ノー・マニー、ノー・フリーダム。
橘玲が、カンボジアの東南アジア最大の湖トンレサップ湖の観光船操舵手兼ガイドの、貧しい若者から聞いて、気付いた言葉。
自由な人生を享受しているのは、いま手にしている豊かさ・お金があるからだ。
泉正人は両親から「お金を大切にしなさい。ただし、お金がすべてじゃないよ。」と小さい頃から言われて育った。いま彼は分かった。「お金がないと、ある程度豊かな生活は出来ないというボーダーラインがある。ボーダーラインを超えると、お金だけに影響されない豊かさが、そこにある。ボーダーラインは年間所得3万ドル(300万円、月25万円)で、これを超えると、物質的な豊かさではなく、精神的豊かさが必要になる。」
精神的豊かさとは何か。「3つある。①人的資産(自分、家族、友人、健康、経験、頭脳、教育、知識など)②金融資産(お金、株式、不動産)③将来生活の自由・豊かさ・希望」である。
自由・豊かさ・将来への希望(hope)が精神的豊かさなのだ。
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