冬の庭の楽しみ

冬の庭の楽しみ

日本は春夏秋冬の四季が確実にめぐってくる。暦の上の冬は、立冬が11月上旬、11月12月1月が冬になる。平均気温では、11月が17-5℃、12月が12-0.4℃、1月が10-▲2℃、2月が11-2℃で、寒さの冬は12月1月2月になる。気温の秋は9月10月11月なのだ。秋は収穫の秋で、くり、もも、なし、ぶどう、りんご、かき、みかん、里いも、さつまいも、きのこ、の山の秋と、さけ、あじ、さば、めんたいこ、海の秋の食べ物がおいしい。また、11月上旬の大菊の花、抹茶始め、下旬の紅葉も楽しめる。

では、寒い冬の楽しみはどんなものがあるだろうか。その一つに、冬の庭の、庭仕事の楽しみがある。冬は干し冬物野菜の季節である。11月上旬から大根をスライサーで千切りにし、物干し竿に、干しネットで干し、切干大根を作り、煮物を楽しむ。我が家は老夫婦2人なので食べる量は少ない。白菜1玉を割いて、半日干して、3%の塩漬けにする。漬け容器は、西側の横庭で、ふたをして屋外に置く。1週間後から白菜漬けが食べられる。乳酸菌発酵で健康によい。大根2本を物干しで半月干して、3%塩のぬか漬けして、たくあんを作る。1ヵ月後から食べられる。(難しい。歯に硬すぎる)ゆずが11月に黄色くなったら、レモン絞りで絞って、皮を千切りして、砂糖で甘くしてゆず茶を作る。ザワークラウトもよい。キャベツ1個をスライサーで千切りにし2~3%の塩で塩もみして水を出し、室温18℃で、汁につけて空気を避けると発酵して1週間で食べられる。(難しい。やめだ)ゆず大根甘酢漬けもいい。また、魚の酒粕漬けもいい。平安時代からある料理法だ。魚はなんでもいいが、白身魚はうま味がでる。発酵食品で健康によい。それから、庭の椅子にすわって、コーヒーを飲みながら、ひなたぼっこをするのが、本当に気持ちがいい。11月下旬に近くの日本庭園の永保寺の紅葉も楽しむ。

12月1月2月の冬は、野鳥のえさが不足する時期だ。庭にバードフィダー(鳥のえさ台)があるので、この時期えさを与えて、バードガーデンにする。クロガネモチや梅があるので、ヒヨドリやメジロは来ていたが、今年はバードフィーダーにアワ、キビ、ヒマワリ、くだもの等を置き、すずめ、うぐいす等も見て楽しみたい。

3月以降は、チョウの好む蜜源植物の百日草(ジニア)、マリーゴールド、三尺バーベナを植えて、バタフライガーデンを楽しもうと思っている。いままでは、ゆずの木に黒アゲハが来ていた。