世界7大作物

世界7大作物

(サツマイモの世界 山川里)

世界7大作物とは、小麦、米、トウモロコシ(南米原産)、大豆、ジャガイモ(南米原産)、キャッサバイモ(ブラジル原産)、サツマイモ(南米原産)である。炭水化物、でんぷんが多く、カロリーが取れ、人間に必要な1日2000Kcalが取れる。過去の経験から、戦争や飢饉によって、人類は救荒作物が必要になるときがある。 3大穀物は、小麦、米、トウモロコシ、3大イモはジャガイモ、キャッサバイモ、サツマイモである。危機の時は、石油、灯油、機械燃料、肥料など手に入らない。すると、日本が危機に陥った時に、国内で食料を確保するには、小麦、米は作れないので、肥料、燃料が少ない畑作になり、沖縄から関東はサツマイモ、東北、北海道はジャガイモを作ってカロリーを取るしかない。あとは、米、ソバ、サトイモ、トウモロコシ、大豆を補助にする。サツマイモは収穫量が多いので、米の3倍の人口を養うことが出来る。10アール=1000m2=1反で一家4人が1年間、生きられる。サツマイモは肥料、農薬、農機具が不要。純完全栄養食品(タンパク質を大豆、小魚から取る必要はある)、連作障害なし。ジャガイモもサツマイモも江戸時代に日本に入ってきた。ジャガイモは1600年慶長年間、サツマイモは徳川吉宗が鹿児島薩摩から、青木昆陽に命じて関東に導入した。4ヵ月程度で作物が取れるので、江戸時代の飢饉に役に立った。サツマイモは、熱帯原産なので、貯蔵した種芋から、芽だしした苗を畑に植えなければならない手間はかかる。