元素周期表発見150周年
今年はメンデレーフが1869年に元素の周期律を発見してから、150年たちます。現在は118個の元素(天然元素89個、人工元素29個)で、周期表第7周期まで、すきまなく分かっています。元素周期表は、元素を、陽子の数と等しい原子番号の順に並べた表です。周期表の最上段は18の族(縦の列)に分かれている。族は科学的な性質が似る。左端には、7つの周期(横の列)が書かれている。周期は電子数と電子の入る種類で決まる。
原子とは、電子、中性子、陽子の3粒子からなる粒子です。元素とは、陽子の数によって決まる性質が同じ原子の種類です。1種類、2種類と呼ばれます。炭素は燃焼(酸素と結合)して、二酸化炭素を生成するといった時、炭素、酸素は元素を意味します。世界は元素で出来ています。有機物の代表は炭素で、無機物の代表はケイ素・岩は二酸化ケイ素が基本です。分子とは、非金属の原子が安定的に結合した物質です。たとえば、水H₂Oは水素原子2個と酸素原子1個の3個の原子から出来た分子です。
化学とは、原子や分子を取り扱い、元素を使い、構成の変化・化学反応を取り扱い、錬金術のような文明社会を築く学問です。科学は生物、物理、化学など全般を言います。
原子番号順(原子番号1~20)に、元素を並べると周期表は以下のとおり。
1族1周期はH(水素)、18族1周期はHe(ヘリウム)、1族2周期はLi(リチウム)、2族2周期はBe(ベリリウム)、13族2周期はB(ホウソ)、14族2周期はC(炭素)、15族2周期はN(窒素)、16族2周期はO(酸素)、17族2周期はF(フッ素)、18族2周期はNe(ネオン)、1族3周期はNa(ナトリウム)、2族3周期はMg(マグネシウム)、13族3周期はAl(アルミニウム)、14族はSi(ケイ素)、15族3周期はP(リン)、16族3周期はS(イオウ)、17族3周期はCl(塩素)、18族3周期はAr(アルゴン)、1族4周期はK(カリウム)、2族4周期はCa(カルシウム)
周期表の語呂合わせ暗記法(原子番号1~20)HHeLiBeBCNOFNeNaMgAlSiPSClArKCa
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