バイデン・トリプルブルー

バイデン・トリプルブルー

米国政治はバイデン大統領、上下議会とも民主党が議決多数派を占めるトリプル・ブルー(民主党カラー)になりそうだ。100日間3か月は、大型財政政策で景気回復・リフレ(適度なインフレ)を狙う。新大統領ご祝儀相場で、過去8割以上が株価を上げている。ダウも400ドルの大幅高になった。金利上昇で米財務証券利率は1%になった。財政悪化で、104円のドル安になっている。日経平均は1月8日、1990年バブル時以来、30年ぶりに終値で28000円を回復した。電気、銀行のバリュー株が上がった。

一方、バイデン大統領は増税を公約した。①法人税21%→28%②法人ミニマム税実施③ハイテク国際企業の海外増税である。長期的にはインフレ、金利上昇、ドル安円高、企業増税は、株式市場に逆風である。