戦後日本のメディアの闇

戦後日本のメディアの闇

(嘘つきメディア・グッドバイ ケント・ギルバート)

日本のメディアは戦前は大本営発表、戦後はGHQによる検閲報道規制により、情報操作は当たり前の異常事態であった。1951年サンフランシスコ講和会議でGHQが終了したが、その政策が特に日本メディアと教育界に残ってしまった。報道しない自由、情報操作、プレスコード体質、自社仲間スポンサー利益至上主義、平気で嘘をつく体質になった。終戦直後アメリカは、二度と日本を、アメリカの脅威にしないと考えた。日本に自虐史観と軍事アレルギーをを植え付けた。アメリカは1割極左、3割リベラル(民主党、ニューヨーク)、2割中間層、3割保守(共和党、内陸田舎)、1割極右である。GHQには極左が多くいた。WGIP(ウオーギルド・インフォメーションプログラム)で愛国心、日の丸、国歌は正しくないとした。日本のメディアはGHQのプレスコード(連合国、極東軍事裁判、日本国憲法起草、検閲制度などへの批判、神国日本、軍国主義、ナショナリズム、大東亜共栄圏の言及禁止など)を、GHQが去った後も影響を受け続けた。1950年朝鮮戦争が始まり、マッカーサーは日本共産党員4万人を公務員・大企業から追放して、赤狩り逆コースが始まった。

1.朝日新聞 

朝日新聞労組初代委員長聴涛(きくなみ)は共産党員でもあり、朝日を右翼から左翼に変節させた。後にレッドパージされ中国に行った。フェイクの吉田証言による慰安婦強制連行の反日プロパガンダなどを捏造した。

2.ジャパンタイムス

1897年伊藤博文の肝いりで創設。三菱徴用工、従軍慰安婦報道など長期間左翼報道。2018年に戦時中の労働者、意思に反して働いたと訂正した。

3.共同通信社

日本最大の通信社。全国の新聞、放送局の分担金で運営される非営利社団法人。1945年発足。地方紙は共同通信社に頼っている。国内の情報統制、日本を卑しめるプレスコードを守る、メディアの影の主役。

4.記者クラブ

閉ざされた取材機関、談合組織。国会や官公庁で共同記者会見、政府情報を流す機関。利益団体で新規加入は認めていない。競争がないので、記者は記者クラブを好む。

5.電通

日本最大の広告代理店。取扱高国内6割、世界1位。戦後、民間ラジオ局に注力、GHQと合同で16社のラジオ局作る。テレビの時代になると、テレビへの影響力強める。朝日やTBSなど資本関係構築。電通も、WGIPが生んだメディア情報の統制装置である。

6.NHK

公共放送であるが国営放送ではないといっている。規模が大きすぎる。税金のような受信料の徴収、職員の高額給与、役員たちが天下る子会社など問題が多い。NHK内部には日本の左翼が多数入り込んでいる。南京大虐殺など報道が偏向しすぎる。

近年、地上波テレビの番組クオリティが低下している。ネットフリックスやYouTubeなどのネット放送サービスが追い上げている。テレビとネットの大競争時代が来ている。