年金頼み限界
(中日新聞)
6月3日(月)金融庁は、「人生100年時代」に備え、年金だけでは老後の資金をまかなえず、95歳まで生きるには、定年夫婦で2,000万円の蓄えが必要になると試算した。当然、厚生年金満額支給・住宅持ち家済、借金無しの前提である。
1.年金だけでは老後の資金をまかなえず、95歳まで生きるには、夫婦で2,000万円の蓄えが必要。
2.少子高齢化で年金の給付水準の調整が予想され、不足額はさらに拡大する。
3.現役期、リタイヤ期、高齢期といった人生の段階別に資産運用管理が必要。
4.運用方法として「つみたてNISA」「イデコiDeCo 」を例示。
5.退職金はピーク時から3-4割減っており、今後も減少傾向が続く可能性ある。
邱永漢は、資産管理には、人間は意思が弱いので、絶対に「天引き貯金」が必要だと言っている。結局、高齢期になっても、「天引き貯金」が必要であるということだ。