トランプ大統領2017年の潮流 あえば直道
2016年3月米共和党全米委員会顧問アジア担当あえば直道がトランプ革命という本を出した。アメリカの2017年の動きと日本との関わりを予測し伝えている。
1.2016年11月の大統領選に共和党のトランプが決定見込み
共和党:小さな政府、減税主張、中小・大企業が支持、日米関係重視。
民主党:大きな政府。社会保障・増税主張、労働者・マイノリティが支持、米中関係重視
2.理由 普通の大統領選挙は共和党対民主党なのだが、今回は主流派エスタブリッシュメント対アウトサイダーになっている。民衆が貧困化し、既成主流派勢力の現状政策にNOを言って、革新を求めている。「国が間違った方向に進んでいる」と考える人が6割を越えている。ヒラリー・クリントンは民主党エスタブリッシュメント、トランプは共和党の現状否定派アウトサイダーであるので、トランプが勝つと予想する。未来に希望のない若者が、所得が落ちてきている白人中間労働者層が、支持している。
3.トランプ大統領のアジア政策
①プーチン大統領と協力⇒安部首相の中国包囲網が進展する。北朝鮮問題は中国に解決を迫る。そのため、中国経済制裁・増税が課せられる。日本には自分の国は自分で守る普通の国になることを求める。日本の防衛力は強化される。日本は自分の国は自分で守らなければならない時代となる。
4.世界の潮流の変化
グローバリズムからナショナリストの時代へ変化する。共和党トランプ大統領と自民党安部首相は仲良くできる。
コメントをお書きください