暦(こよみ)は正しい
現在の暦(こよみ)は、明治5年に採用した太陽暦(ゲレゴリオ暦)である。毎年発行される運勢暦の中に、二十四節気がある。これは、太陽が一周して戻ってくる1年を24等分したもので、季節の変わり目が分かりやすく、生活習慣の節目名称として正しく実用的である。暦(こよみ)は、日付と季節・気候の一致が一番重要である。
冬は11月7日頃、立冬で始まり、12月22日頃の冬至(昼が最も短く、夜が最も長い)を過ぎ、大寒(1月22日頃)で終わる。
春は2月3日頃、立春で始まり、3月22日頃の春分(昼と夜の長さが同じ)を過ぎ、穀雨(4月22日頃)で終わる。
夏は5月6日頃、立夏で始まり、6月22日頃の夏至(昼が最も長く、夜が最も短い)を過ぎ、大暑(7月22日頃)で終わる。
秋は8月8日頃、立秋で始まり、9月22日頃秋分(昼夜の時間が同じ)を過ぎ、霜降(10月22日頃)で終わる。
冬季は冬(11月から)から春(4月まで)までで、最低気温が10℃を下回る。夏季は夏(5月から)から秋(10月まで)までで、最低気温が10℃を上回る。
生物(人間)は寒さに弱い。観葉植物は、寒い冬は室内に入れる。その時期は、立冬(11月7日)から穀雨(4月22日)の頃である。生物は天地自然の中で生きている。
冬じたく(支度)として、まず寝具が重要である。寝巻(寝間着)は、4枚重ねの完全防寒の衣類にする。風邪、ウイルス対策として、電気アンカなど夜具の完全防寒は最重要事項である。
今年の立冬は11月7日(土)である。茶道の口切茶として、ゆっくり抹茶を味わいたいと思う。茶菓子は冬の到来を告げる菓子・亥の子餅(大福)である。子孫、親類の繁栄・安全を願う。