中国農民工の時給300円
(CBC報道特集ー中国経済の光と影)
中国の深圳からのレポートだった。35歳の健康で仕事暦のある農民工男性の時給が300円だった。日本は苦しい。日本の時給は、900円だから3倍ある。競争力に差がある。月給にすると、中国稼動30日で9万円、日本20日で18万円で、中国月給は日本の2分の1だ。激しい戦いだ。日本は今後もデフレ(物価のスプライラル・ダウン)と闘わなくてはならない。建設・運送などの人手不足は続く。
香港の隣の深圳のGDPは40兆円で、昨年香港を抜いた。40年前にスタートした世界最速発展の技術都市といわれている。ドローンの世界市場5,000億円の、シェア7割を占めるDJIの本社(6,000人)がある。2009年10年前はじめてドローン1号機をリリースした。30歳以下の高学歴の若い社員が、ドローンの新製品・新市場開発を目指して必死に生きていた。
いづれにせよ、中国との激しい生存競争は続き、終わらない。