世の中、桁違いになってきた

世の中、桁違いになってきた

このところ、通貨の価値が激変してきた。

何か大変おかしい。

1円  日本では消費税で使う回数が増えてきた。

10円、100円  100円ショップの顔ぶれの品質レベルが落ちてきた。一方、中国製品から日本製品になってきた。

1,000円、10,000円、

10万円  日本ではデフレにより、パートの月給になってきた。フルタイムで、時給800円×8=7,000円×20日=14万円、年金生活者の生活資金が月20万円年240万円レベルになってきた。

100万円  車の価格が変わってきた。つい、この間までカローラは1300ccで150万円、税込みで180万円くらいであった。最近の車の広告は、カローラは出なくなり、高級車が多くなり、大衆車でも200万円レベルに変わってきた。全体として軽自動車が増えてきた。また、車の大きさが小さくなってきた。

1,000万円  新築住宅が、田舎だと、2,000万円レベルと低価格になってきた。中古が多い。

1億円  日本人で1億円以上の貯金金融資産を持つ人=富裕層は2%,50人に1人いる。不動産も含めた資産では、1,000万円以上持つ人が5,000万人、1億円以上の人が200万人いる。また、自宅不動産を含めてで、1億円以上の人は365万人いる。人口は1億2,000万人である。

10億円、100億円、1,000億円、

1兆円  最近話題になった言葉は、小池百合子東京都知事がオリンピック費用で、「豆腐屋じゃないんだから、1ちょう、2ちょうというのはおかしい。」と言った言葉である。

10兆円、100兆円  日本国の歳出一般会計予算は100兆円、内40兆円は国債と日銀納付金。

日本の15年のGDPは1ドル=100円とすると、440兆円。アメリカは1,800兆円、中国は1,200兆円で世界3位であった。1人あたり名目GDPはドル換算で350万円、円ベースでは、400万円で世界20位であった。米国は560万円で5位であった。

世界の潮流は2つ。

1.大きな戦争がないので、強烈なデフレの時代。日本は1995年以来、20年間GDPが変わっていない。一方、日本は平均寿命が90歳まで延びた。この時代は少ない予算で生活し、小額でもいいから、貯蓄してゆく生活設計しかない。2cond Streetなど、中古品店が目立つようになった。

2.お金の大増刷の時代。米国、中国、日本、EUみんなお金を刷りまくっている。貧富の差が拡大してきている。