2019年5Gカーテンで世界大分断
(2019年大分断する世界 宮崎正弘、渡邉哲也)
世界は正念場を迎えた
1.昨年2018年8月「米国国防権限法」が成立。
①本年2019年8月以降、米政府機関が中国企業5社の部品を組み込む製品を調達することを禁止した。対象5社はファーウェイ、ZTE、監視カメラのハイクビジョン、ダーファーテクノロジー、ハイテラ。
②来年2020年8月以降、中国5社の製品を利用している企業は、米政府機関とは取引できなくなる。
世界各国は、米国につくか中国につくか、準備期間があるので、本年2019年中に決めなければいけない。米中両陣営は、2系統の別々なAI技術になる。
5Gについては、日本は来年7-8月のオリンピックまでに実用段階する計画がある。携帯大手4社(ドコモ、KDDI、ソフトバンク、本年2019年10月新規参入する楽天)は、中国製の排除を決めた。
2.米国、中国5Gカーテン陣営
①米国陣営 英、豪、カナダ、ニュージーランド、日本
②中国陣営 カンボジア、ラオス、アフリカ諸国
独、仏、EU諸国はまだ決定していない