天皇の世界的地位と食事と退位年齢

天皇の世界的地位と食事と退位年齢

(天皇125代の歴史 山本博文)

1.天皇の世界的地位

天皇家はバチカン(カトリック教徒)が認めた現存する唯一の皇室で、靖国参拝は教皇庁に公認されている。天皇陛下はローマ法皇と並び、世界に二人しかいない最も地位の高い人物なのだ。英国のエリザベス女王ですら天皇陛下と同席の際には上座を譲り、アメリカ大統領も天皇陛下が訪れればホワイトタイで空港まで出迎える。米大統領がこの歓迎法をとるのは天皇陛下・ローマ法王・英国君主だけだ。天皇家はその長い歴史が尊重されている。

2.天皇はどんな食事をとっているのか?

朝はトーストやオートミールなどの軽い洋食。昼食と夕食は、和食と洋食が交互に出されている。食材は余すことなく使い切る。皇族の食事は基本的に質素である。栄養のバランスと予算内での食事を考えている。天皇家の食事は、朝食、昼食、夕食と和食と洋食が交互に出され、栄養バランスがよい、質素な食事である。

 3.平成天皇の退位年齢

平成天皇(明仁)は2019年4月末に85歳で生前退位された。85歳が引退の1つのメドになると考えられる。

4.天皇家の祭祀(し)と儀礼

天皇家の1年と一生は、祭祀=祖先に感謝し、未来の安泰と繁栄を祈ることと、儀礼=冠婚葬祭の儀式である。祭祀は1月1日の新年祭、春分の日、秋分の日の先祖感謝祭、11月23日の収穫・勤労感謝祭である。儀礼は誕生祭、葬儀、天皇(業務)即位祭、天皇退位祭である。