中小企業と大企業

中小企業と大企業

日本の中小企業と大企業では、生き方が違ってくる。中小企業は生活企業、大企業は安定企業。

1.日本の企業数 421万社

1)大企業は1万社(0.3%)、中小企業は420万社(99.7%)

2)従業員約4,000万人中で、大企業1,000万人(3割)、中小企業3,000万人(7割)

3)付加価値100兆円中で、大企業:中小企業=1:1で各50兆円

4)中小企業の定義 一般的には資本金1億円以下、従業員100人以下(除く製造業) 

①製造業では資本金3億円・従業員300人以下

②卸売業では資本金1億円・従業員100人以下

③小売業では資本金5,000万円・従業員50人以下

④サービス業では資本金5,000万円・従業員100人以下

5)大企業・公務員のメリット

①終身雇用、年功序列

②年収・退職金・年金・健保・保険・教育・福利厚生の充実

③自分の専門分野のみの専心で一生過ごせる

2.従業員の年収(40歳)

1)大企業 年収700万円(月給40万円、ボーナス年5ヶ月200万円)、福利厚生面も良好

2)中小企業 年収480万円(月給35万円、ボーナス年2ヶ月60万円、ボーナスなし40%あり

3.正規・非正規雇用(労働者 男性3,000万人、女性2,500万人、総計5,500万人)

1)正規雇用(正社員)男性の8割、女性の4割、総計では6割 

2)非正規雇用(パート、アルバイト、契約社員)男性の2割、女性の6割、総計では4割

3)年収 正規500万円、非正規200万円、差300万円、生涯年収も倍の差、正規は年功序列、非正規はフラット賃金

4)福利厚生面等 正規は①社会保険は労使折半②住宅手当、通勤手当③責任ある仕事でスキルアップ④社会的信用あり