投資の5原則

投資の5原則

(あなたが投資で儲からない理由 大江英樹)

1.投資はリスク限定で儲けることができる

利益は無限大だが、損失は自分の出したお金までしかない。

2.その人の性格にあった自分の勝ちパターンを持つ

①内容が良く企業価値が増大し続ける会社を長期に持てば5倍、10倍になることはありうる。

 ウオーレン・バフェットがこの代表。

②短期売買で利益を上げ続ける   米国のチャート分析家のジョセフ・グランビルの法則を活用する投資家が多い

③ボロ株専門 業績のどん底から大化け復活 英国ジョン・テンプルトンは1ドル未満の株に複数投資して成果を上げた

④インデックス投信の積立で放ったらかし 手間がかからず効率的に収益上げるコストパフォーマンス良い

3.投資家の仕事は待つこと

株価が安いときに買って高くなるのを待つのであるから、ちっとも上がらないはごく普通の状況。

ベンジャミン・グレアム(バフェットの師匠)の言葉 

①企業の価値は計測できる

②株価が安い時に買い、乖離が埋まることにより儲ける

③そのために時間を味方につける

4.頭を柔らかし、自分の頭で考える

投資の方法は正解はただひとつではない。投資で正しいことは「先のことは誰もわからない」「世の中にうまい話はない」「リスクを取らなければリターンは得られない」「勇気と覚悟が必要」である。後は、「全てを疑って考える」「思い込みを排する」ことである。チャート主義、長期分散積立投資、個別株式の長期保有など色々あるが、それだけが唯一絶対正しいわけではない。

5.無理をしてはいけない

例えば金融資産が1000万円あったとして、300万円をリスク商品に投入するとしても、そのうち5割位をキャッシュ(預金)で持っていた方がいい。暴落時に投げ売りする、優良株を買い増しする余地を残しておくのがいい。乾坤一擲の大勝負よりも、楽しみながら少しずつ資産を増やす方がいい。