ユーロダラー調達金利が上昇し、世界不況へ
FRBが利上げをしている。ユーロダラーのような海外に貸付られているドルの調達金利が上がっている。景気の悪いヨーロッパ、中国、南米にリスクが広がっている。LIBORライボー(London Interbank Offered Rate)=世界の銀行の調達短期金利基準、が2%強になっている。世界的規模で金融引き締めが生じている。日本銀行は金融緩和と長期10年債権0%誘導で、ドルが減った分、世界に資金供給している。基軸通貨=ハードカレンシーは、現在、世界はドル、アジアは円、南北アメリカはドル、旧大英帝国はイギリス、ヨーロッパはユーロとなっている。スワップを拡大し、量的緩和によってマネーサプライを増やし、リスクヘッジしている。不況の影が特にヨーロッパ、中韓両国、南米に広がっている。利上げが人民元安を加速させる。利上げで、世界経済はまっさかさまに落ちる。アメリカは利上げ回数を来年は減らす。