移動通信5G(Generation)とは

移動通信5G(Generation)とは

(中日新聞 日曜大図解シリーズ)

ファイブジーは、来年2020年に実用化される。スマホだけでなく、家電や自動車にもインターネットがつながる時代。ネットワークシステムの大容量化で、超高速(4Gの100倍の速度、通信の遅れは1,000分の1秒)、多数同時接続(通信容量1,000倍、同時接続数100倍)、低遅延(10分の1)を抵コスト・低消費電力で実現する次世代の通信技術。

移動通信システムの変遷

1G(第1世代) 1979年 アナログ音声通話

2G(第2世代) 1993年 音声、音楽、データ通信、10kbps、SMS(ショート メッセージサービス)開始

3G(第3世代) 2001年 高速インターネットに携帯電話が接続、2Mbps

4G (第4世代) 2010年 100Mbps 3,9G携帯電話LTE<Long Term Evolution(革命)=モバイルキャリアの基地局からのモバイル専用通信回路>、LTEは定額料金で通信容量に制限ある、WiFiは範囲は狭いが、制限なしで動画視聴によい。その後4G(数百Mbps)に。

5G(第5世代) 2020年 VoLTE<Voice over LTE、通話・データ送信がLTE上で出来る。タイムラグ防止、高音質>を通過して、10Gbpsに。IoT<Internet of Things=家電や自動車などにインターネットがつながる>。固定電話は10億人につながるのに100年かかった。移動通信が50億人につながるのに25年。500億のモノにつながるのに、10年強。

5G基地局メーカー スエーデン・エリクソン、フィンランド・ノキア、中国・ファーウェイの3社がメイン。ファーウェイのセキュリティに疑念があり、日米欧は締め出す方針を決定。