2020年今年も頑張るぞー!

(断糖のすすめー糖尿病、高血圧が99%治る 西脇俊二)

1月3日多治見散歩南コースを今年初めて散歩した。お正月なので、滝呂神明神社、滝呂千手観音堂、子安観音堂、弁財天堂にお参りした。なぜ散歩したかというと、食べ過ぎで調子が悪くなったからだ。運動が必要になったのだ。帰り道、滝呂公園の東屋で、ワンカップ日本酒を飲んだら、途端に元気に意気揚々となった。体調が悪いなどと言っている年齢ではない。今年も新しいことにチャレンジするぞという決心をした。家に帰ってきて、テレビ録画の八代亜紀の歌番組と柳家小三治の新春落語会を見ながら、ビール、ウイスキーを飲んだ。また、調子が悪くなった。実は、散歩の行きがけ途中で、BookOffに寄って、大沢在昌の小説数冊と「断糖のすすめ」という本を買っていた。翌日の4日も調子が悪いので、「断糖のすすめ」を読んだ。「糖の過剰摂取によって、体脂肪が増え、そのために、糖尿病、高血圧になる」という説明と実施項目が単純なので、断糖生活療法を実行することにした。結論は断糖だけすればよいということだ。そして、糖絶ち3日間で、体が変わるのを実感すればよいということだ。すなわち、糖類を食べないだけの食事療法なのだ。すなわち、魚肉類、大根ほうれん草などの野菜、豆腐、牛乳、卵、焼酎、ウイスキー、間食の代わりにお茶を飲むことなのだ。3つのルール①糖質カット②運動して筋肉を増やす③丹田ロングブレス呼吸で神経を収めるである。3か月で①健康になる②ダイエットができる③脳が明晰になる④神経が沈静化しイライラ・ストレスが消滅する⑤若返る、ボケ防止になる。3か月続ければ別人になるのだ。

 

トランポノミクスの神髄は楽観主義だ

(トランポノミクス スティーブン・ムーア、ア^サ\ー・B・ラッファー)

トランポノミクスの神髄は楽観主義だ。悲観論・否定論者・被害者の哲学ではない。アメリカ経済を再生させ、産業国家アメリカを復活させる。空前の繁栄の時代が来る。アメリカ・ファースト・グローバリズムの拒絶の政策をとる。勇気なくしては挑戦できない冒険的な戦略である。民主党の1%成長ではなく、3%・4%成長をすれば、財政赤字を解決し、アメリカの中産階級・雇用の3分の2を持つ中小企業が没落から復活に変わる。しかし、トランプは実業家で倹約家である。

トランポノミクス

1.減税 所得税と法人税の減税、中産階級に10万円以上の手取り収入が増えた。企業は投資、雇用、賃上げを実施できた。税率を下げて税負担を減らし、アメリカの国際競争力を強化する。

2.規制の廃止 規制を1つ作るたびに、既存の規制を2つ廃止する。規制は法人、労働者に税金を課すのと同じ、政府のコストも増やす。投資と雇用を増やす。生活保護でなく雇用を重視。

3.エネルギーの国内生産 環境保護思想ではなく、石油、石炭などのアメリカの豊富な天然資源を活用。シェールオイルの開発はアメリカを石油大国にしたばかりではなく、アメリカの経済成長の最大の基盤になった。

4.国家間の公正な自由貿易 知的財産権の無断使用の廃止、市場開放、公正な自由貿易のための関税政策の実施。

トランポノミクスは伝統的な共和党、民主党の政策項目をミックスした経済政策である。

 

70にして、範(のり)を超えず

孔子は偉い。経験で人生の真実を知っている。40で惑わず、70にして、心の欲するところに従えども、範(のり)を超えずと言っている。70歳から100歳は、興奮なしの低欲望世代に突入するのだ。私は、衣食住、飲打買に人生の情熱を注いできた。しかし、70を過ぎてこれら全てが、欲望の情熱が燃え上がらなくなってきた。それは、これら6道に飽くなき追及をしてきて、十分経験したからだけではない。これら6道の最後の情熱が燃える対象の食までもが、心の欲するところに従えなくなったからだ。糖尿病予備軍になって、プチ断糖生活に入らざるをえなくなったのだ。興奮を伴って、食事と酒を楽しむことが出来なくなってきたのだ。インドのバラモンの4住期の最後の段階の乞食遊行する遊行期に入ったのだ。遊行していても許される年代に入ってきたのだ。

 

邱永漢(きゅうえいかん)も糖尿病だった

(お金としあわせの組み合わせ 邱永漢)

邱永漢(88歳没)も糖尿病が最大の持病だった。45歳の時、血糖値が240(私は現在120、HbA1cは6.4)で医者の指導を受けたが、断糖のアドバイスは彼が美食家だったので無視した。薬は飲んだみたいだ。25年たった70歳の時、2回脳梗塞で救急車で入院した。血管がボロボロになったのだ。そして、1800calの糖尿病食を受け入れざるを得なくなった。彼の好きな外国旅行と美食が自由に出来なくなった。何を食べてもいいが低カロリーを要求されるようになった。こうなると、お金は必要以上に不要になる。事業拡大意欲は後退する。しかし、お金に対する関心が薄れても、生きることへの執着があるかぎり、好奇心と情熱があるかぎり、人生に終わりはないのである。余生という小さな安全地帯を、残り18年を、彼はそうやって生きた。

 

 

JAMAAS=真実は2つ

このところ、八代亜紀の歌番組をよく見ている。今日はモンゴルの1990年民主化運動の旗手、モンゴル男性歌手ドクミド・ソソルバラムさんの「ジャマーズ=真実は2つ」のうまい歌を聞いた。作詞がソソルバラムさんの歌だ。モンゴルの国民歌といわれる。感銘した。

  JAMAASジャマーズ=真実は2つ

本当のことは2つきり

人は生まれて、死んでゆく

命は借り物、いつか時が来たら、感謝して返しましょう

この世には、ただ2つの真実

生れそして死んでゆく運命(さだめ)

誰もこの理(ことわり)から逃れはできない

業と宿命、光と影、もろともに生きてゆこう

昼と夜は繰り返し訪れるもの

世の定まりは尊い

真実に身をよせて、美しく生きてゆこう

 

 

断糖生活で糖尿を回避し、健康生活へ

(テレビ 認知症予防法)

1週間断糖生活をした後、血液検査したら、ほぼ正常に戻った。HbA1c(6.2-基準値4.6~6.2)、血糖(111-基準値70-109)、中性脂肪(77ー基準値35-149)。しかし、基準値の上限に張り付いているので、今後ともプチ断糖生活を一生継続しようと思う。

更にテレビで最新の認知症予防法を知った。これも断糖生活に近縁の健康法なので、これも追加しようと思う。新しい記憶を司る脳の海馬(かいば)の衰えが軽い運動で回復し、近場の事を忘れる認知症を回避する。アルツハイマー型認知症予防はプチ断糖食に加え、ヘビーな食物を避け軽い食物にするということだ。

 認知症予防法

 1.軽い手振り腰振り足振り体操(テレビを見ながら)

2.かかとドシン体操で、骨に刺激を与え脳を活性化する(軽いウオーキングでも)

3.ライトな食べ物を食べる(魚、鶏肉、野菜、豆、ベリーを食べる。牛豚肉、チーズ、バター、デンプン、揚げ物、お菓子を少量にする)

 

人生100年時代に突入

(百歳人生を生きるヒント、白秋期 五木寛之)

人間の寿命は科学と医学の進歩によって、100歳時代に突入した。国連の推計によると、日本で2007年に生まれた赤ちゃんの半分は107歳以上生きると予測された。私の孫たちはすべてこの対象になる。2018年日本人の100歳人口は7万人である。実際わたしの団地で、102歳のおばあさんが五体満足で毎日散歩している。2025年には日本人の3分の1が、65歳以上になる。人類は、以前は人生50年以下であった。人生100年になったということは、人類史の革命的な大転換が起きたということだ。従来の政治、経済、哲学、文学、芸術すべての前提が変わったということだ。

人生を4期に分けることは、従来から自然な区切りである。人生100年時代の区切りはこうなろう。0歳から30歳までの30年間が学生期(青春)、30歳から60歳までの30年間が家住期(朱夏)、60歳から85歳までの25年間が林住期(白秋)、85歳から110歳までの25年間が遊行期(玄冬)である。白秋期、玄冬期を10年区切りにすると、60代は再起動期、70代、80代は老人ではない黄金期、90代、100代は老人期のスタート、内的静的楽しみに浸る。

人生の目的は生きることである。生きているだけで価値がある。

白秋期、玄冬期の養生の基本

①呼吸法

本川達雄「ゾウの時間、ネズミの時間」によると、ほ乳類すべては、5億回の呼吸、20億回の心拍数、息を吸って吐く1呼吸の間に心臓は4回打つ。長生きのゾウも短命のネズミも人間も同じである。すなわち、長生きするには、ゆっくり呼吸し心拍数も少なくすることである。ヨガ、座禅、絵描きなど、どれもみなゆっくり呼吸をする。

②食事量法

青春期は腹十分、家住期は腹八分、白秋期は腹六分(1日軽食1回、通常食1回)、玄冬期は腹4分。

③こころ3K(経済、健康、孤独)の克服。

経済はお金のコントロール。年金を準備して自立する。生涯現役。お金を使わない日常生活。たまには、浪費で人間であることを実感する。

健康は先の呼吸法、食事量法。寝室寝具寝方の充実。十分に快適に寝る。特に冬は暖かく寝る。睡眠時無呼吸症の人は横向きに寝る。喉が圧迫されない。誤嚥やぎっくり腰対策は、今からやるぞと意識してする。下痢と風邪は体の大掃除。年に2回くらいは体のバランスを取り戻すには有効である。足の手もみや歯磨きの励行。トイレと風呂を大切に。

孤独の克服。群れと孤独の関係は、本当の仙人は市に住む。歌を聞き、本を読み、テレビ番組を楽しむ。

 

日本の銀行に危機迫る企業防衛必要

(Liberty 中国バブル崩壊で地銀の9割消滅か)

2019年東証上場地銀78行の7割が減益または赤字であった。今は貸出金利が1%なら、企業に8,000万円貸しても、利益は80万円(月7万円)。金利収入減少で、規模縮小が進んでいる 。増税路線による長引くデフレ不況により、銀行は国内貸出の5倍にあがるお金が、日本の短期金融市場で運用、外国銀行が資金を調達し、ニューヨーク市場で運用、中国の銀行が資金調達、中国は過剰な不動産投資によりバブル発生、中国の借金は4,300兆円に達し債務危機に、米中貿易戦争で中国バブルが崩壊すれば貸金は帰ってこない、邦銀は経営危機に直面し企業への貸し出しができなくなる。企業の金融防衛策は、不況期に最も重要なのは、「本業で利益を出す」ことである。本業が堅実であれば、貸しはがしはされず、融資を継続してくれる。あとは長期債務にしておくこと、保証協会の枠を残しておくこと、投資用株式、投信、土地を処分して現金を持つことである。

 

感染症と景気悪化

微生物(細菌、ウイルス、寄生虫など)が体に侵入して、病的症状が出る病気を感染症という。冬は感染症が流行しやすい。

細菌とは、目に見えない単細胞生物。結核菌、大腸菌、なっとう菌など。治すのは、抗生物質が有効。抗生物質とは、細菌など微生物の成長を阻止する物質で、肺炎、化膿など細菌感染症に効果がある。ペニシリンなど。

ウイルスとは、細菌の50の1の大きさ、自分で細胞を持たず、他の細胞に入り込み生きてゆく。ヒトに入ると自分のコピーを作り増え悪さをする。インフルエンザウイルス、ノロウイルスなど。ウイルスや風邪ウイスルなどを治すのは免疫力=白血球が主体の体の免疫細胞である。抗生物質は効かない。風邪とインフルエンザの違いは、風邪はのど、鼻の急性炎症、インフルエンザウイルスは気管支、気道の感染症。A、B、C型などある。発熱、せき等の初期症状は似ている。風邪(感冒)は過労、寝不足、寒気を避け、安静にしていれば、疲れがいやされ、免疫力が回復し、1週間くらいで治る。インフルエンザ(流行性感冒)は、症状が重く、感染力も強く、国際的流行をする。38℃以上の高熱、倦怠感、全身の痛みなどがでる。気管支炎から肺炎などに重症化するおそれがある。重要なのは、就床安静と水分補給である。飛沫感染が多い。病人はマスクをする。

2020年1月から中国武漢発の新型コロナウイルスが世界に流行しだした。まだ早期の段階で、影響が予測しずらい。中国は武漢を中心に人込みを封鎖強化、日本も2番目に患者が多いので、イベントの縮小、中止が出てきた。また、日本経済に対する悪影響も心配される。2019年10-12月期のGDP年率成長率はー6.3%と悪かった。10月の消費税増税、米中貿易戦争、台風など気候変調などの影響である。そして、2020年1-3月期はこの新型コロナウイルス流行による経済活動の縮小により、更に悪化が見込まれるようになった。予防・対応策で備えなければいけない。

 

新型コロナウイルスの発生パターン

(パソコン情報)

肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは今後どのように流行してゆくのだろうか?新型感染症コロナウイルスに類似するとされるSARSから類推する方法がある。SARSは2002年11月から2003年7月まで9か月間、世界全体で6,000件流行した。一方、新型コロナウイルスは発生件数8万件、死亡者数3千人と多い。風邪の原因の1つとされる4種類のコロナウイルスも冬に多く出現する。新型コロナウイルスはSARSの10倍以上も感染力が強いといわれている。

SARSの週ごとの発生件数を見ると、1月は5件位、2月は60件に上がる。3月、4月は120件とピークになる。5月は60件から20件位までだんだん下がる。6月は5件位になる。要するに、2月に騒がれ始めて、3月、4月にピークをむかえ、5月にトーンダウンしてゆくのだ。3、4月がピークをむかえるので、これからが、気をつけねばならない正念場なのだ。3月、4月、5月のイベントは自粛して、大流行を防がねばならない。一方、東京オリンピック(開会式7月24日、閉会式8月9日)前で収束する可能性は大きい。

新型感染症は現時点ではハッキリとした治療薬がない。しかも、免疫がない新型なので簡単に感染・流行する。すなわち、隔離しか方法がないのだ。ローマ時代以来のらい病(ハンセン氏病)「隔離」しか方法がないのだ。あとは、自分の体力、免疫力(細菌、ウイルスを排除する白血球中心の免疫細胞)で微生物・ウイルスをやっつけるしかないのだ。しかも、狭いところに集団隔離すると、その集団が集団感染する可能性が高い。

保菌者が安易に医療機関を受診すると、院内感染によって、高齢者などに広まって大変なことになる。自宅で安静にして自力闘病するしかないのだ。人にうつさないようにしながら。

 

健康中庸

偏らず、九分目で生活すること。

特に飲食、運動、健康法で、中庸を心がけること。

簡単なことが、最重要である。

私は日本人である。昔から草食であった。現在のコレステロール、脂肪、血糖値異常は、牛豚肉、脂肪、牛乳の取りすぎから、起こっている。当面、肉脂食、たまご、牛乳など全廃しやめて、昔の日本人食事習慣(魚、大豆、野菜、米、麺)をやり、健康を取り戻すしかない。そして、コレステロール、中性脂肪、血糖を抑え正常値にもってゆくしかない。 

 

春の夜の雨

雨が降っている

家の瓦屋根に雨が当たる音がする

ぽつぽつぽつとさわさわさわと音がする

春の雨

気温が良くなって気持ちがいい

静かな夜中の雨

春の雨は気持ちがいい

 

脳梗塞から脱出せよ!

2020年2月26日(水)<20・2・26事件>脳梗塞になった。幸い女房が、私のはしの使い方がおかしいのに気が付き、すぐに病院にいったので、後遺症もなく、平常生活にもどった。これからは、脳梗塞を避ける生活をしなければいけない。

食生活を和定食にすることと、散歩をすることと、睡眠を十分取ること、血液検査をして、正常な血液を保つことを管理せねばならない。血液の管理指標は

1.血圧 90-130mmHg(水銀柱ミリメートル)以下 <高血圧による動脈硬化さける>

2.LDL(悪玉)コレステロール 140mg/dl 以下 <血管のこぶがたまるのを防ぐ>

3.中性脂肪 150mg/dl 以下 <血液がドロドロで血栓ができる。酸素と栄養が運搬できず>

4.空腹時血糖値 100mg/dl 以下 かつ HbA1C(ヘモグロビンA1C=過去1か月の血糖平均値) 6.0% 以下 <血液中の血糖=ブドウ糖の濃度が高いと、活性酸素が大量発生し、血管を破壊、酸素と栄養が届かなくなる>

それから、体重目標 65Kg(大学時代の体重、最終目標60Kg)太って内臓脂肪が多いと、血液中に中性脂肪が多くなり、血液の粘性が高まり、循環器系病気の要因となる。

更に、サラサラ血液には、高体温(人の標準体温は36~37℃であるが、37℃を目指す。私は現在、36.5℃)がいい。それには、無酸素運動で、筋肉を鍛えるといい。有酸素運動のウォーキングの前に、無酸素運動のダンベルなどで筋力をつけるのがいい。

 

 

 

運動療法

脳梗塞の再発防止には、食事療法と運動療法の2つが必要だ。血液がスムーズに流れるためには、血液をドロドロにしない食習慣と、体を動かすことで血流をよくする運動が必要である。高齢者の運動療法の基本は歩行と体操になる。お金をかけずに、すぐ手軽に始められる健康法である。運動は体を動かすことで、血流をよくし、血液がスムースに流れるようになる。日本人の健康寿命は男が73歳、女が75歳で、平均寿命との差(何らかの介護支援が必要期間)は男が9年、女が13年となる。日常に運動している人としない人の差は15年もの開きがある。体操と歩行で運動する目安は、体操15分、歩行30分程度である。体操は準備体操(ラジオ第1体操)と整理体操(ラジオ第2体操)である。歩行は、前期高齢者(65~74歳)が7,000歩、後期高齢者(75歳以上)は5,000歩が目安である。生活歩行2,000歩、運動歩行3,000歩が目安となる。しかも、毎日続けることが原則で、中断は2日まででないと、運動の効果はなくなる。歩行は①自分の生活リズムに無理なく組み込める②楽しく続けられる事が重要だ。我が家の庭は回遊式になっており、一周で約100歩ある。10周すると1,000歩、3,000歩は、30周すればよい。途中に、平鉢にビー玉を入れ、もう1つの平鉢に移せば簡単に歩数が分かる。我が家の庭なら、パソコン、テレビの合間にも、少しづつ分断して出来る。道の途中には四季折々の花が咲いていて楽しめる。これで、毎日、運動をしよう。この他に折に触れて、開拓した多治見・東西南北の散歩コースを散歩する。また、家の近くの生協、バロー、ゲンキーへリュックをしょって買物に行く。また、コパンスポーツクラブで風呂を中心とした健康維持をする。また、木曜日と日曜日は2時間位の清掃仕事、その他の日は30分位の日常業務をこなす。こんな運動療法で、なんとか、健康寿命を伸ばしたいと思う。意味ある楽しい健康生活を送りたい。

更に、家の庭歩き(有酸素運動)の前に、1Kgダンベル2本、ハンドグリップ2個、エクササイズ・ストレッチャー1本で無酸素運動をして、ラジオ体操とともに、筋力をつけようと思う。

 

 

 

食事療法

脳梗塞の治療法は、食事療法∔運動療法∔薬事療法(血液さらさら薬)である。

期間は、脳梗塞は発生してから1年間は、再発の可能性が高い。だから、1年間は絶対静養期間である。酒たばこは控えなくてはいけない。血管内壁の再生期間は3年であるので、ボロボロの血管を治すために、3年間は必死に治療法を実践しなければならない。体重、血圧、体温、循環器・血液状態の健康指標・基準値があり、その基準値に、すべての項目が収まるまでは、脳梗塞3療法は死ぬまで継続しなければならない。そうしないと、脳梗塞による一部脳・身体器官の麻痺、脳卒中、心筋梗塞が起きて、ある日突然、大病に襲われ、人生や暮らしが、根底からくつがえされることが発生することになる。本当に恐ろしい病気なのである。

日本の内科の病気の7割、1位から5位までが、血管の病気である。後は、がん、かぜ、ぜんそく、胃潰瘍、胃炎である。血管障害が圧倒的に多い。これは、日本人が豊かになり、過食、肉食化、運動不足などの肥満の生活習慣病が増えたためである。ドロドロ血液の原因は、肥満・太りすぎである。3大栄養素(糖分、脂肪、タンパク質)を消化する消化酵素も不足している。私の場合、BMI(普通20~24)にするには、身長165cmなので、60Kg(BMIは23、20歳の時の体重)にしなければいけない。まず、減量することだ。そして、老人で消化酵素作成力がおとろえているので、消化酵素の多い食品を取らねばいけない。消化酵素の多い発酵食品(みそ、しょうゆ、納豆、豆腐、漬物、ヨーグルト、チーズ)、野菜(ダイコン、キャベツ、タマネギ)、果物(バナナ、キュウイ、イチゴ)などをとることだ。

食事療法のポイント

1.3食とも和定食(玄米、汁、魚、野菜、豆)、玄米と1汁5菜くらいで、一品の量は少なくする。おやつ(果物、お菓子、飲み物)は不足カロリーをおぎなう。

2.玄米は朝昼食は茶碗1杯、夕食は半分。夕食は4時頃食べ、睡眠中消化しやすくする。玄米の米ぬかには、食物繊維、ビタミン、ミネラルが多い。

3.汁は具沢山のみそ汁をお椀半分

4.魚=血液の粘度を下げるEPA、DHAの多い青背魚(さばの水煮缶詰が良い、いわし、さんま)。赤身魚、白身魚もよい。転倒防止のビタミンDが多い魚はまぐろ、かつお。牛、豚のヒレ肉などの赤身肉もよいが、当面、体調が平常になるまで禁止。味付けのみにする。

5.野菜・海藻類=食物繊維は血中コレステロール調節。不溶性野菜は肥満防止。水溶性野菜はヌルヌルしておりコレステロールを防ぐ。野菜のカルシウム(骨粗しょう)、カリウム(ナトリウム排出)、マグネシウム(酵素働き援助)も脳血管障害を防ぐ。血液改善・塩分控えの酢の物がよい。あらゆる野菜・海藻類がよい。

6.豆=大豆はLDLコレステロール、血中脂質を下げる。動脈硬化予防の抗酸化成分も多い。豆腐、豆乳、納豆、煮豆、がんもどきなどの加工品が良い。

7.おやつ=カロリー不足を途中で補う。果物=食物繊維、抗酸化力、カリウム多い。1/2位に量を減らす。りんご、バナナ、キウイ、イチゴ。お菓子=あずき菓子少量、ブラックチョコ。ナッツ、干しブドウ、ハチミツきな粉。飲み物=日本茶、コーヒー、紅茶、おしるこ、飲むヨーグルト、豆乳、ゴマきな粉はちみつ豆乳。

 8.赤身肉、鶏肉 緊急食事改善期が過ぎたら(1か月後位か)、完全和定食プラス鶏肉や牛豚の赤身肉も取るようにする。老人はタンパク質不足になりやすく、筋力低下・転倒・骨折がおこりやすくなる。1回の食事で、手のひらサイズのタンパク質をとる。肉魚豆卵をバランスよく食べる。卵は週1~2回か。豆乳・ヨーグルトも1日1回とる。

 

2020年コロナショックの対処法

(ウラ不動産 浦田健 ユーチューブ)

1.コロナショックの影響度

①リーマンショック以上のリセッション

②期間(リーマンの例から)株価底値 半年後・6割減の1万円に、不動産3割下落、不況の底 2-3年後

③金融資産(株式、投信など)にさわってはいけない。不動産投資も(現在リートは半値になった)現金確保

④2-3年間は、家業従事と現金確保して投資・金融・不動産の静養期間

2.現状

①3/12 WHO新型コロナウイルス・パンデミック宣言 

感染者は世界193か国、33万人、死者1万人 欧州18万人(死者1万人)、アジア10万人(3500人)、北米 4万人(500人)、中東3万人(2000人)など

②国、金融、企業 世界中、国境封鎖、集会禁止、金融緩和・支援、飲食店・旅行業界壊滅など。五輪も延期。

③コロナウイルスは天災であるが、金融などの人災に進展も(ドイツ銀行がつぶれると、リーマン被害の10倍に)

④最悪は日本が円安に。ドルコスト平均法でドル外貨購入も。

 

コロナショック対処法2

コロナ不況が本格化する兆しが出てきた。

1.不況の兆し

交通、飲食、イベント=少額日銭商売の収入激減。鉄道、航空、インバウンド旅行、日本国内旅行、飲食サービス業、イベント、飲食サービス業の手持ち現金は1.5ヶ月程度で、資金繰り及び雇用も危機、海外市場消失、国内市場対象業界激減

2.不況業界

 

航空会社、鉄道・バス会社、料理飲食店、酒場、ホテル旅館、東京ド-ム等、豊洲市場、スポーツ業界、スポーツ新聞、スポーツクラブ、葬儀社、花き市場、学習塾、歌謡・落語等イベント、旅行社、おみやげ屋、衣料品、貸衣装、中小製造業、建設業

3.期間

1ヶ月、2か月、(計3か月)、6ヶ月、1年、2年、3年

 

4.個人での対処法

私のメイン収入は、厚生年金と企業年金で当面安定している。情勢を見守るしかない。我が家の周りの近場で暮らすほうが良い。自分の健康第1で、1年位過ごす。玄米を中心とした和定食、家の周りの散歩、ユーチューブで昔のムード歌謡を楽しむ。難しい世間の話から逃ざかり、楽しい気持ちで、落ち着いたこころで過ごす。

 

お金とはドルの事である

(猫組長のダークサイド経済日誌 プレジデント)

猫組長は600億円のダークサイドマネーを没収された。この痛みから、彼は「最強の暴力に裏打ちされたアメリカドルのみがマネーである」と分かった。他のお金もアメリカドルに許されていないお金は、お金ではないのだ。すなわち、世界で最も信頼に足るお金はドルなのである。投資をするなら、新興国、ユーロ先進国よりドルなのだ。円もアメリカドルに許されている間は、信用できるのだ。結局、世界最強の暴力に裏打ちされたアメリカドルのみが、マネーなのだ。軍事力に裏打ちされたお金がマネーなのだ。今後は、経済・投資の動向を読む時は、ドルを中心に見ないと間違うという事だ。

 

4月2日からのコロナ情勢

(中日新聞)4月2日(木)

1.日本は3感染状況に分類し制限提言 3密制限=イベント、会食、学校 ①警戒地域(東京、大阪)10人以上イベント②確認地域 50人以上イベント③未確認地域 3密避けることを提言

2.経済 日銀短観景況 直撃2業種 宿泊・飲食 ▲70、対個人サービス業 ▲30、大製造業 ▲10、大非製造業 10、中小製造業 ▲15、中小非製造業▲20

3.百貨店3月 名古屋4社 ▲35% 日本政策金融公庫の窓口は22万軒相談でパンク状態、倒産・失業は時間との勝負 中小企業の手元資金は1か月分程度 米の失業保険申請600万件になる

4.東京市場 円ドル108円、円ユーロ118円、日経平均18,000円

5.世界のコロナ死者 4万人超す 米国4千人、イタリア1万人 、スペイン9千人、フランス3,500人

    (中日新聞)4月3日(金)

 1.減収1世帯に来月現金30万円給付。全6000万世帯中1000万世帯(約20%)が対象見込み

   <日本の労働者の4割、2000万人が非正規雇用者その半分が対象>

2.収入が半分以下の個人事業主、フリーランスに最大100万円現金給付、中小企業は200万円。

3・コロナで多治見陶磁器産業も打撃 輸出用、外食用、結婚式用陶磁器注文数9割減

 

       (中日新聞)4月7日(火)

1.緊急事態宣言 4月8日(水)~5月7日(木)1か月間 不要不急の外出自粛お願い

  (対象地域:東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)

2.都市封鎖ではなく、社会生活(交通、食料・医薬品、金融サービス)は維持される

 3.人と人との接触を減らし、爆発的流行を抑え、医療体制を維持する。

   (中日新聞 4月8日)

1.「緊急事態宣言」を発令して、人と人との接触機会を8割減少⇒患者数が2週間後ピークに達しても、その後急減する。1か月で平常に戻る。

 

 

 

 

健康と老い

1.健康

4月3日に血液検査をした。血糖値を除き、正常値に戻ってきた。

①LDLコレステロール(悪玉コレステロール、血管に動脈硬化つくる)100mg/dl<基準値140mg/dl以下>

②中性脂肪(血液ドロドロ血栓出来る)66mg/dl<基準値150mg/dl以下>

③空腹時血糖値(血液が濃くなり、脳梗塞の危険増大)107mg/dl<基準値100mg/dl以下>

④HbA1c(過去1~2か月の血糖平均値)6.4%<基準値5.9%以下、6~6.4%は糖尿病予備軍>

⑤血圧(高血圧は血管が膨れ動脈硬化起きやすい)135mmHg~95mmHg<基準値130mmHg~90mmHg>

⑥体重(内臓脂肪が多いと血液粘性高まり、脳梗塞起きやすい)65.7Kg、BMIは24<基準値18.5~25>60KgならBMIは22で理想的

⑦運動 歩行 1日3,000歩~6000歩の散歩をしている。食事は和定食を3食とっている。

2.老い

石原慎太郎(88歳)が「老いてこそ生き甲斐」という本を出した。新聞広告だけを見ているのだが。彼はテレビで見たときは、おそらく脳梗塞だと思うのだが、必死にウオーキングをしていた。広告文を転記する。

「死」という最後の未来と向き合い、身にしみた老いの神髄。老いなければ見られないものが確かにある。退院後、窓際のありきたりな立ち木の枝葉が、陽に映えているのに見入っていたのは、迫りくる死のもたらす感覚の成熟ということか。 限りある人生を味わい尽くす全8章。

 

 

 

生活・貯金・投資の定石

私は経験派である。私は今72歳で、12年の干支を6回経験している。12歳までは成長期である。24歳までは学生期である。24歳から72歳までの48年間は家庭・社会生活の約50年間である。72歳からは老人期である。衰える肉体をうまくコントロールして、快適に生きなければならない。2020年の今年はコロナショックで、冷静に生活・貯金・投資の定石が見えてきた。

1.生活 社会生活は厳しいものである。真面目でないとうまく生きられない。「稼ぐ に追いつく貧乏なし」のとおり、働いて得るお金、たとえ月10万円でも、年120万円になる。これを投資で得ることは難しい。やはり、サラリーマンなら、正社員で大企業に40年間働くのが良い。自営業なら友人の中島みたいに必死に修羅の道で生き抜くしかない。後は公務員だ。

2.貯蓄 生活には、毎月の生活費が必要である。そして万一の予備費として、貯金も必要である。金額は500万円くらい。銀行預金それもキャッシュで。「キャッシュ・イズ・キング」である。10年に1度のバブル崩壊(1990年バブル崩壊、1998年金融崩壊、2008年リーマンショック、2020年コロナショック)があると投資信託などは動かせなくなるからだ。貯金の仕方は天引き貯金で年月をかけるしかない。

3.住居 戦後のインフレ時代が過ぎたので、借り屋でいい。終の住処は、親の遺産・住居でよい。

4.投資 投資信託と株式がある。不動産は自営業で会社名義で。預金が500万円を超えたら、投資もいい。だが、投資で儲けるのは難しい。最終利益確定で現金化をしないと、損得が判明しない。2つの戦略がある。

①フェデリティ等のアメリカ企業の債券・株・不動産の3資産のバランス投信を、1~2%の配当目的で、長期保有する戦略。国内定期預金より利子がいい。債券、株、不動産及び新興国などの個別投信は、リスクが大きすぎる。

②8~10年に一回起こる世界バブル崩壊・暴落に対応した売買、資本原資を3割程度増やす売買差益戦略。暴落時に投信や株式を買い、戻り値のバブル時に売る。儲けが出ている時に売るのは心理的に難しいが、損する大きさを考えると、現金確定利益を得る方がいい。そして、暴落を待つ。安く買って、高く売る商売だ。

5.健康 72歳以降の老人になると、肉体機能が自然に衰えてくる。腹8分目のバランスのよい食事と体操・ウオーキングなどの運動を継続しないと、快適健康生活が維持できない。海外旅行・肉食・酒ワインの若い時代の楽しみは去り、静かな日々の楽しみの時代にになる。

 

 

2020年は大恐慌以来最悪の不況

(IMF予測 中日新聞)

国際通貨基金(IMF)は、今年のコロナウイルス感染被害は、その内容及び、どれだけ続くのか、世界経済は不確実性に直面し、1929年大恐慌以来、100年ぶりの最悪の景気悪化になると警告した。

また、新興国から過去2か月に引き上げられた投資資金は、リーマン・ショックの3倍の1000億ドル(11兆円)に上がる。また、新興国は原油などの商品価格の下落(過去3か月で60ドル/バレルから20ドル/バレルに下がる)の2重の打撃を受けていると言った。

日本国内では、5月6日までの約1か月間、不要不急の施設の休業要請をし、国民に外出自粛要請をした。

1.不要不急の施設 遊興施設(バー、カラオケ店等)、大学・学習塾、運動・遊戯施設(体育館、バチンコ店等)、劇場・映画館、集会・展示施設(美術館・図書館等)、商業施設(レンタルビデオ店、スポーツ用品店等)

2.業務継続の施設 医療・保険施設(診療所、薬局等)、生活必需品施設(百貨店、スーパー、コンビニ、ホームセンター等)、食事提供施設、宿泊施設、交通機関、工場、金融機関、官公庁、その他(理美容店、ごみ処理関連等)

現況だと、新型コロナウイルス終息後、小規模店舗の商店街がシャッター通りになる恐れも否定できない。

 

 

新興国国債の投資信託で損をした

新興国国債の投資信託で損をした。投資信託契約の基準口数が下回り、5月末に、繰上げ償還を行うことになった。何も考えずに、10年位ほかっておいたら、コロナウイルス・ショック金融危機の暴落時に、損なのに、強制償還で換金されるのは痛い。考えてみると、思い出すが、昔、ロシアに投資したら、短期間に4割になったことがあった。新興国は、先進国の植民地様式の工業プランテーション(資源や低賃金労働力の利用)によって、急成長をした。その成果の一部を新興国投資の金融によって、利益を吸い上げる仕組みになっている。しかし、なぜこんなに、新興国投資が危険なのか、今まで勉強して来なかったツケが来たと言える。これを機会に、経済の勉強を真剣にしようと思う。

 

歴史から経済法則が分かる

(お金と経済の法則は歴史から学べ! 渡邊哲也)

1.先進国と新興国・後進国の歴史

1)先進国=G7=アメリカ、カナダ、日本、独、仏、伊、英国(戦前からの先進国)

 新興国6=ロシア、中国、インド、メキシコ、ブラジル、南ア

 後進国(発展途上国)=アジア、アフリカ、ラテンアメリカの大地主制度が残る1次産業の比率の高い経済後進国

リーマン・ショック後、アメリカのグローバル金融機関がFRBから資金援助を受けてから、グローバル金融機関の完全な自由は無くなった。そしてアメリカが弱体化した。フリードマンの新自由主義が敗れた。格差が拡大し多数のプアーホワイトの政治関与の時代になった。

また、中国の低賃金労働者による輸出資本主義大国化およびロシアのリ-マンショック後の資源高による大国化が現出した。同時に中国の南シナ海の内海化、ロシアのクリミア侵攻などの領土拡張・軍事大国化を進めている。

その結果、ロシアおよび中国とアメリカとの関係は、かっての冷戦時代に逆戻りした。第2次世界大戦前の陣取りゲームのように、ブロック経済が復活してきた。米中関税戦争・5G戦争・工場の自国回帰、TPP、EU、イギリスのEU離脱、中国の夢=太平洋2分割、新・海と陸のシルクロード、アシアインフラ投資銀行など。

アジアでは、日本と中国が主導権を争っていて、アメリカが日本のバックについている状況である。日本は23年連続世界一の純債権国で世界にお金を貸している世界の金主である。日本のような武力を持たない国が債権を回収するには、腕っ節の強い用心棒がついていないと、ビジネスモデルが成立しないのだ。軍事大国アメリカと連携するしかない。また、南シナ海のアメリカと中国の陣取りゲームも、そのメインプレイヤーは日本になる。日本は南シナ海のシーレーンの航行の自由がなければ、資源・エネルギーの確保に支障をきたし、且つアジア経済への手がかりを失うのだ。

2)ドル基軸通貨体制 現在の資本主義は、1944年ブレストン・ウッズ体制のドル基軸通貨体制を原型としている。戦後当時、世界の金の8割が米国にあり、ドルを基軸通貨にした。ベトナム戦争を経て米国が疲弊し、1971年ニクソン・ショックで、ドルは金兌換をやめた。しかし、1991年欧州ユーロが出来たとは言え、世界一の経済力と軍事力を背景に、今もドルが世界の金融マーケットを支配している。ブレストン・ウッズ体制は疑似金本位制だったが、今は米国の世界一の国家経済力と軍事力を裏付けに、ドル基軸通貨体制になっている。昔は、金でお金の価値が担保されていたが、今は国富を背景に、お金だけを大量に発行できるようになり、経済の拡大を容易に行うことができる時代になった。

3)日本の金融制度 日本のお金は、半独立性である日本銀行(株式の55%を日本政府が所有)がお札紙幣を発行して出来ている。日本政府の財政事情から、政治家により通貨が野放図に発行されないように、お金の価値を担保している。通貨の価値は通貨発行権と徴税権を持つ国富(2014年3100兆円)である。国民とお金との接点は、普通銀行(都銀、地銀、第2地銀)である。銀行は①お金の貸し手と借り手をつなぐ間接金融仲介②貸出と預金を繰り返して通貨量を増やす信用創造③口座振替で支払いを行う決済をメインの機能としている。 

 お金を運用する金融機能は、最も長期は保険会社(不動産運用が多い)、銀行は3から5年預かりの中期運用、短期運用は短期売買運用のヘッジファンドが行っている。また、証券会社を中心に企業の株式、債券売買の直接金融もある。1996年の日本版金融ビッグバンをきっかけに、個人と企業をつなぐ株式、債券の直接金融が5割、銀行が間に入った間接金融が3割になった。2001年時価会計の導入をきっかけに、保険会社の不動産運用が不安定化して、不動産売却が増え、2006年には日本の土地の時価総額は1200兆円と半減し資産デフレになった。企業への中長期資金も失われた。また、金融ビッグバンによって、日本銀行が民間金融機関の融資基準となるものを、公定歩合(日銀の貸出金利)から誘導金利(銀行間インターバンク市場で民間銀行はお金を借りる。日銀の決めた誘導金利よりも市場金利が上がったときのみ、日銀が銀行に対する資金の貸し手になる)に変化した。すなわち、金利が固定から自由化された。

4)バブル崩壊 1990年の日本のバブル崩壊は債務は円建てで、海外への影響は限定的であった。今、中国の債務も膨らんでいるが、不動産は人民元建てのみで、バブル崩壊が起きても、限定的になる。

証券会社の信用取引は、自己資金の何倍かのレバレッジ倍率になっている。取引総額は大きくなり、これをフェイクマネーという。真水のお金の60倍位ある。金融危機が起きると、フェイクマネーが解消され、市場から資金がなくなる。貸し手が減って、株式・不動産が売られ、価格が暴落し、バブル(フェイクマネー)崩壊となる。紙幣がいくらでも印刷でき、信用取引でフェイクマネーが膨れ上がり、サブプライムローンのようなインチキ金融商品が多数作られたのが、バブル崩壊の原因となる。

5)海外銀行の新興国投資と円高 1996年の日本版金融ビッグバンで金融が自由化され、日本企業を海外企業が買収でき、世界最大の債権国の日本の資金が海外に流れていく仕組みが完成した。海外銀行は低金利の日本円を借り、ドルに替えて、新興国にハイリスクの短期資金投資をする。新興国は成長率が高く、金利も高いので、為替が変動しなければ、高利ザヤが取れる。一方、新興国はリスクも高いので、利益確定のため、現地通貨建てなら現地通貨を売って、円を買う動きが生ずるので、円高が促進される。

新興国リスクの1つに原油安がある。原因は中国の景気減速とアメリカがシェールオイルで世界一の生産国になり、貯蔵タンクが一杯になり40ドルから20ドルへ値下がることからくる。スポット価格が値下がると、世界経済が悪化する。新興国は資源輸出が国の経済を支えているところが多い。こういう国は中東に限らず、ブラジル、チリ、アルゼンチン、エクアドルなど南米にも多い。

6)長期での新興国現地通貨建て債券ファンド(投資信託)の損失・失敗の理由 10年以上新興国債券ファンドを保有して、繰上げ償還に会い、最終的に損をした。ファンドの概要 新興国現地通貨建て債券マザーファンド 組み入れ上位10銘柄(すべて国債)インドネシア、ペルー、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、ポーランド、コロンビア、トルコ、チリ、ロシア 1万口当たりの費用明細 0.138% 扱い 国内銀行系投資信託会社

 損失・失敗の理由

①為替市況 新興国通貨は全体として対円で下落して利ザヤが縮小。

②新興国債券は一見金利が高く見えるが、高インフレのため、実質金利では、それほど魅力がない。

③高インフレの通貨は、中長期では、下落する可能性が高い。高い金利が通貨安で相殺される。新興国債券は、短期投資なら、ギャンブル的にいい時もあるが、長期投資はほとんど損をする。

④中国の経済減速化が、資源を貿易の中心にしている新興国の成長に悪影響を与えている。中国GDPがリーマンショックを境に、日本を追い抜き、1.5倍になった2013年に、習近平主席がオバマ大統領に太平洋2分割案を提案したのを境に、中国経済が低落している。この時、新興国の資源経済低迷を読んで、新興国債券から手を引くべきであった。

 

コロナウイルスで世の中変わる

(中日新聞、YouTube)

1.疫病(感染症)は10万年前から、人類は見舞われてきた。私は今まで感染症については、耳には、ちらっと聞いたことがあるが、学校などで学んだことはなかった。自分には、あまり関係がないと思っていた。人類の歴史に強烈な変化を与えてきたということが、今回を契機に学んだ。重大なこととして、受け止めなければ、ならないことが分かった。日本では、政府の緊急事態宣言が出され、都心では休業のシャッターが目立ち、廃業に追い込まれる店も増えている。知の拠点である学校、図書館、書店も閉鎖された。感染症は隔離が原則である。人出を8割減らすという方針で、集合・コミュニケーション、賑わい、通勤通学、旅行などの自粛が求められている。積極さ、娯楽や社交の自粛、価値観の転換が日本社会に起きている。新しい時代が始まると思う。古い時代のいくつかは、消えてゆくのだ。絶対必要なものだけが残るのかも知れない。ITが活用され発展するかもしれない。

2.主な感染症7つの歴史を振り返ってみる。細菌、ウイルス、寄生虫などが病原体。伝染性を持つ感染症を疫病という。病原体発見には、顕微鏡が必要であった。

①ペスト 高熱を発し、全身に黒斑が現れ、黒死病ともいわれた。ペスト菌を保有したネズミのノミから感染した。東ローマ帝国のユスティニアヌス帝もかかった。14世紀の欧州で人口の3分の1、3000万人が死亡した。中国が起源で、漢のシルクロードや元帝国の範図拡大のグローバル化で広まった。

②南米に疫病流入、梅毒流出 1492年コロンブスの新大陸発見で、欧州にジャガイモ、トウモロコシ、ピーナッツ等もたらされた。欧州からは、天然痘、コレラ、マラリア、インフルエンザ、ペスト、チフス、結核などがもたらされ、免疫を持たない1520年アステカ帝国、1530年インカ帝国など人口の8割が減少、黒人奴隷が輸入された。

③天然痘(疱瘡) 高熱で全身に発疹しカサブタができる。1万年前から流行していた。BC1150年、エジプト・ファラオも罹患した。アステカ帝国、インカ帝国の人口8割減少の原因は天然痘だった。日本でも、740年平安時代、藤原4兄弟死亡。天神信仰の元になり、東大寺が建立された。戦国時代は伊達政宗のような、片目や全盲が多かった。1910年秦佐八郎がサルバルサン治療薬開発。1980年感染症で唯一根絶宣言が出された。

④コレラ 高熱、脱水。感染力強い。7回のパンデミック起きる。欧州の下水道、ゴミ箱整備、公衆衛生。防疫体制につながる。安政コレラは江戸で10万人死亡。1884年独コッホがコレラ菌発見。

⑤結核 微熱、発汗、労咳。5000年前の人骨にもあった。エジプトのファラオ、ショパン、源氏物語の紫の上、正岡子規、石川啄木、樋口一葉など。産業革命のイギリスで大流行。5人に1人が死亡。日本でも紡績工場の女工に流行する。結核菌はコッホが発見、1943年スプレプトマイシン抗生物質できる。しかし、また、近年、日本でも30万人の患者、世界人口の3分の1、20億人が感染するようになった。

⑥インフルエンザ パンデミックは1920年スペイン風邪、1960年アジア風邪、1970年香港風邪がある。スペイン風邪はアメリカで鳥インフルエンザウイルスが変異して人間に移った。第1次大戦でスペインに戦士が行き流行した。感染者は人口の半分、6億人、死者5000万人、戦争の死者より多かった。1960年中国貴州で発生したアジア風邪は世界で200万人死亡。1970年香港風邪 世界で100万人死亡。3つとも量類インフルエンザウイルスだった。

⑦コロナウイルス 高熱、肺炎症状。

2002年 SARS 中国広州発、世界30か国8000人感染、900人死亡

2012年 MERS サウジアラビア、ヒトコブラクダ発。患者3000人、死者900人

2019年から 新型コロナウイルス 2019年末頃、中国武漢市発生。感染力強い。グローバル時代でパンデミックになる。2020年4月18日現在 世界感染者 207万人、死者14万人、回復者57万人 日本患者1万人、死者150人、回復者1000人

 

大恐慌の教訓ーバブル時には現金化せよ!

(YouTube 高橋ダン)

大恐慌という言葉は1929年のアメリカの金融崩壊しか使われていない。5年間で指数が23⇒350(15倍)になった。1929年9月から1か月で45%暴落し、3分の1戻しをした後、2年間で90%暴落であった。その後は200までの回復であった。顧客のの破産により、3分の1の銀行が破産した。この時の教訓は、急激なバブル時には、投資を全額解約し売って、現金化せよ!であった。これは、今後とも、生死に直結する最大の教訓になる。アメリカの投資家バフェット氏も、去年の秋、大量に現金化している。2年後に買い戻しをする計画であろう。

高橋ダンの今回のコロナショックの見方 世界の名目GDPの7割は、アメリカ、中国、欧州、日本で4か所である。金融の動きは、アメリカを見ればよい。アメリカの失業者は660万人と過去最大になった。コロナの特徴は、死亡率が70歳代が5%、80歳代が8%、若者は少ない。コロナは2月が中国、日本、アジアであった。3月はアメリカ、欧州が始まった。ピークは3か月で過ぎている。日本も5月にはピークが過ぎる可能性がある。今回のコロナショックは大恐慌にならない。理由は、大恐慌もリーマンショックも、アメリカの金融恐慌であった。しかし、コロナショックは、自然災害で、金融恐慌でないので、大恐慌レベルの災害にはならないと思われる。

 

5月末経営危機=倒産・廃業25%

エヌエヌ生命保険の中小企業経営者への調査によると、コロナウイルスによる経営危機=倒産・廃業は、4月には、7%、5月には20%、6月には16%、7月には15%であった。累計では4月末7%、5月末25%、6月末40%、7月末55%になる。今は4月末なので、現在7%くらいの主に観光業、飲食業が倒産・廃業している。来月5月末では、25%、4分の1の観光業、飲食業が倒産・廃業する。失業者も増える。6月末では、40%になる。

現状では、5月末まで小中学校が休校になっているので、外出自粛要請は5月末までは続く。中小企業の観光業・飲食業などは、25%、4分の1は倒産・廃業になるという事だ。6月まで自粛が伸びたら、4割で大変になるので、5月末までで、自粛要請はヤメになるだろう。また、6月は梅雨の時期に入り、気温も25度―15度より上がるので、自粛開放には良い。また、1人10万円支給も、遅れても、支給されるだろう。

 

崖っぷちの日本経済

(崖っぷち日本経済 プレジデント)

1.飯島 勲 6月大暴落に備えよ!5~6月の2ヵ月を乗り切れ!

・コロナは、人の移動を制限する。全世界が鎖国状態に突入した。国民1人1人のレベルから破綻し始めている。特に飲食業は個人経営が多いから、一度資金ショートしたら立ち直れないだろう。

・国で予算が成立した。各省庁、各自治体が手続して5月に発注する。効果が出るのは、7月以降だ。4~6月の3ヵ月を耐えられない人もたくさんいるだろう。今日の食べ物に困る人は、仕事を辞めて、失業保険をもらったほうがいい。

2.竹中 平蔵 崖っぷち日本経済

・国民に現金給付は、家計がひっ迫する中、人々の安心や需要増のために悪くない。

・中小企業の突然死に気を付けなければいけない。日本企業の99%が中小企業、資金繰りに窮し、突然死すれば、取り返しがつかないことになる。救済対象は、非正規雇用者、フリーランス、飲食業、ホテル業、旅行業、タクシー運転手など多岐に及ぶ。

・世界の株価が3割減の中、日本の株価も連動する。19年末23,000円から現在、19,000円(8割)に回復している。長期に持ちこたえる資金力が必要になる。今回、日本は、金融政策はほとんど打てない。

3.猫組長 マネーの3つの種(実体経済、金融経済、貨幣経済)への打撃

・FRBと連携しているゴールドマン・サックスが、2020年4~6月期のアメリカのGDPは、マイナス24%と予測した。ベトナム戦争時のアメリカ戦費が、GDP比15%、イラク戦争10%、日清戦争の日本は、20%である。コロナショックは戦争状態である。

・マネーの種は3つある。実態経済、金融経済、貨幣経済。コロナ・ショックはこれらの経済の信用を攻撃破壊している。

①GDPという実態経済 これがマイナス24%だ。

②金融経済 株価=企業への信用が創造している。 債券・証券などのペーパーマネー=わずか100円の紙で、額面1億円のペーパーマネーを作る。これを裏付けにファンドを作り、マネーを集め投資する。貸付にも使う。トランプ相場では、大量のジャンク債ペーパーマネーが使われている。

③貨幣経済 貨幣・通貨も発行国への信用が、価値を担保している。ユーロはEU信用、円は日本信用、ドルはアメリカの暴力装置への信用を担保にしている。

 

ウイルスと共存し経済を回す

(経済同友会 中日新聞)

1.ウイルスと付き合いながら経済を回す。効率化を図りながら業務を継続する。

2.現状は先が、全く見えない状態。今後の見通しが全く立たない。

3.外出の自粛で、旅館や飲食店、タクシーやバス会社など、9割減どころか、休業を余儀なくされてしまった企業も出ている。

4.製造業は、国外での需要が回復しない限り打撃が長引く。現在は、有期雇用を中心に従業員を削減しなければならない会社が出てきた。今後は新卒の採用枠すら絞っていく段階になるだろう。

5.融資を受ける企業も増える。売り上げがない中で融資を重ねても、返済できず倒産する企業が出る。当然、金融機関にも影響が及びかねない。

6.長く続くほど、国は補助金や助成金を出さざるをえないが、国の財政が破綻するリスクも増える。

 

総務省家計貯蓄調査中央値1600万円

2018年の総務省家計調査で家計貯蓄の中央値(小さい順に並べたその中央値、お金のように一部の者が飛びぬけている場合、中央値の方が実態に近い)が、世帯主の年齢が65歳以上の2人以上世帯は、1600万円であった。種類で見ると、現金預貯金が300万円、定期預貯金が300万円、有価証券が300万円、個人年金等が700万円であった。ここには、厚生年金(月25万円位)などの公的年金は入っていない。すなわち、個人年金、公的年金で月々のフローの出費(65歳以上2人世帯の平均月支出30万円)をまかない、現金・定期預貯金と有価証券を予備費としていることが分かる。

 

投資の前に、貯金のできる人間になる

(ライツワードFP事務所)

2018年の総務省家計調査によると、独身者では4割、既婚の者でも2割、おしなべて、3人に1人が、貯金が全くないと回答している。この比率は変わらないと思われる。長い間貯金の額が増えていない人が、まずしなければならないことは、収入を増やすことではなく、毎月1000円でも2000円でも、一定額の天引き貯金ができるような、お金管理方法を学ぶことである。どんな少額でも貯金することに意味がある。

毎月1000円の天引き貯蓄をしているAさんと、していないBさんとでは、将来収入が増えた時、大きな差が出てくる。5万円収入が増えた時、Aさんは、月51000円貯金ができる余地があるが、Bさんは収入がふえても増えただけ使ってしまうクセがついているので、貯金ができない。投資より副業より、まずお金の管理ができる人間になることが、お金の世の中で一番重要な能力である。そして、この、わずかな天引き貯金ができない状態で、投資を始めることは極めて危険なことになる。投資の売り買いのコントロール管理ができないことを意味するからだ。投資の売り買いルールが決められない人間が、投資に勝つことはできないのだ。お金には優先順位があって、①手持ち現金②定期貯金③有価証券投資、動産、不動産の順で緊急度が高くなる。目指すのは、お金をコントロール管理する能力を獲得することである。そして、人生の優先順位もある。①命、健康②生活③経済、お金である。

 

コロナうつ防止策は人とのつながり

(筑波大 高橋准教授 中日新聞)

感染症の集団発生は、戦争や自然災害と同様に、こころの問題を引き起こす。誰でも不安・抑うつ・絶望感に陥る。ただ、長引く時や不眠・手の震えなど体に影響が出たときは、精神科などを受診する。

予防のポイント

1.規則正しい食事・睡眠・運動

2.正しい情報を適切な量を取り、振り回わされない

3.孤独にならない。人とのつながりを保つ

4.ちょっとしたことでも「ありがとう」をいう

5.ストレス解消法は、散歩、体操などの運動、読書・映画・音楽鑑賞などを日課にする

 

 

 

 

タックスヘイブンによる税金下げで格差拡大

(大村大二郎)

課税が軽減・免除されるタックス(税金)ヘイブン(回避・地)はイギリスが作った。南海の小島に数百兆円の金が流れ込むが、イギリスは手数料だけで、むしろ国家に多大のの損害を与えている。タックスヘイブンは大企業、富裕者層の税金の抜け穴になり、そのため大企業、富裕者層の税金を安くせざるを得なくなった。先進国の法人税率は、1980年の50%程度が2013年には半分の25%程度になった。代わりに低所得の中小企業にも課税するようになった。同じく富裕者層への相続税は75%から55%になった。累進課税から、抜け穴のない逆進課税の消費税に頼るようになった。当然のことに、貧富の格差は拡大した。世界の上位60人の資産200兆円は、世界人口の半分・下位36億人の資産と同じである。

日本でも富の集中と格差の拡大は進んでいる。年収200万円未満の給与所得者は2000年800万人が2018年1100万人になった。フリーター・ニートは含まれてなく、低所得者層はこの数倍いる。300万円未満になると、4割1900万人の給与所得者になる。一方、日本の億万長者は2004年140万人が2013年280万人に倍増している。また、日本の個人金融資産は2019年末で1900兆円(内現金1000兆円)であるが、多くは一部の富裕者層が握っている。企業内の給与格差も進んでいる。トヨタ自動車の2020年3月期の社内取締役8人の平均報酬は3億5000万円(固定1.1億円、業績連動2.4億円)と以前に比べ高額化している。

 

投資は、利確なくして利益なし

(タザキの人生攻略チャンネル)

投資は利益を得るためにする行動である。利益が無ければ、むしろ損が出るようならやってはいけない。やってはいけないのだ。投資で一番大事な格言は、「利確なくして、利益なし」である。これが、すべてと言っていい。途中でいくら儲かっていても価格が下がれば、元のもくあみ又は損害である。すなわち、出口戦略がないと、投資で損する又は無駄になる。

投資の利益目標は、投資信託なら、年利単利なら(単利で考えた方が計算しやすい)、3-5%である。3%なら3年で、9%利益を得る。税金が20%かかるが。5%なら3年で15%である。5年なら、25%になる。株式はもっとハイリスク・ハイリターンの目標になる。株式配当があるが。

この利益目標に達したら、1度売らなければいけない。そうしないと、ガラ(リーマンショックやコロナショク)が来て、元に戻るか損をする。

 

 

キャッシュ・イズ・キングは利確である

お金の便利さはキャッシュであるからである。お金とはキャッシュのことを言う。定期預金が現金資産である。普通預金は日々の生活資金である。投資・金融商品は価格が確定していない。世の中が変動し荒れている時は、投資でなくキャッシュ

に価値が出る。すなわち、キャッシュ・イズ・キングとは利確の状態を言っている。利益確定は死活を制するほど重要なのだ。自然界はサイクルであり、悪い年回りに備えて、良い年回りに準備するのだ。

この他、確定利益に近いものは、国が作った保険がある。厚生年金保険、国民年金保険、健康保険、介護保険などである。年金保険は65歳以上になると、国から確定金額が確定支給される。これは、決定的に重要な確定利益所得である。一番頼りになるのは、勤労所得である。しかし、老人になると、健康問題でいつまでも収入の中心に置いておけない。年金保険などの不労所得が必要になる。

 

大不況が来る

(中日新聞)

リーマンショック以来のコロナショック大不況が来る。GDPに合わせた、個人の収入・支出減が現実になりそうだ。身構えて対応しなければ、大変なことになる。防御服を着なければいけない。GDP3面等価の原則により、生産、所得、支出はGDPに等しい。すなわち、個人所得や個人支出はGDPの増減と同じになる。

2019年10-12月実質GDPは、前期比1.8%減、年率7.1%減。2020年1-3月GDPは、前期比0.9%減、年率3.4%減、2020年4-6月GDP見込みは、前期比5%減、年率20%減予想である。2020年の4-6月期は、個人の収入も支出も5%減るということだ。企業の売り上げも5%減ることになる。不況に備えなければいけない。

しかも、当面、不況は続きそうだ。これから①企業の倒産・廃業②個人の失業・減収③不良債権増加による金融システムの危機④安倍政権、自民党の政権の動揺が起きる。不況に備え、防御しなくてはならない。

 

 

健康の第1要素は睡眠の確保

健康の3大要素は①睡眠の確保②少量の食事③適度な軽い運動である。中でも睡眠が精神に関わるため、一番重要である。健康とは、心身すなわち精神と肉体が正常であることである。精神の健康には睡眠が重大な関与をしている。精神がストレス等で疲れない、記憶が睡眠によって整理されるという効果が睡眠にはある。もちろん、肉体の疲労回復効果もあるが。よく受験生が何時間勉強すれば受験に合格するなどと言っているが、睡眠をうまく取らないと逆効果になる。すなわち、ナポレオンではないが、うまく寸暇を利用しての睡眠を取る、15分から30分の昼寝を取るなど、睡眠をうまく活用しないと絶対成功しない。睡眠は、若者そして老人にも、最高にコントロールすべき健康要素である。

 

モー4周年記念日

有限会社モークリエイションが事業内容の変更(2016年6月1日、登記は6月8日)をして、本格活動をし始めてから、昨日6月1日で4周年になる。2016年1月から、このブログを書き始めて、2016年1月20日の<雪が降りました。夢を追う>で、「私も夢を追う時代に戻りたいと思いました」と書いている。そして、ウォルト・ディズニーの夢をかなえる秘訣は、①好奇心②自信③勇気④継続であると言います。私もあと20年、最後の夢に没頭して、夢をかなえる冒険物語をやってみたいと思います。初心忘れず。忍耐は力なり。

 

6月3日モーファンド設立

(YouTube 91歳で月100万円稼ぐ 個人で生きる道ショウ

 資産運用素人がハマるワナ(山崎元) YouTube大学 )

6月3日に個人事業としてモーファンドを設立した。きっかけはYouTubeで国鉄を定年退職したショウの91歳の埼玉のおじさんのインタビューだった。このおじさんは、定年後20年間、りそな銀行の投資信託(Jリートの愛称:日本のツボなど)を運用して、今では年税金20%払いで年120万円納付している。彼が言うには、70を過ぎた年寄りには、金に稼いでもらうしかない。投信で利益を出して、その利益を再投資してきた。趣味は温泉くらいで、孫や兄弟への資金援助が中心である。銀行の人から色々情報をもらってやってきたと言う。

私も12年間、投資信託をもっているが、儲からない。これはやり方ががまずく勉強しないからだ。これからやり直して20年チャレンジしてみようと思う。またYouTubeで、山崎元の資産運用の原則で、窓口に行かずに、パソコンで業務遂行そしてスキルを学ぶ、手数料は0.5%以下、自分の良く知っている分野に半年、3年、10年の中長期投資をする。などYouTubeで勉強するのが良いと思う。

  モーファンド概要

1.事業形態 個人事業

2.本店 〒507ー0817 岐阜県多治見市大畑町大洞31-140

3.会社設立年月日 令和2年(2020年)6月3日

4.目的 金融資産会社、家族の資金バンク、子供・孫への支援<(有)モークリエイションは商業会社>

5.資本金 100万円

6.業務方針 

 ①金融資産の師範をシンプル原則の本田清六にする。

 ②好況時・金(貯金)と不況時・物(株式・土地)の適時交換の繰り返し。

 

 

 

モーファンドの師範は本田清六

私の財産告白 本田清六)

財産作りについて、2つの単純な方針をたて、それを実行しただけの本田清六の原則をモーファンドの原則とする。本田清六著私の財産告白をバイブルとする。

1.貯金

①財産を作る基は、勤倹と貯金である。雪達磨の芯(100万円位か)を作る。

②4分の1天引き貯金法 

貯金=通常収入(給料+利子)×1/4+臨時収入(アルバイト)×10/10

2.株式、土地 至冨の本街道、利殖の根本は物と金の値段交換

好景気(金あまり)の時は、(金化)勤倹と貯金(高値売り)、不景気(金づまり)の時は、(物化)株土地投資(安値買い)。

②2割利食い、10割益は半分手放し(原価ゼロに)法

 

 

2倍72/%の法則

(庶民株 森永拓郎)

資本を2倍にするには、72/%の法則で年数・回数がわかる。利子が1%の場合、 72/1=72年、72回である。現在の銀行定期預金利子は1年0.002%であるので、36,000年=3万6000年である。とても2倍に出来ない。現在の東証1部の株式の平均利回りは2%である。2倍になるのに、36年かかる。また、現在はデフレであるが、穏やかなインフレに転じれば、現預金は目減りするようになる。また、1929年世界恐慌の3年半後、デフレからインフレに転換し、数か月で株価や地価が一気に上昇した。銀行預金と郵便貯金で900万円(生活費の3年分)あれば、少額投資から始められる、株式や投信や債券に投資することが勧められる。

株式で2割益(利子20%)が得られれば、72/20=3.6(3年半または3回半)で2倍になる。本田清六師匠の2割益手法は、資産増加の現実性のある流儀であると思われる。

 

貯めたお金に稼がせよ!

(バビロン大富豪の教え YouTube大学)

バビロン大富豪の教えで強調しているのは、「貯めたお金に稼がせよ!」という教えだ。これ以外は蓄財の原則を教えている。天引き貯金、利子の4分の1を再投資=福利で運用することなど。「お金でお金を稼ぐ」すなわち、金貸業、金融業の勧めだ。現代の世界の1~5億円(100万ドル以上)を持つ億り人の収入源は、55%が株式、15%が不動産、12%が確定拠出年金、8%が保険年金である。半分以上は株式である。株式をマスターしなければいけない。現代の上場企業は、株式市場で食うか食われるかの戦いをしている。お金がなくて困っている企業に、利子付きで貸すことだ。金貸業の原則は、本田清六方式である。その株式の過去の最高値から2割以上も下がった株を買い、そして2割戻ったところで利食いするのだ。そして、現金化、軍資金として置く。買値も売り値も分かった単純作業だ。このやり方は不況・暴落時、政府も株高政策に出ている時だ。チャンスを待つのだ。徳川家康も「人生の遠き道は、急ぐべからず。最後の勝利者は、健康長寿者なり。」と言っている。

 

ライオン投資法(風林火山投資法)

(高橋ダン YouTube)

投資方法は、ライオンがヒツジの動乱敗走のスキを突くように、王者として勇然と動かざるスタイルで投資法を決めて、安値を一撃で喰らう。投信・株式と現金を半々にする投資法である。好況の時は株高なので売って、現金と半々にする。不況の時は、安い株式を現金で買って半々にする。投信・株式は3/5の長期投資と2/5の短期投資をする。長期投資は長期保有・毎月積立・銘柄分散すなわち米国株式ETF(5%年配当狙い)になる。短期投資は暴落・バーゲンセールに2割安以下を買い、戻り(10%から20%狙い)を売る。現金は不況、暴落、不測事態時の準備金とする。時代は変わる。5年、10年ひと昔。誰もが認める優良株でも、5年10年たつと、そのビジネスの環境が激変することが多い。ETFと短期投資が勧められるゆえんである。

 

短期投資テクニックの原則

(高橋ダン YouTube)

長期投資の原則は長期保有・毎月積立・銘柄分散であった。その結果、米国の株または3

資産インデックス・ファンドのETF(上場投資信託・証券会社取扱い)または投資信託(証券会社、銀行、郵便局取扱い)となる。為替や取扱い手数料のコストがかかることから、利益が確実に出るが、そう多くはない。

短期投資は気を付けるべきテクニック原則がある。

①事務的知識 株式を買うときは、確定申告時の年間取引報告書を証券会社が作ってくれる「特定口座」にする。複数回取引や売買手数料がかかり、自分でやると計算がめんどうである。

注文時は指値にする。同じ時間の取引でも上下10円くらい振れる。成り行きだと高値になる。「フォーリング・ナイフ・チャッチ」時には、10日期限の現状値の2割安値の指値にする。

②自分の勝負の記録を付け、自分のルールを持ち、守る。整理し、計画を立てる。

③マーケットを否定しない。自分が間違っていることを理解し、あきらめ、修正する。

④皆が注目していない分野や株式にかける。注目されている分野は競争者が多すぎる。株式はゼロサムゲームで厳しい。ビットコインなど、もう遅くダメである。

⑤敗けている株式を追いかけるのはだめ。ダブルダウンの2倍掛けはやめる。ロスカットするか、塩漬けにする。

 

ETF

(高橋ダン YouTube)

ETF(Exchange Traded Fund)は、米国や日本の株価指数に連動した投資信託で、上場投資信託である。高橋ダンは、長期、短期投資とも、普通の人は投資は、ETFだけでよいと言い切っている。

ETFと普通の投資信託の違いは、上場しているか否かである。ETFは証券会社でのみ取り扱われており、普通の投資信託は、証券会社、銀行、郵便局等で取り扱っているがいつでも購入売却が可能なオープン型投信として取り扱っているが、手数料が高くなる。ETFは、株式の取り扱いと同じである。銘柄と口数を注文する。指値注文もできる。日経新聞、インターネット(モーニングスター、Yahoo!ファイナンス)にのみ、ETF価格が掲載され、毎日売買できる。ETFの分配金は年1~2回が多い。権利付き最終日(4日前)までに、銘柄を保有する。税金は上場株式と同じで、譲渡益と分配金にかかる。「特定口座」にすると、証券会社が税金の計算をやってくれる。税率は、譲渡所得、分配金とも、20.315%(所得税15.315%、住民税5%)である。ETFのコストは、直接コスト(売買手数用)と間接コスト(運用管理費用・信託報酬)である。直接コスト、間接コストともに安い米国株価指数ETFは三菱UFJ国際投信のeMAXISslim米国500、日本東証株価指数ETFなら野村のTOPIX連動型ETF1306になる。日本東証株価指数ETFなら野村のETF1306になる。

2020年7月時点の株式市況は、かなりやばくなった。売り時、買い時に勝負が必要である。コロナの世界第2次感染大流行始まる。米中分断、南シナ海で米海軍演習。来年ドル急落の可能性。米エール大スティーブン・ローチは、米国株式は財政赤字▲15%、国内貯蓄▲10%、安いドルにして、海外資金を呼び込む必要ありと言っている。来年にかけ、ドル1/3下落▲35%になる。円は110円から70円になる可能性がある。英シティは世界の株式は、今年安値から各国政府資金導入により40%上昇し、上値の可能性は低いと警告した。来年の企業業績からは30%高すぎるとした。ETFの買い時は遅れるかもしれない。

 

 

勤倹貯蓄

(本田清六、安田善次郎、邱永漢)

このところ、個人事業モーファンドを設立して、金銭、株式の投資を中心に研究して、大体、現金と投資のポートフォリオを作り、安定して運用できるレベルの知識を得て、体制を整えたと思う。現金・定期預金、公的・私的年金、自宅・別荘不動産、長期投資オープン投信(国債・社債)、ETF(米国株式連動、国内TOPIX連動)、短期投資国内株式のポートフォリオだ。しかし、一段落して気づいたことは、投資の元金が少なすぎることだ。株式、投資の世界で2倍にするには、何年もかかる。元金が大きくなければ、所詮たかが知れている。もう一度、本田清六、安田善次郎、邱永漢の本を読んでみると、勤倹+貯蓄に最大のウエート構成比を置いていることに、気が付いた。本田清六は25%、安田善次郎は20%、三度三度たくわんのおかずでも毎月天引き貯蓄・非常準備を一生したと言っている。現金貯蓄をしながら、株式、土地に投資をして、運もよかったので、大金持ちになったのだ。死ぬまで、天引き貯金をやったから、お金が貯まったのだ。私は有限会社モークリエイションをやっている。これから、もう年なので、自分にはお金が必要なくなってきたこともあり、実行可能性が出てきた、毎月1/4天引き貯金をやることが、本道であることが、本当に分かった。

 

 

経営者とは

(稲盛和夫 PRESIDENT)

①「値決めは経営だ」。利益を出し続けなければならない。

②動機善なり。世の中の役に立つ。だから、この金額で売る。

③「今後どうなるか?」と聞かれたら、間髪を入れずに「こうなる!」と答えられるのが、経営者である。

④経営の大成功は天の与える「試練」である。天はその人を試している。成功した結果、「地位におごり、名声に酔い、財におぼれ、努力を怠る」か、成功を糧に、「さらに高い目標を掲げ、謙虚に努力を積み重ねていく」かによって、その後の人生は、天地の差がつく。

 

石原慎太郎の老境

(石原慎太郎 PRESIDENT)

石原慎太郎は1932年生まれ、88歳である。8年前、80歳のとき、脳梗塞で入院した。早期発見のため、左腕の麻痺があったが、歩くこともできた。この病は、巨大な喪失感をもたらした。大病をすると、己の死期が近かづいていることを、嫌でも自覚する。すると、ものの見方や考え方も変化する。人生には限りがある。生きている時間が愛おしくなる。この世への未練は尽きない。とはいえ、肉体の限界がある。それを、我慢するのも、ひとつの生き甲斐と言える。私は、あくまでも、その時その時の自分の人生を、謳歌するという考え方があるだけある。

死を身近に意識し、死を考える。人間が死ぬと、意識が消滅するのだから、何も知覚出来なくなる。死んだら何も知覚出来ず、意識が無くなる。それを虚無と言い、宇宙空間のような虚無は実在する。私が心の拠りどころとするものに、釈迦が考えた認識をまとめたお経・仏典の、法華経がある。法華経には多くの知恵が詰まっており、実践的な哲学として、釈迦に接することができる。釈迦自身は来世などというものを説いていない。今をどうやって生きるかという事をこそ説いているのである。

 

 

 

法華経、般若心経と仏教

1.前回ブログ「石原慎太郎の老境」で、彼の心のよりどころが法華経と書いてあった。そこで、中公文庫の大乗仏典・法華経Ⅰ、Ⅱ(サンスクリット本)を読んでみた。しかし、この本には、釈迦如来が悟った真理そのものの探究はなかった。法華経は仏僧(如来、仏陀、菩薩)の体系・礼讃文学であった。

2.そこで、仏教について、インターネットで再度調べた。

BC450年、仏教は、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)が開始した。

①苦しい輪廻からの解放

②戒律、禅定、智慧の実践

③実践徳目  六波羅蜜(6パーラミーター)=利他布施、守戒律、忍耐、精進、禅定、智慧

八正道=正見、正思、正語、正行(おこない)、正命(なりわい)、正精進、正念、正定(こころ)

④南方に上座仏教、東方に大乗仏教が広まった。

⑤AD200年、南インド僧、竜樹(ナーカールジュナ)が仏教の原初からあった「般若(バーニャ=智慧)経」の空の思想を体系化した。大乗仏教の基本思想になる。物質は「色」であり、原因と縁起が和合して起きるものである。宇宙の現象は、縁起によって成り立っており、永久不変の実態のない「空」である。すなわち存在への執念を捨てることである。智慧の完成こそ求めるべきだとした。日本においては、法相宗、天台宗、真言宗、禅宗が使用している。

⑥2大訳経家 鳩摩羅什(クマーラジューヴァ)AD400年西域ウイグル僧、後漢長安で300巻のサンスクリット経典を漢訳した。仏説阿弥陀如来経、座禅三昧経、摩訶般若波羅蜜経、妙法蓮華経、維摩経等

玄奘三蔵 AD600年、唐代の訳経僧。インドに陸路旅行し、600部の経典を持ち帰り、漢訳した。日本の大般若経は玄奘三蔵の訳が多い。鳩摩羅什のものを旧約、玄奘三蔵のものを新約ともいう。

 

 

 

私の3戒

宗教というのは、なぜか戒律を決め、それを守ることを条件づけている。そして、精進努力して、智慧を得ることを目的とする。世界宗教が決めている戒律の中から、私に必要な戒(戒は一般人が守ること、律は僧侶が守ること)は、3つであることが分かった。

私の3戒   

1.休息  (ユダヤ教の戒律)

2.節食  (イスラム教の戒律)

3.断酒  (仏教、キリスト教の戒律)

私もこの3戒を守り、健康を確保し、精進努力して、目的を達しようと思う。

 

これからの日本経済と株価

(PRESIDENT 7月31日号)

今回2020年のコロナショックの、株価の底は3月でした。FRBは2008年のリーマンショック金融危機を経験して、「金融危機は起こしてはいけない」という命題と解決策を中央銀行が理解し、対策を打っている。株式市場を支えているのは、FRBの無制限の金融緩和(22年末まで約束)とジャンク債、アメリカ国債の買い入れです。FRBがほぼゼロ金利の政策を打っているのは、リーマンショック時と今回の2回です。FRBはリーマンショックが起きてから、08~15年の7年間ゼロ金利を取りました。今回は22年まで3年間ゼロ金利を約束しており、長引く可能性もあります。

日本経済のリスクは、FRBの最後の利上げの18年12月から、今年末ごろ2年たち、過去は、2年で円高になっていました。リーマンショック時の円高は、アベノミクスで円安に戻りました。今回もFRBと日銀は金融緩和を続ける見込みで、円高と現状110円レベルの綱引きになるでしょう。

日本経済のGDPや雇用が元に戻るのは、5年後2024年末の見通しです。日本の隠れ失業者数は、リーマンショック350万人、今回は500万人です。また、家計は金融資産1900兆円(うち現金預金1000兆円)を持ち、海外消費から国内消費に移り、国内消費増加の可能性がある。国債残高は900兆円あるが、世界各国に貸しているお金、対外資産残高は1000兆円あり、税収の範囲内での支出というプライマリーバランスの考え方は、金本位制の思い込みと同じで間違いである。

日経平均株価はどうなるか。日経平均株価のPBR(株価純資産倍率)は、過去0.9~1.3である。現在、1.08で1年前に戻っている。3月16日に0.8倍まで売り込まれたが、過去20年で0.9倍を下回ったのは、リーマンショックとギリシア危機とコロナショックだけである。PBR0.8の1万6000円が下値になる。現在、日経平均株価の予想配当利回りは、2%である。日経平均が3万円になっても、配当利回りは1.7%ある。0%の預金や国債より、株式買い余地は絶大である。

(追加)今年はコロナショックで3月に暴落した。6月には戻した。世界の認識はリーマンショック並みの4,5年の大不況を覚悟している。FRBは社債を買う、ゼロ金利を2023年末まで継続すると宣言した。日銀はコマーシャルペーパーを買う、55兆円から90兆円(+35兆円、1.6倍)に金融緩和をすると言った。黒田日銀総裁の任期は23年4月まである。これで大量の緩和マネーが生まれ、23年までは大きな2番底はないと認識された。菅新政権は21年、22年とコロナ対策と景気の腰折れ防止に全力を挙げることになろう。

 

相場の勝ち方

(お金の神様 中原圭介)

中原圭介は2000年から2006年まで株式で資金を150倍にした。レバレッジを利用したが。2007年からのリーマンショックも予見して相場を休んだ。国内相場中心で、配当狙いはしていない。

1.相場のトレンドを読む事が最大の重要事

①上昇トレンド相場(約1年間)チャートと外人需要<東証1部大型株、円高で日本売り、円安で日本買い=儲かる>で判断。優良株<東証225銘柄>7割、現金3割で運用。チャートで、頭と尻尾くれてやれで、長く持つ。

②ボックス圏相場(約1年半)優良株を上値抵抗線で売り、下値抵抗線で買う。

③下降トレンド相場(約1年間)チャートと外人売りで判断。キャッシュ8割、材料株が出たら2割。1部、2部、新興市場すべて売る。塩漬けにしない。

④新興市場(ジャスダック、マザーズ)売買の9割が個人投資家。利益も大きいが、損失も大きい。下降トレンドでは、2倍位大きく下がる。1.3倍位で早めにに利確する。

2・項目別判断

①外貨預金 為替が難しい。定期預金の方が、減らないだけよい。

②投資信託 手数料、信託報酬、外国物は為替で儲からない。特に毎月分配は儲からない。

③世界経済はアメリカ経済 雇用統計(GDPの7割を占める個人消費)と中古住宅販売件数(アメリカの住宅の7割は中古物件)が重要。

④忙しいサラリーマン向け投資 野村などの日経平均株価連動ETFがよい。

⑤定年後の最適ポートフォリオ すべて預貯金が理想。株はやっても余剰資金の1割位。

⑥投資の原則 ウオーレン・バフェットの「絶対に損しないこと」が最優先。

⑦TOPIX=東証1部の全銘柄。ある時点からの値上がり指数。日経平均株価=東証1部225銘柄のみ対象。値がさ株の影響大。

⑧ネット証券 手数料が安く、損切も気楽にでき良い。

⑨東証売買システム「アローヘッド」 2010年よりクリック1つで瞬時に売買確定。成り行きは高値確定の恐れあり、指値注文しかできなくなった。

⑩急騰株ルール 突然2~3割急騰したら売る。

⑪損切ルール 買値から5%、10%下がれば問答無用で売る(デイトレーダー)。

⑫長期保有 塩漬けの危険が増大。ある時期買い、ある時期すべて売りキャッシュに替える。

⑬情報源 日経新聞、一般新聞、ネット。四季報はチャート等の確認辞書。PER,PBRなどでは、儲からない。スキルが大事。

⑭相場格言 

 「相場は相場に聞け」=長期運用でなく、トレンドで相場の上下を判断する。

 「休むも相場」=下げトレンドは売ってキャッシュ化。相場を見送る。

 「頭と尻尾はくれてやれ」=チャートで高値や安値を確認してから、売り買いする。

⑮経済予測方法 経済+歴史+心理+哲学の総合考察で、潮流を読む。

⑯個人投資家は逆張り志向が強い。相場が大きく下がると買い向かう。しかし、上昇相場の順張りの方が儲けやすい。

⑰毎年8月は円高 企業が9月の中間決算に備え、円を国内に還流させる。

⑱ヘッジファンドの決算のための換金売りは5月、11月。欧米企業は6月決算<5月売り>、12月本決算<11月売り>が多い。9月、10月の相場は過去大暴落の歴史が多い。

⑲株は10月に買って、4月に売れ。確率的に儲かる。

⑳WTI原油価格は45ドル。シェールオイルの損益は45ドルを境に増産、減産される。

 

 

 

上岡株式道場に入門!

(うねりチャート底値買い投資術 上岡正明)

YouTubeで上岡正明師範が株式道場を開いた。剣道と同じで、心技体のコツをつかむには、師範について練習を繰り返し、欲望と恐怖の場数を増やし、実践知を身につけるしかない。師範代に高橋ダン先生についてもらい、海外情報、アメリカテクニックを学ぶ。10年やれば、初心者も有段者になれる。「株はタイミング(上昇トレンド)5割、技(1ヶ月売買)3割、銘柄選び(増益配当)2割だ」。

1.株は戦国時代の戦争と同じだ。陣形をとって、戦わなければいけない。先鋒、次鋒、3陣、本陣と体制を作る。戦うのは、先鋒と次鋒だ。全軍を出さない。暴落は1年に1回、中暴落は3年に1回、7年に1回大暴落(リーマンショック、コロナショック)がある。半分は余裕資金が必要だ。戦いは兵站が最重要である。ゆっくり勝負する。過去の大上昇トレンドは、2003年~2006年の3年間(小泉バブル8000円→18000円・2倍)、2012年~2015年の3年間(安倍バブル8000円→18000円・2倍)とある。この時に、億り人が排出した。間はボックス相場であった。上岡師範はうねりチャート底値短期買いの名手だ。2000年上半期の収益400万円のうち、350万円85%がCapitalgain(売買益)、残り15%がIncomegain(配当金)である。この心技体のコツを学ばなければいけない。

2.先鋒(野村)、次鋒(東海東京)の戦い方

①勝てる得意銘柄(ロックオン銘柄)を絞る。上岡師範の1億の利益の7割は、同一銘柄で稼いだ。ジョージ・ソロスも同じだ。

②勝てるチャートタイミングで仕掛けること。相手の仕掛けをじっくり待つこと。(うねりチャートの底値買い)。企業利益状況と時代を確認すること。

③分割買い、売り。チャンスを分割する。

④10%くらいの小幅利益の回転で勝つこと。1~2週間で売買すること。1ヵ月に100回くらいの回転がいい。利確千両。売買手数料は150円。

⑤配当は年3%くらいが平均だが、年2回分配。確実だが、収益は少ない。10万円で年3000円くらい。

⑥損切リは、先に底値買いをする戦略で、しない。資本が減る。初心者は10万円以下の銘柄で戦い、損切りもちゅうちょなく出来る。失敗も反省の材料で、次に改善する。

⑦税金は20%取られる。

 

株の格言

(株の格言 西野武彦、岡部寛之)

1.選択

人の行く裏に道あり花の山

株式投資は美人投票に似ている

材料は後から付いてくる

悪い株を持ち続けると、悪い株だけになる

相場は相場に聞け

業種別(技術、素材、資本財、消費、金融、公共)大循環の波に乗れ

買い増益株、売り1株配当0円

配当金は確定利益

誰も目をつけていないものを買え。ETF銘柄以外の(クオンタム・ファンド)

2.チャート

登り100日、下げ10日

株価は元の古巣に帰る

人気は熱しやすく、冷めやすい

半値八掛二割引

3.売買法

株を買うより、時を買え

買うべし、売るべし、休むべし

見切り千両

過去値を忘れよ

疾きこと風のごとし

売りは早かれ、買いは遅かれ

相場はタイミング

3割利食い6回で、元本は4倍

アタマとシッポはくれてやれ

天井・底を考えて売買すべし

大衆の誤りは、下げ相場で、市場を離れること

バラを切るごとく、売るべし

閑散に売りなし

大幅値上げ直後の買い、大幅値下げ直後の売りは厳禁

2か月でひと思案

換金が現実

3週間で決着せよ

売る順番は、引かれ玉、トントン、利食い

 トントン切りで、相場開眼

セット売りはダメだ、不要

急騰したら3日で売れ

売れる予感が投資の始まり、人々が気づくまで待つことだ

 

 

 

 

暴落相場になるのか

(上岡正明師範8/20、高橋ダン師範代8/21 YouTube)

上岡師範が8/20のYouTubeで、日経平均のチャートに天井シグナルが出ている、9月からの下げ相場を予測した。理由は以下の3つ。

1.チャートが逆三尊(トリプルトップ)に近い

2.3月からの空売り勢が、6ヶ月期限の9月に薄商いになる

3.先物投機筋の恐怖指数が上昇している

高橋師範代も8/21のYouTubeで、日経平均チャートにリスクがある、半分切るのを提案した。

来週月曜日8/24に現金比率を6割以上にしようと思う。先鋒(野村)はすでに達成している。次鋒(東海東京)は「ひと月で、決着をつけよ!」の格言から銘柄見直しが必要なこともあり、「相場は相場に聞け」と「トントン切りで、株式開眼」で、売り実践しようと思う。

 

 

高齢者は投機相場を楽しめ

(株は春秋にあり 投資歴50年岡部寛之・1988年当時71歳)

人間には飲・打・買・ドラッグ(タバコ)という4大快楽趣味がある。70歳以上の高齢者になると、飲・買・ドラッグは健康に悪く、体がもたない、命がもたない。残るのは、打つだが、公営ギャンブルやパチンコもしんどい。70歳以下の場合、株は事業ではないので、自分の仕事に専念すべきである。しかし、老人には暇があり、体力を使わない、経済を対象にした知的な投機相場が生涯快楽趣味として、現代のIT時代には最良だと思う。

現代は、通貨インフレ、過剰フロー・投機マネーが、株式相場を鉄火場(ギャンブル場)にしている。正に美人投票になっている。アメリカの企業決算期(本決算12月、中間6月)、日本の企業決算期(本決算3月、中間9月)、ファンド・機関の信用調整のため、9,10月と4,5月がカラ(暴落)となり、暮・正月と盆・夏場は跳ねる。暴落を買い、跳ねを売る。

相場のポイント

①多業種、テーマ、時期の分散投資

②大底圏(ガラ)が来たら、小型低位株で、利益上昇銘柄を買う。

③ナンピン買い、半額塩漬けでなく、短期乗り換えがいい。

④買値の20%(初心者は10%)で利食いし、回転数を増やす。

⑤大底・上昇期はマザーズ、ジャスダック、業績低位株、上昇・天井期は大型低位株、2部銘柄。そして、フィナーレ、預かり現金8割、高配当株。

⑥会社四季報の活用。

1)発売日 *2集(春号)3/15頃、3月決算・来季予想 *3集(夏号)6/15頃 3月決算結果 *4集(秋号)9/15頃 9月中間見通し *1集(新春号)12/15頃 9月中間決算結果 発刊されたら早めにチエック、方針決定

2)業績 1株益は当該会社予想・希望もあり外れることも 業績キャッチ言葉は四季報編集部

3)チェックの3大ポイント 1⃣最低購入価格(初心者は100株6万円以下)、2⃣業績キャッチ言葉:増益、3⃣1株益:増益

4)発売日の1週間前には、情報が関係者(機関、政治家等)に漏れていると考えられ、おいしい銘柄は、爆上げし始める。「株はタイミング5割、技3割、銘柄選び2割」。勝てるチャートタイミングで仕掛ける。相手の仕掛けをじっくり待つこと。

 

売買手数料は重要だ

あまり気にしてなかったが、ネット取引の売買手数料が各社によって、極めて大きな差があることが分かった。100株の現物買い売りのネット専門証券の手数料は100円位、売り買いで200円位である。野村證券がネット取引で150円、売り買いで300円。東海東京証券は、ここでは書かないが、極めて高い。結果、東海東京証券で株の売買をすることはやめた。野村證券のみで、株式ネット取引をすることに決めた。

 

株は戦略、戦術、警戒だ

(上岡YouTube 9月20日)

上岡師範が今は警戒が重要だと言っている。慢心し油断して、索敵を怠ると、株戦争で負けると言っている。

株参戦部門は海外法人6割、国内個人3割、国内法人1割である。9月の第2週で、海外が累計で売り越してきている。外人は日本株の下げを見込んでいる可能性が大である。

①9月18日、1ドル=104円になった。1ドル100円の円高方向である。

②安倍政権は為替110円の安定で株高であった。次の菅政権は発足1週間である。米大統領選が1ヶ月余りとなった。安倍退陣して円高の重しが、日本株式にのしかかってくる可能性が大である。

③ユーロは5月から9月にかけて4ヵ月で1割上昇した。円も同じだとすると95円になる。日銀黒田総裁は23年3月まで任期があるので、日銀ETF買いで、1ドル=100円を目指し、日経平均を支えることになろう。円高になると、日本資金が米国株を支える可能性もある。

今の場面では、風林火山の風の計(速攻の計)が必要で、1ヶ月内でトントン切りでも攻撃株の決着をつけ、預かり現金比率を7割にし、休むも相場の態勢を取るのが良い戦略となろう。

 

権利付き最終日

今年の中間決算の配当金権利付き最終日は9月28日(月)=月末日の3日前だ。この日までに株式を買えば、配当金がもらえる。翌日9月29日(火)は配当金権利落ち日になる。この日に株式を売っても、中間決算配当金はもらえる。最終の9月30日(水)が権利確定日である。権利付き最終日の10日前くらいから、その株式は2~3%位値上がりする。権利落ち日は値下がりする。権利確定日以降は株価は平常に戻る。

株式配当金は現在年4~6%の高配当株が多い。銀行定期預金や投資信託より、配当が多い。暴落しない株式を選べば、配当金狙いも有りだ。上岡師範は株式投資持ち金の利益の内15%が配当金だ。上岡師範は年120万円の配当金をもらっている。月10万円だ。5%配当なら2400万円分の配当狙い株式を持っている。安定確実な配当金も株式投資の内に入っている。10万円で5%配当銘柄なら年5000円の収益になる。 

85%が売買益だ。株式の主眼は売買益であることは変わらない。

(追加:今年の権利落ち日周辺の動き)

 

今年も権利付き最終買日に東証は上がり、翌日の権利落ち日に下がる動きでした。TOPIX、日経平均、新興市場は大体同じ動きなので、TOPIXで表示します。9月25日(金)権利付きブービー日=1637円(+7円)、9月28日(月)権利付き最終買い日=1661円(+27円)、9月29日(火)権利落ち日(売ってもいい)1658円(▲3.8)、9月30日(水)権利確定日1625円(+33円)、10月1日(木)東証売買停止トラブル、10月2日(金)1609円(▲16円)トランプ大統領コロナ感染

 

ニトリの経済予測

(プレジデント10月前期号 似鳥昭雄の経済予測)

今年の景気は元々悪化傾向。昨年10月の消費増税、今年の五輪終了、11月の米大統領選の終了後株式下落。実体経済は相当に悪化、日銀がETFとJ-REITの買い入れで作られた数字。政府の日本株の買い入れ数字は19,000円、これ以上で買い支える。米国は11年連続景気拡大だったので、L字形景気低迷になる。円は100円程度、世界成長率は2%程度。日本地価も3~4年、1~4割下げる。

 

村上ファンドの投資入門

(ダイヤモンド10月上旬号 村上世彰の投資入門)

1.お金の道具としての機能

①何かと交換できる

②貯めることが出来る

③価値をはかることができる

2.投資(金融の1つ)の原則

①株は動きだけでなくバリューも重視する

②トレンドは上り始めたら買い、下がり始めたら売る

③利食い、損切りは株価で決めない

④決算発表の1ヵ月前までに状況を問い合わせる

3.株式投資のメリット

①お金を増やすことができる

②経済を活性化させ、社会に役立つ

③世の中の動き(経済)が見える

4.ネット証券で投資が簡単

①ネットで口座開設できる

②取引単価が数万円の低価格銘柄もある

③ネット証券への取引手数料が数10~数100円で安い

 

Withコロナ時代の生き方

2020年のコロナ災害は人類にとって、甚大な影響を与えるだろう。災害時の原則は自助、共助、公助であり、まず自助が求められる。コロナ回避は、3密を避けることが基本行動になる。①密閉=換気をする②密集=集合しない③密接=2mの距離を保つの原則を守る。この物理的な条件を確保するには、今までの生活様式では、不都合なものが出てくる。不都合な業種が出ている。結果、コロナ不況になる。またこの秋、欧米を中心に感染者が増えだしている。コロナ災害は4年位、2023年頃まで続くと見られている。長期間、不況が続き、深刻化する。新しい生き方にしなければならない。人々は外出を控え、人との接触を控えるようになる。飲食、アパレル、宿泊・旅行業が不況3業種と呼ばれる。航空、鉄道業界も不況著しいが、BtoCだけでなく、秋口からは、BtoBの製造業にも影響が及んでくる。吉野家の売り上げの6割が、店舗利用から持ち帰りになったように、業態の大変化が起きる。行動の分析とリストラ、合理化、効率化が求められる。

 

 

 

日本でお金持ちになる方法

(YouTube バフェット太郎)

日本でお金持ちになる方法は

公的年金(含む企業年金)+配当金+(副業+倹約)  である。

フランスの経済学者ピケティは

r(資本収益率)>g(経済成長率)

という不等式を示した。現在の資本主義ではrは大体4%、gは2%くらいである。すなわち、資本家(r)は勤労者(g)よりも収入が多い。rは必ずしも資本家でなくても、株主であれば良い。

勤労者は副業+倹約で月2万円を生み出し、30年間優良株に投資すれば、1億円貯まる。配当が4%であれば、年間400万円(月33万円)の配当収入を得ることができる。公的年金が月25万円(年300万円)なら、年間の年金が700万円になる。老後、年金700万円(月58万円)の金持ちになることが、日本で現実的に金持ちになる方法である。

 

株で億り人になる方法

(YouTube 上岡正明)

株式相場で数百万円で3億円稼いだ上岡正明の言葉。

底値から機関投資家、海外投資家が買い戻しの波(大相場)に個人投資家も乗るのが、億り人になる方法、秘訣である。10年に1度の個人投資家があきらめた底値から買い戻しの循環相場で、その時期のテーマに沿った個別銘柄に投資して、株長者になることだ。

上岡正明は過去3回の機関投資家買い戻しの大相場でその時のテーマ株に乗ることで、億り人になった。3回のアクティブ投資の時期を選ぶことが秘訣であった。それは

1995~97年 テーマ株:IT,ベンチャー株

2012~13年 テーマ株:スマホ、ゲーム株

2015~17年 テーマ株:クラウド、バイオ株

そして、もしかしたら、これから、第4回の買い戻しの大相場が始まるかもしれないという。バフェットが5大商社株を買ったという話もある。

もし、そうだとしたら、これからのテーマ株は以下のテーマかも知れない

①DX(デジタルトランスフォーメイション)株、ペーパーレスのデジタル化で生産効率化、行政改革する

②バイオ 再生医療

③デジタル新技術 AI,ロボテック、5G→6G、音声認識

 

 

リスクと年齢

「何のリスクも取れない人間は、人生で何1つ、成し遂げることはできない モハメッド・アリ」

正しい、しかし、若い内なら当てはまるが、年齢をとると、加減しなければいけない。時間を味方に付ける方法を取る必要もある。

 

上岡師匠の投資相談

(YouTube2020年10月12日 上岡正明)

株投資歴21年の上岡師匠の考え方

1.損切についてロスカット方針

投資スタイルによる。株の投資期間戦略による。①デイトレ 1日でロスカットする②スイング 2~3日 2~3日でロスカットする③うねり 2~3か月でロスカットする④中期 6ヵ月⑤長期 2~3年⑥ほったらかし 5年

2.米大統領選による投資戦略戦術 今は日本株8割、アメリカ株1割、中国株1割で投資している。トランプ有利だと思う。内需、金融、航空、自動車株。バイデンでもIT関連株。日本株に関しては、そう変化ない。

3.1~2年で資産を5倍にする方法は? 長期保有(大型株の逆バリ)より短期保有(小型株の順バリ)で売買回数を上げる方が、確率は高いと思う。2倍株を5回とか。投資回数が増えて、リスクは高いが。ただし、500回中、6~7割を勝ち、年間トータルで勝てば良い。経験が増え、投資スキルもアップする。

 

人間の死生観

(密教・飛騨千光寺住職、こころのケア活動家 大下大円)

人間の代表的な死生観は4つある。その人の人生の生き方に、影響を与えている。病気で亡くなってゆく人の、こころの持ち方に変化を与える。

①いのちはこの世限りで、あの世や魂などはない。生命は物質と物理現象の機械であるとする。

②肉体とは別に死後生があって、生まれ変わり輪廻する。魂のようなものが永続するとする。

③子ども、孫のDNAや遺伝子に受け継がれていけば、それでよいとする。

④自己を超えた大きな生命体(先祖、神、仏、天、大自然、宇宙)に融合するとする。

終末期のこころのケアに影響する。

理性面からと感情面からの死生観であると考えられる。

理性と感情が併存しているのが、人間である。

 

上手く共存するしかない。

 

株の情報ソース

1.YouTube

 上岡正明

2.Net

 株探

 Google 投資部門別売買状況

3.株情報誌

 ①会社四季報ワイド版(東洋経済)

  新春号(中間決算入る) 12/中旬 発行

  春号(年間決算)    3/中旬

  夏号(スタート予想)  6/中旬

  秋号(1Q決算入る)   9/中旬

 ②ZAI(ダイヤモンド) 毎月20日発行

4.日銀短観

 

  4/初、7/初,10/初、12/中央

 

 

人間の体は機械だ

人間の体は機械だ。車のような物だ。2-3日便秘になったので、ネットで調べたら、水を飲め、人間は1日2L水を飲まなくてはいけないと書いてあった。飲んだら30分後に簡単に直った。先月、白内障手術をして、人工レンズを入れたら、完璧に見えるようになった。食事も内容と量に気を付ければ、力が出るし、やせて健康になる。人間の体は正しく機械だ。

 

暦(こよみ)は正しい

現在の暦(こよみ)は、明治5年に採用した太陽暦(ゲレゴリオ暦)である。毎年発行される運勢暦の中に、二十四節気がある。これは、太陽が一周して戻ってくる1年を24等分したもので、季節の変わり目が分かりやすく、生活習慣の節目名称として正しく実用的である。暦(こよみ)は、日付と季節・気候の一致が一番重要である。

冬は11月7日頃、立冬で始まり、12月22日頃の冬至(昼が最も短く、夜が最も長い)を過ぎ、大寒(1月22日頃)で終わる。

春は2月3日頃、立春で始まり、3月22日頃の春分(昼と夜の長さが同じ)を過ぎ、穀雨(4月22日頃)で終わる。

夏は5月6日頃、立夏で始まり、6月22日頃の夏至(昼が最も長く、夜が最も短い)を過ぎ、大暑(7月22日頃)で終わる。

秋は8月8日頃、立秋で始まり、9月22日頃秋分(昼夜の時間が同じ)を過ぎ、霜降(10月22日頃)で終わる。

冬季は冬(11月から)から春(4月まで)までで、最低気温が10℃を下回る。夏季は夏(5月から)から秋(10月まで)までで、最低気温が10℃を上回る。

 生物(人間)は寒さに弱い。観葉植物は寒い冬は室内に入れる。その時期は、立冬(11月7日)から穀雨(4月22日)の頃である。生物は天地自然の中で生きている。

冬じたく(支度)として、まず寝具が重要である。寝巻(寝間着)は、4枚重ねの完全防寒の衣類にする。風邪、ウイルス対策として、電気アンカなど夜具の完全防寒は最重要事項である。

今年の立冬は11月7日(土)である。茶道の口切茶として、ゆっくり抹茶を味わいたいと思う。茶菓子は冬の到来を告げる菓子・亥の子餅(大福)である。子孫、親類の繁栄・安全を願う。

 

 

 

減税トランプか増税バイデンか

(米共和党グローバー・ノーキスト  プレジデント10月号)

アメリカの大統領選挙は、税金や政府支出、政府強制力などを決める。今回の選挙は「トランプは減税、バイデンは増税」の選択になる。バイデンが大統領になった場合、トランプの17年の減税政策すべてを初日に廃止することを明言している。個人所得税最高37%から40%へ増税、企業の税率を25%から35%へ、グリーン炭素税の導入、オバマケアの低所得者への1000ドル程度の税金の復活、個人退職金口座で運用されている株式の価値は、トランプで60%増加したが、増税で価値が減少する。バイデンの大増税で中産階級は壊滅する。バイデンは自営業1400万人の請負契約の禁止、全米28州で労働組合が、強制的に組合費を徴収する仕組みを復活させる。

アメリカは税金が安く、低コストの政府を目指すのか、欧州のような中央集権の、大きな政府を目指すのか、その大きな別れ道に立っている。

 

静かな立冬の日

今日は11月7日(土)立冬の日である。2~3日前から、テレビ録画、パソコンYouTubeなどを見ないようにしている。情報が勝手に入ってくるが、時間ばかり、かかって、有用な成果が得られないからだ。1人で考える時間が貴重になってきた。

立冬の口切茶を飲んだ。茶菓子は亥の子餅(大福)である。仏前、先祖親類、神前、お金の神様・仏様にも大福をそなえた。

静かな立冬の日であった。

 

コロナで階層変動、自営から非正規へ

(日本の階級社会 橋本健二)

日本人1億2000万人には、6つの社会階層がある。

1.資本家 大資本を持ち、役員報酬をもらう。250万人5%。

2.自営業 小資本で、役員報酬をもらう。800万人15%。

3.管理専門職 月給で退職金、厚生年金をもらう。1300万人25%。4人に1人。

4.正規労働者 月給で退職金、厚生年金をもらう。2200万人40%。4割。

5.非正規労働者 時給月給のみ。マニアル、3K労働者。全労働者5700万人の4割2200万人。国民の20%。平均年収175万円(正規は500万円)。月給15万円位。退職金、賞与なし。

6.年金受給者、扶養家族者 老人、若年層など人口の半分。老人は全人口の3割。

コロナの第3波流行を受けて、2020年11月から2021年4月への冬季は、人々の動きが減り、経済が停滞する。特に酒類を提供する飲食店では、職を失い、収入が途絶える。自営業者を直撃する。3分の1位、300万人5%位、減少する。そして、生活のため、時給のみの非正規労働者になる。日本(世界各国もそうだが)は貧しくなる。コロナ感染症流行は、2年から3年はかかる。

非正規労働者は、現代社会の快適利便性(外食産業、コンビニ、100円ショップ、アマゾンなど通販ネットショップ、ショッピングモール等)を、低賃金労働で支えている。社会資本の蓄積が少なく、無防備な状態にある。その結果、うつ病や他のこころの病気が、ほかの階層は7-8%であるが、非正規労働者層のみが、20%と突出している。絶望的な感性を、3割の人が持っている。貧困が固定化され、現代社会の、最大の問題になっている。

 

日銀、日本株最大株主に

(中日新聞)

日銀は、上場投資信託(ETF)を、2010年12月から購入し、今月(2020年11月)10年で、時価で45兆円に達した。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の日本株保有額を300億円上回って、日本株の最大株主になった。東証1部上場企業の時価総額の7%に当たる。東証1部の現在時価総額は680兆円。2部は7兆円。

買い入れは株価安定に寄与した。株価が下がれば金融機関の財務体質が悪化し、貸し渋りにつながる恐れもあった。一方、資本主義国でここまで公的機関が株式市場を支配している国はない。企業の新陳代謝が進まず、成長率が上昇しない一因となるとの指摘もある。

 

生活の基盤は自助と家族助け合いのみ

(下流老人 藤田孝典、家族難民 山田昌弘)

日本人の生活の基盤は、自助と家族助け合いのみである。生活保護受給要件は、病気などで自助が出来ない人であり、かつ、家族のない人のみが対象となる。

国が定める健康で文化的な最低限度の生活=生活保護レベルとは、①収入が13万円/月程度。生活保護基準の生活扶助費8万円と住宅扶助費5万円、計13万円、年額150万円。これに医療・介護保険代、所得・住民税が必要。この額は相対的貧困=中央値の半分に満たない所得、全世帯の2割程度がこの貧困状態にある。②貯蓄がない。これも2割程度いる。日本の1ヵ月の生活費は、家計調査によると、2人暮らしで27万円。この額に不足する収入の人は、貯金を崩すしかない。突然の事故、病気、トラブルへの対応も困難である。③頼れる家族がいない。生活に困ったときに、家族がいないとセーフティネットがない。この状態になったら、昔ながらの姥捨て山=阿弥陀如来を念じながら、飢えと寒さの中で病気で死んでゆくしかない。実際、現代の餓死者孤独死は多い。

現在の日本はこの20年で、大量のアンダークラス(下層階級)=非正規労働者が生まれた。全労働者5700万人の4割、2200万人。平均給与175万円(正規は500万円)。退職金・賞与なし。年収400万円以下は老人になった時、下流老人になる。月生活費収入が13万円から15万円以下(厚生年金でなく国民年金、または少額の厚生年金)、何歳になっても、死ぬまで働く、健康保険代・窓口負担代がなく医療難民、住宅がない、貯金は500万円以下またはほとんどない状態になる。

結論は、自助努力と家族助け合いが、本当に必要な時代になったということだ。

 

グローバル化非正規労働者と老人優先経済の時代

(老人優先経済で日本が破綻 山下努)

経済のグローバル化が進み、日本の労働者の4割が非正規労働者となり、現代の若者が疲弊している。グローバル化時代、企業が製品・サービスを安く仕上げるためには、低賃金労働者が必要になり、4割の若者が非正規雇用になった。安い海外製品のため、工場は海外に移され、国内の仕事が減り、低賃金非正規雇用が定着した。人件費比率は、だいたい、卸小売りで2割、建設製造で3割、飲食宿泊サービスで4割くらいだ。現在、最低時給は、中国300円、日本900円くらいで、中国は日本の3分の1くらいだ。非正規雇用の人件費でも苦しい。非正規雇用年収175万円、正規雇用500万円である。非正規雇用の若者にも、生活費、住居費、子供養育教育費などフルにかかる。一方、高齢者世帯年収は1人当たり190万円で、7割が公的年金である。そして、現役世代は、主に高齢者が使う公的年金50兆円、国民医療費40兆円を、毎年収め仕送りしている。高齢者世帯は、個人金融資産1500兆円および不動産の7割を持っている。高齢者のお金の使い道希望順位は健康医療介護43%、旅行外食38%、子供・孫関係33%である。若者の結婚難も問題だ。生涯未婚率は男性25%、4人に1人、女性15%である。少子高齢化が進む。企業年金は1952年アメリカのGM(コンサルタントはドラッカー)が、世界で初めて確定給付年金(支払額固定)を始めた。リーマンショックでGMは財政破綻したが、その一因はこの重い企業年金であった。日本政府は、福祉年金医療予算の不足をマネタイゼーション(政府の赤字を、中央銀行が引き受ける)で対応している。国債60年償還ルールで対応する。

グローバリゼーションは肯定的、否定的意見があるが、現在、アメリカでも日本でも、国民経済的に大問題になっている。肯定的な意見は、国際分業が進展し、最適な国・場所で生産活動が行われるため、効率的、低コストでの生産が可能になり、物の価格が低下して社会が豊かになる。否定的な意見は、多国籍企業の進出や安い輸入品により、国内産業が競争に負け衰退する。労働者の失業や賃金低下が起こる。国内・地域で得られた利益が、他地域国外へ流出し、国民が貧しくなる。国内での所得格差が激しくなり、格差社会・階級社会になる。

 

多治見散歩ー神社巡りと食べ物巡り

老人のやりたいことの2番目は旅行と食べ歩き。コロナの時代で長距離移動は難しく近場になる。その点では、多治見は最適の場所である。多治見は戦災を受けなかったので、戦後の開発発展には遅れた。しかし、江戸、明治時代のものが、残った。昔の日本の物見遊山は神社仏閣が中心であった。多治見は中部地区に属し、近畿・四国にも近く、神社仏閣が分社であるが、ゴロゴロある。数百メートルごとに小さい稲荷神社、各戸には、津島神社と秋葉神社の屋根神様、日本の有名神社の分社が残っている。老人は1日3000歩以上の散歩が求められる。かと言って、あまり歩き過ぎると疲れてしまう。適度な近場の神社参りをし、500円位の粉物屋(お好み焼き、たこ焼き、大判焼き)と町中華を巡れば、立派な小旅行になる。お金のない時は、土岐川河畔で山崎パンの100円団子を食べてもいい。

近場の訪問先

1.神社仏閣

①虎渓山永保寺、虎渓公園平和観音、多治見キリスト教修道院

②稲荷神社(宇迦の御魂神)大畑稲荷、白菊稲荷、末吉稲荷など多数

③北野神社(菅原道真)大畑北野神社(稲荷、神明社、諏訪神社が分社)

④神明神社(天照大神)笠原神明社、池田神明社、その他分社多数

⑤八幡神社(応神天皇)市之倉八幡神社

⑥新羅神社(須佐之男命)御幸町

⑦諏訪神社(建御名方神)大畑町分社、根本町諏訪神社

⑧熊野神社(熊野大神)市之倉町熊野神社

⑨白山神社(菊理媛神)白山町白山神社

⑩金毘羅神社(大国主命)平和町金毘羅神社、多度神社分社

⑪住吉神社(住吉三神)池田町住吉神社

⑫秋葉神社(火之加具土神)多治見国長遺跡の屋根神(津島神社と並立、津島神社牛頭天王は疫病除け、秋葉神社は火災除け)、白山神社分社、その他分社多数

⑬多賀神社(伊邪那岐神)新羅神社内分社

⑭本土神社(猿田彦大神)小田町

⑮貴船神社(高おかみの神)池田町

⑯多度神社(天津彦根命)平和町、金毘羅宮、津島神社分社

⑰御嶽神社(大己貴命)上野町

⑱津島神社(須佐之男命)笠原町津島神社、多度神社分社、その他分社多 

⑲西宮神社(えびす大神)新羅神社内分社

2.月行事

 1/1元日初詣、1/5初えびす、2/3稲荷初午寿司、3/20春分の彼岸、4/8灌仏会、5/5こどもの日、6/22夏至、7/7七夕星まつり、8/15お盆、9/23秋分の彼岸、10/18十三夜月まつり(旧暦9/13)、11/7立冬猪子餅、12/22冬至ゆず、12/31大晦日年越し

3.粉物屋、町中華

①お好み焼き・たこ焼き 有馬や(図書館横)、たち花、はらしな、ますや、わたぼんぼん、図書館沿いたこ焼き屋

②大判自慢焼き富士アイス、虎屋和菓子、梅園どら焼き 

4.町中華(近場)

駅北口に多く、20件位あるが、近くの南の中華亭本店、中華天国金山店、松竹飯店、餃子の王将、ながせ通り沿いの店など

 

老人用お粥まんま

今朝起きたら、うわあごの奥歯の歯肉が腫れて、痛かった。とりあえず、抗生物質を飲んで直った。歯医者からは、上歯の半分が入歯になっているので、硬いもの(ピーナッツ、せんべい、硬い野菜の茎など)を噛み切ると、歯肉に入歯がダメージを与えるから、硬い食べ物を食べてはいけないと言われている。遂に私の歯も老人向け対策が必要になった。義理の母は96歳になると、完全にすりつぶした流動食になった。私もその一歩手前まで来たのだ。今は脳梗塞対策の食事でご飯を少なく、おかずは4~5種類取り、バランスよく、体重も増えずにいいと思っていた。しかし、おかずを食べる時、野菜でも硬いものは力を入れて噛み切っている。これが、歯肉が腫れる原因なのだ。これからは、よく切り刻んだ柔らかいものしか食べられなくなってきたのだ。噛んでは、いけなくなったのだ。

ここで、老人用お粥まんまが必要になってきた。ご飯は柔らかいお粥。おかずは噛まなくていいもの。を3度3度食べることになった。

1・お粥のおかず

①削りかつお節

②きざみのり

③豆腐

④しらす

⑤ツナ缶

⑥ほぐし鮭

⑦はんぺん、かまぼこの細切り

⑧鶏むね肉そぼろ(ひき肉250g、さとう、しょうゆ、酒、みりん各大匙1)

⑨卵そぼろ

⑩七草がゆ(だいこん、ニンジン、白菜、ねぎ、玉ねぎなどの細切り)

⑪イモ類の細切り柔らかくしたもの(じゃがいも、里いも、サツマイモ)

2.お粥以外の柔らかい食べ物(噛まない物)

①卵かけご飯

②コロッケ・サンドイッチ(みみなし)

③たぬき、細切りきつねうどん

④シチュー(コーン)

⑤その他、塩が少ない柔らかいもの(あんこも少量は可)

 

今の私の関心事

私は73歳の老人である。今の私の関心事は次の5つである。

1.健康

いのち、生活暮らしが一番大事である。今年の健康のトピックスは、白内障の手術をして過去最高に視力が良くなったことである。メガネをかけると、両眼とも1.2になった。メガネを外すと、30~40㎝の距離が白内障もなく、クリアに良く見える。それから、歯の4分の1くらいが、入歯であるが、噛み切る動作を強くすると、歯肉が腫れ痛む。そこで、これからは硬い食物はやめ、食物をよく刻んで、煮て柔らかくして食べる習慣にせざるを得なくなったことである。食事と運動が最重要である。

2.有限会社モークリエイションの仕事

私の一族のためにも、死ぬまで、この仕事をして、たとえわずかでも収入を得ることが最重要である。生き甲斐にもなっている。生活の基礎は厚生年金と企業年金であるが。

3.子、孫、親族のこと

少しでも、何か協力できれば、幸いである。

4.ささやかな楽しみ

毎日何か楽しみがないとつまらない。老人には、3000歩以上の散歩と食べ物である。多治見の寺社巡りと食べ物の工夫と読書と音楽とYouTubeとテレビ録画の鑑賞が楽しみになっている。

5.株式

株式は社会との接点として、実効性がある。日本、世界の動向、政治経済の動向、どの業界が景気がいいかトレンドに乗っているか、など興味を持って見ることができる。個別株式の勝ち負けの結果と反省。株式配当が来るとうれしい。など