21世紀は経済4大陸が起業ターゲット

21世紀は経済4大陸が起業ターゲット

(見えない大陸 大前研一)

大前研一は21世紀の経済は、4つの経済空間からなると言っている。すなわち、この4つの経済空間が起業のターゲットになる。組み合わせると更にパワーアップする。

①実体経済(衣食住、人物金の現物経済) ロボット化、低賃金労働者(後進国労働者、移民労働者)利用化

②インターネットパソコンデジタルサイバー(仮想)経済 AI(人口知能)スマホ利用

③株式不動産金融市場経済 レバレッジによる株式価格上昇、マネーバブル(ドル元)

④ボーダレス経済 アジア低賃金利用、自由貿易金融、自動車など工場世界立地化

白物家電(冷蔵庫、洗濯機など)による家事労働の軽減・安価化の実体経済と黒物家電(テレビ、パソコン、スマホなど)による無料仮想現実レジャーの実現、マネーバブルによる株式不動産価格の高騰、ボーダレス経済による国内労賃の低価格化と移民問題など、21世紀は高速スピードで生活が激変する。100円ショップ、ユニクロ衣料、自由貿易食料、映画・音楽・情報の無料化、AI、ロボットによる人間の労働の半分くらいの仕事の代替、自由貿易・自由労働と国民国家労働者のぶつかり合い、帝国主義化と輸出禁止商品の出現、金持ちと貧乏人の格差断絶による民主主義の闘いなど問題解決のトライ&エラーが激しくなる。低価格化商品競争の中で、個人は収入を得なければならない、危機感を持ち、新分野にチャレンジし、リスクを取って、新機軸・新商品の開発販売により収入を得なければならない。