闇の権力

闇の権力

前回に引き続き、ベンジャミン・フルフォードの書籍から、ピック・アップします。

アメリカの闇の支配者についてのレポートです。

国の支配者は「表の支配者」と「裏の支配者」と2つの支配者がいます。「表の支配者」は大統領と議会(共和党、民主党)です。国民から選挙によって、選ばれます。「裏の支配者」は表の支配者の選挙資金の提供者であり、法律の作成への影響者です。アメリカの「闇の支配者」はどういう組織なのでしょう。

1.「闇の支配者」は、石油産業、軍事産業、国際金融資本=資本家と、関係する政界、官界、学者、メディア人の秘密結社である。

2.FRB(連邦準備銀行) アメリカのドル発行の権利を持つ私的な民間企業である。JPモルガン・チェースBやシティBなど大手銀行が株主。ドル紙幣を勝手に刷り、世界の資源をタダで奪う。すぐに、ロックフェラーは全米のカネの4分の1を所有した。ドルを印刷するだけで利益が得られる。利益は財団(ロックフェラー、カーネギーなど400団体)で分けている。当然、ドルの価値を守るためには、軍事行動も辞さない。中国は人民元の問題はアメリカ政府ではなく、FRBと交渉している。現在の議長はイエレン。

3.CFR(外交問題会議) アメリカに2大政党制はない。あるのは、CFRのみ。非営利の会員制シンクタンク。名誉会長はデビット・ロックフェラー。ブッシュ親子、ラムズフェルド元国務長官(軍産複合体)、アマコスト元CIA長官、ヒラリー・クリントンなど参加。CFRが政策決定し、政府・財界・メディアが動く。

4.石油利権と中東侵略 巨大石油資本は儲けのためなら、なんでも有り。中東問題の元凶。

5.ビルダーバーグ会議 第1回がオランダのビルダーバーグホテルで開かれた。イルミナティ(秘密結社)の年次総会。参加者は欧米の政財界・メディアの有力者130人くらい。完全非公開。ここでの決定を受けて、欧米各国の政財界・メディアに展開される。

6.CIA(セントラル・インテリジェンス・エイジェンシー) 謀略と麻薬と偽札を駆使して、世界中に紛争の種をまく組織。スカル&ボーンズ(イエール大学の秘密結社)と麻薬と戦争がキーワード。パパブッシュはCIA長官から大統領に上り詰めた。

7.メディアの集中化 全米メディアは5社で支配。①タイム・ワーナー②ウオルト・ディズニー③バイコム(CBSなど)④ニューズ・コーポレーション(オーストラリアのマードック率いる。イギリス・タイムスなど)⑤GE(NBCユニバーサル)。

アメリカの大企業や政府のプロパガンダが中心業務。メディアを動かすのは、親イスラエル論者たち。

8.米政権を繰る親イスラエル勢力 民主党の大統領選挙資金の60%はイスラエル・ロビーが準備した。

9.電子投票システム 各州の判断で実施。しかし、投票結果の物理的な記録が残らず、再集計不可能というシステムで、不正の元になりうる。

10.戦争の口実のでっち上げ 米国民は、当然、戦争などしたくない。そこで、闇の権力は国民が怒って戦争に仕向けるよう、事件を捏造してきた。今後も戦争には、口実のでっち上げが捏造されるだろう。

11.闇の権力の内部分裂 アメリカは市場空前の格差社会になり、5%の金持ちに6割の富が集中している。アメリカ国民は、ブッシュ政権にノーを突きつけ、反・弱肉強食・市場主義になった。また、共和党のオカルト思想離れになっている。闇の権力の世代交代・内部抗争も進んできている。