込めだ。GHQはそのために丸腰憲法を押し付け、ワーギルド・インフォメイションプログラムを組んで、日本人の意識を、国家は国民の敵と刷り込み、常に日本人同士を敵対させ、騒乱状態に置くことを目指した。主権回復した日本は、すぐにあの馬鹿げた憲法を破棄して、再軍備をするだろう。そして2発の原爆の報復をするに違いないと恐れていた。GHQは去り際に、朝日にその政策を引き継がせ、朝日も俺は黄色いマッカサーだと有頂天になった。ただGHQは混乱は望ましいが行き過ぎて、左翼革命や民主政権崩壊を引き起こしたら、承知しないと下命していった。60年安保改定は、米軍基地はそのまま残る。仮に日本が第3国に侵されても、米国は日本を防衛する義務を定めていなかった。岸信介はそれはおかしいだろうと言い、米国は渋々ながら日本防衛の任に当たることを認めた。60年安保闘争は、米国の思う好ましい国内混乱だったが、東大ブントの活動家、樺山美智子が死んだ。下手したら革命もどきが起きる。朝日の笠論説主幹は、在京新聞社の代表を集めて、暴力デモをやめろとする共通社説を各紙に掲載するよう命じた。各紙はそれを押し頂いて掲載した。そこまで朝日に威光があったというのは錯覚だ。GHQは、朝日を廃刊処分にすると徹底的に脅した。朝日はすぐ転んで、GHQの下僕に成り下がった。GHQは朝日に目をかけた。朝日はGHQの威光を借りた。GHQは去っていったが、、朝日は依然日本に君臨した。左翼平和主義になった。60年安保の後、朝日は急速に毛沢東・中共に接近した。米国が創作した南京大虐殺報道などデマ誤報を連発した。朝日の記者は真実を報道する心根がない。ご主人様の意向に沿った嘘話を載せるのが報道だと思い込んでいる。中国懲罰や国防問題、防疫問題には関心がなく、森友学園、加計学園、桜を見る会、武漢肺炎への対応、マベノマスクなどの話で紙面を埋めている。朝日の姿勢に多くの人が気づき始めた。そして朝日は部数をどんどん落としている。