東南アジア
(メコン 石井米雄)
メコンという旅行記を読んで、なつかしく東南アジアを思い出した。東南アジアは会社員時代に仕事で行った思い出の地域だ。北緯10度から20度の亜熱帯地域だ。人間の開発する土地は、河とその流域面積によって発展する。河は大量の栄養のある土砂を運び、盆地を作り、河口では広い平野のデルタ地帯を作り、豊かな農業、工場群、都会を作る。東南アジアの河はメコン河(ベトナム・ホーチミン、カンボジア・プノンペン・アンコール、ラオス・ビエンチャン)、チャオプラヤ河(タイ・バンコク・チェンマイ)、エーヤワディー<イラワジ>河(ミャンマー・ヤンゴン・マンダレー)の3本が主な大河だ。人種は大雑把に東洋人だ。気温が暖かで、みんな穏やかで着物も半そでで気楽な人々だ。亜熱帯の果物、花、米と麺と魚・肉の食物・・日本人には慣れた懐かしい風俗・生活だ。プノンペン、ビエンチャン、バンコク、ヤンゴン、マンダレーの楽しく懐かしい記憶がよみがえってくる。また、台湾・台北・台南や海南島も懐かしい思い出がある。こうやって考えると東南アジアには、色々すばらしい思い出をいただいていると思う。