ついに遊行期に突入した
ついに遊行期に突入した。70歳を過ぎて、人生あと20年になって、体の部品が保証期限切れになってきて、第1線の戦いの場では通用しなくなってきた。落語の世話好きなご隠居さんになってきたのだ。遊行人徹斎になったのだ。
前歯が入れ歯になって、新潟の堅いせんべいを大量に食べたら、歯肉がはれてしまった。もう、堅いせんべいは食べられなくなったのだ。食べるとすれば、割って磨り潰して、食べなくてはいけなくなったのだ。禅の粥が最適になってきたのだ。歯肉のハレを歯医者さんに見てもらわなければいけない。
先日は、目が車の運転には、見えなくなって、コンタクトレンズを買い換えた。2年に1度くらい定期的に変えねばいけなくなったのだ。毎日の洗浄も適当にではなく、説明書どおりにやらねばならない。
尿も前立腺肥大で出にくくなって、酒を控えなくてはならなくなった。
若い人を後ろから支援しながら、無理せず、人生を遊行する時代になってきたことを、自覚せねばならなくなってきたのだ。