現代の階級社会
大きくは、ブルジョアA,BとプチブルA,BとワーカーA,B,Cになる。
1.ブルジョアAは知的ソフト資本家、ブルジョアBは産業資本家。2017年で資産1,000億円以上のブルジョアは2,000人いる。1位はビル・ゲイツで10兆円、日本では孫正義32位2兆円、柳井正1兆5,000億円である。ここまでがブルジョアである。参考に、日本の資産保有状況は、資産100億円以上は1,000人、資産1億円以上は270万人で50人に1名くらいいる。
2.プチブルAは大企業役員、部長クラス。プチブルBは中小企業自営経営者、医者、弁護士等である。年収1,200万円以上。ブルジョアとワーカーの間に立つ中間層とも言われる。
3.ワーカーAは正社員月収30万円以上。ワーカーBは非正規社員(契約社員)月収20万円。ワーカーCは非正規社員(アルバイト、パート)月収10万円である。日本はワーカーCのフリーランス・アルバイターが1,000万人を超え、格差・階級社会になってきた。非正規社員の激増は、ヨーロッパ、アメリカも同様である。
日本において、生きてゆくには、月収15万円、年収180万円(家賃5万円+生活費10万円)が必要である。ワーカーC(非正規アルバイター、パート)は、家を所有していない限り、生存が難しい。