任せ方の原則

任せ方の原則

(出口治明「任せ方の教科書」より)

1.人間皆ほとんど能力一緒であるー人間ちょぼちょぼ主義。

2.大きな仕事をするには、たくさんの人が必要

3.人間は10人の部下しか見れない。10人以下なら自分でやる。

4.10人分の成果を上げるには10人必要、100人分の成果は100人必要。

  モンゴル軍の10人隊長、100人隊長、1000人隊長、1万人隊長の組織作りが大事。

6.意思決定基準は「儲ける」こと、「成長」すること。そうでないと組織が維持できない。

7.人材は多彩・多様な人々(性別、年齢、国籍)で、仕事を任せ、組織を強くする。

8.権限をハッキリさせる。(例えば、100万円未満の仕事は係長が決める等)話し合いをするが、決定は一人で行う。

9.上司は「いつ、どこで、だれが、なにを、どうする、なんのために、いくらで」をハッキリ伝える。

10.仕事を任せたら、結果責任を負わせる。同時に上司は、部下の失敗の結果責任を取る。

11.上司は判断、実行スピードを早くし、部下の仕事が60点なら合格点を与える。全員が60点取れるようにするのが管理。

12.部下の短所は「ほうっておく」。長所短所は、その人の個性である。

13.餅は餅屋。専門分野は専門家に任せる。アウトソーシングを使う。

14.これからは新時代、業界の常識に囚われず、織田信長のように、現実を自分の頭で考え、決断し、新分野を切り開く。

15.リーダーの条件 ①強い思い・志②部下の共感力③谷の時期に仲間を引っ張る統率力・リーダーシップ