株式投資の出口戦略を考えよ
(YouTube 上岡正明)
現在の株式相場は完全にバブルである。昔のジュリアナ東京のダンスパーティの状態だ。3段階下げた低位株が爆上げしている。日産がEVを材料に3か月で300円から500円に、ENEOSが石油価格上昇と高配当を材料に半月で360円が430円に、JUKIが悪材料の出尽くしで1日で10%上昇などあらゆる低位株が上げてきた。株雑誌は3万円相場を予測して売り出している。ラストダンスの予兆で、バブルの出口が近づいている。「バブルは、はじけて初めて、バブルと分かる グリーンスパンFRB議長」。ダンス音楽は鳴っていても、いつダンスを止めるか、考える時期が来た。登り100日、下げ10日、株価は元の古巣に帰る。
バブル出口戦略の考え方は、鉄則1.早く乗って、早く降りる 鉄則2.他人が儲かっている間に、踊ることから、勇気をもって降りる、である。出口戦略の時期は、バイデン大統領が200兆円を投入する3月半ばまでの期間の2月、3月調整が1つある。出口時期を3パターン位に準備する必要がある。コロナのワクチン接種開始の6月頃もある。9月には衆院選挙もある。