総務省家計貯蓄調査中央値1600万円
2018年の総務省家計調査で家計貯蓄の中央値(小さい順に並べたその中央値、お金のように一部の者が飛びぬけている場合、中央値の方が実態に近い)が、世帯主の年齢が65歳以上の2人以上世帯は、1600万円であった。種類で見ると、現金預貯金が300万円、定期預貯金が300万円、有価証券が300万円、個人年金等が700万円であった。ここには、厚生年金(月25万円位)などの公的年金は入っていない。すなわち、個人年金、公的年金で月々のフローの出費(65歳以上2人世帯の平均月支出30万円)をまかない、現金・定期預貯金と有価証券を予備費としていることが分かる。