ヨガ
禅 こころとからだとお金の健康を得る。人生は落ち着いた、心体金の入手こそが目標だ。禅は特にこころの安定安息を求めるのに適している。ヨガはからだの健康を得ることを追求している。
従って、ヨガは禅が求めるからだの健康の発展形の1つなのだろう。
禅寺は七堂伽藍と呼ばれる。山門、仏殿、法堂、僧堂、+庫裏(台所)、東司(トイレ)、浴室の7つである。ここで、台所(食う)、トイレ(出す)、浴室(身体を洗う)の3つが入っているところが、からだを大事にする禅の考えの真骨頂である。体が健康であってこそ、こころの健康が得られるという考え方だ。
ヨガ 3000年前、インドに、バラモン教の古典ヨガが確立した。その本質は座っての瞑想であった。瞑想を中心とした行法は、釈迦牟尼仏も実践し、中国禅となり、日本禅となった。
AD1000年頃から、肉体的修練に重きを置くハタ(激しい)・ヨガが形成されてきた。ヨガはポーズ、呼吸、瞑想が3大要素だ。こころとからだのセルフコントロールを目指す。現代のアメリカでも、テクノロジー社会の副作用として、ストレス解消を目的として、またスリムで健康なからだを得ようとして、都会でヨガが流行している。
ヨガの3大ポーズは、①立ってヨガ②座ってヨガ③寝てヨガである。最初、ちょっと準備ストレッチをする。次は①太陽礼拝のポーズ(手を合わせて伸びをして呼吸し、拝礼して排息する②立ち木のポーズ(一本足立ち)③座ってあぐらを組み、伸びをして呼吸し、拝礼して排息する④足を交差させ、左右ねじりのポーズ。呼気、排気する。⑤仰向け足上げポーズ。呼気排気。⑥腕立て伏せポーズ。呼気排気。最後に座禅を組んで瞑想する。簡単なヨガ・エクササイズは以上である。
当然、小食療法による健康体獲得も目標になる。また、瞑想により、リラクゼーションが得られる。
ヨガはからだの健康を得ることを中心にしている。
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