株価下降トレンドのきっかけ
(プレジデント 2021年2月12日号)
プレジデントの2月12日号は「コロナ後の爆上げに備えよ」というキャッチであった。しかし、中の記事には、株価下降トレンドのキッカケの記事が多くあった。
1.竹中平蔵
①今、日銀と政府は、新型コロナ経済危機対応で、大幅な金融緩和、財政出動を行なって、株価は資産バブルになっている。ワクチンにより、感染状況が落ち着いてくれば、政策変更を段階的に行う。株価は下降トレンドになる。
②バイデン政権になって、中国が台湾に武力を含む干渉をすると、株価に強い影響が及ぶ。
③今年は、企業の過剰債務と金融機関の不良債権が露呈する。かっての産業再生機構のような組織が必要になる。
④現在のインフルエンザ特別措置法では、政府は経済社会をコントロールする強い権限はない。宣言によって感染者数を減少させることは難しい。
2.猫組長 コロナを収めるには、中国、ベトナム、シンガポールのような暴力的な規制が必要である。コロナ軽視派は根本的に間違っている。
3.渡瀬裕哉(ワシントン在住アドバイザー)減税、規制廃止、米軍再建に反対のバイデン政権は、来年2022年中間選挙がターニングポイント。今年はいつ株式市場から撤退するかが勝敗の分かれ目。
4.今年のトレンド
①村上世彰 会社四季報で割安株、高配当株を見つける。東京都心の不動産は安い。
②竹中平蔵 デジタル(DXデジタル変化、リモートワーク、5G6G、キャッシュレス)、再生可能エネルギー(風力、水素)、EV(電気自動車)
5.魔法のカレンダー リート、投資法人の個別決算で夢の毎月配当。ローリスクで年利5%ゲット。