旧暦と新暦
旧暦の春は1,2,3月、夏は4,5,6月、秋は7,8,9月、冬は10,11,12月である。1ヶ月ずれている。中秋の名月とは8月の15夜のことである。旧暦の1月は新暦の2月である。旧暦の正月は新暦の2月のはじめである。旧暦の3月3日桃の節句は新暦の4月初めである。旧暦の5月5日の子供の日は新暦の6月初めである。旧暦の大晦日は新暦の1月末である。新暦の春は2,3,4月、夏は5,6,7月、秋は8,9,10月、冬は11,12,1月である。立春、立夏、立秋、立冬はそれぞれ2,5,8,11月である。これで、季節感が実態と合う。
旧暦は月をベース(29日周期)しているので、3年に1回潤月があり、農作業には使えない。中国で紀元前3世紀ごろ、24節気が考案された。冬至を起点にして、1年を24等分し2至2分(冬至12月22日、夏至6月22日、春分3月21日、秋分9月22日)を決め、その中間点を4立(立春2月4日、立夏5月5日、立秋8月7日、立冬11月7日)をもって四季がはじまり、1年は正月立春にはじまり、12月大寒で暮れます。24節気は黄河流域の気候を基準としているため、日本の気候とは多少違いもある。