日本の貧困線は120万円(月収10万円)
(中日新聞)
世帯の1人当たりの収入の中央値の半分を貧困線という。欧州は貧困線以下の人数は少ないが、日本はアメリカと同じレベルで世界平均レベルである。この現実を直視しなければいけない。
日本の貧困線は120万円(月収10万円)である。日本の人口1億2300万人の内、就業者は6600万人、そのうち4分の1の1500万人が貧困線以下の労働者である。
ワーキングプアの目安は200万円である。ワーキングプアは2300万人、34%である。
民間サラリーマンのワーキングプアは1100万人である。非正規労働者の比率38%約4割が大きく影響している。非正規労働者の内、7割が女性である。内8割がワーキンプアである。男性は3割で、内6割が未婚である。母子世帯の5割が貧困である。就職氷河期世代(30代半ばから40代半ばの世代)は約400万人が非正規で、75%がワーキングプア年収200万円以下である。
自営業者220万人の内、120万人、55%が貧困線以下である。