2022年経済予測
(PRESIDENT年末号 竹中平蔵、渡瀬裕哉、Youtube 藤原直哉)
1.IMF世界経済見通し2022年(2021年10月予想) 2021年の8掛けの成長レベルで停滞感あり。
世界4.9%(2021年5.9%)、米国5.2%(6.0%)、中国5.6%(8.0%)、日本3.2%(2.4%)
2.日本GDP予測 前半はバラマキで年間前年比は成長
2022年令和4年7月の参議院選挙までの前半は、新型コロナは重症化が少なく、経済活動が行われるようになり、GO TOが再開すれば、経済効果は大。前半は日本経済急回復。(竹中平蔵)
日本の政党は与野党ともにタックスイーター(税金食い議員)で、補助金、給付金の政府バラマキ支出を参議院選挙まで実施。参院選後は、消費税増税の3党合意で、与野党一致で増税実現。バラマキ&増税が続く。(渡瀬裕哉)
3.世界GDP予測 米国は共和党の反対で、バラマキ&増税が出来ない。中国の状況は深刻。過剰債務、台湾、人権問題で危機。
IMFは、2022年世界経済見通しを前年の2割減少としている。中国は、GDP5.6%成長率で3割減少の見通し。
米国は共和党の反対で、バイデン大統領のバラマキ&増税が阻止されている。中国は恒大集団のリスクで過剰債務が顕在化。中国は、経済、軍事、台湾、人権問題、共産党内権力闘争と課題が山積。米中の対立が深刻化する。(竹中平蔵)
バイデン政権は、共和党の増税阻止・減税推進、議会予算局が財政分析・経済分析提出で、バラマキ&増税路線が、歯止めにあっている。(渡瀬裕哉)
4.Youtube 藤原直哉
①新自由主義(1971年金兌換停止のニクソンショック以降50年間)の崩壊。バラまかれたドルで物を買い、資源の限界が来て物価高になる。銀行、中国もそうだ。日本は岸田首相の村の政治で、合意を取る安定政治。経済不景気と物価高で、令和の恐慌が来て、舟がひっくり返る。
②中国バブルが崩壊→アメリカは貸しはがし(米軍とドル。あちこち金が詰まってきた。関係を断つ。決算・精算・決着する。)2022年は、ドルが抜ける時。日銀によると、3メガバンクがドルがなくて、困っているとの事。国際金融は、利上げとデカップリング=エネルギー・資源と経済成長を切り離して、2国間の経済と市場を切り離す。保護主義になる。
③これからは、土地土地で生きてゆく。ゆるやかに生きてゆく。