運動療法
脳梗塞の再発防止には、食事療法と運動療法の2つが必要だ。血液がスムーズに流れるためには、血液をドロドロにしない食習慣と、体を動かすことで血流をよくする運動が必要である。高齢者の運動療法の基本は歩行と体操になる。お金をかけずに、すぐ手軽に始められる健康法である。日本人の健康寿命は男が73歳、女が75歳で、平均寿命との差(何らかの介護支援が必要期間)は男が9年、女が13年となる。日常に運動している人としない人の差は15年もの開きがある。体操と歩行で運動する目安は、体操15分、歩行30分程度である。体操は準備体操(ラジオ第1体操)と整理体操(ラジオ第2体操)である。歩行は、前期高齢者(65~74歳)が7,000歩、後期高齢者(75歳以上)は5,000歩が目安である。生活歩行2,000歩、運動歩行3,000歩が目安となる。しかも、毎日続けることが原則で、中断は2日まででないと、運動の効果はなくなる。歩行は①自分の生活リズムに無理なく組み込める②楽しく続けられる事が重要だ。我が家の庭は回遊式になっており、一周で約100歩ある。10周すると1,000歩、3,000歩は、30周すればよい。途中に、平鉢にビー玉を入れ、もう1つの平鉢に移せば簡単に歩数が分かる。我が家の庭なら、パソコン、テレビの合間にも、少しづつ分断して出来る。道の途中には四季折々の花が咲いていて楽しめる。これで、毎日、運動をしよう。この他に折に触れて、開拓した多治見・東西南北の散歩コースを散歩する。また、家の近くの生協、バロー、ゲンキーへリュックをしょって買物に行く。また、コパンスポーツクラブで風呂を中心とした健康維持をする。また、木曜日と日曜日は2時間位の清掃仕事、その他の日は30分位の日常業務をこなす。こんな運動療法で、なんとか、健康寿命を伸ばしたいと思う。意味ある楽しい健康生活を送りたい。
更に、家の庭歩き(有酸素運動)の前に、1Kgダンベル2本、ハンドグリップ2個、エクササイズ・ストレッチャー1本で無酸素運動をして、ラジオ体操とともに、筋力をつけようと思う。