話をきちんと聞く(5)

(5)迷惑な、ややこしい話を聞く

①説教好きの相手 (親分肌で、自己顕示性強いタイプ) 

<やりすごし戦法> そのとおりです。⇒すみませんでした。⇒次から気をつけます。

②不満をぶつけてくる相手 (自分の意義が感じられなく、不安、不満、不平を言うタイプ)

<自尊心を支える戦法> ありがとう。君がいて、助かったよ。思いやりや感謝を表明する。

③大勢からクレームを聞く場合 (大勢からの攻撃)  <1人ではなく、複数で対応。できたら、相手より多人数で対応戦法。それまでは、防戦・あやまり戦法> 比較的穏健派を見つけて、その人との会話を中心にし、援軍が来るまでは、「申し訳ございません」に徹する。妙な言質を取られないようにする。「重要な判断は、責任者が集まって決めるルール」になっていることを伝えておく。

面と向かってイラつくことを言う相手 (人間としての品格がないタイプ)

<聞き流し戦法>「わかりました。次回から気をつけます」。イラっとする言い方をする人を、品性のない人と認定して、自分を優位に立たせ、キレない。悪口か批判かクールに見極める。

⑤疲れている時に、話を振ってくる相手 (気がきかないマイペースタイプ)

<休憩取り戦法>「今疲れているので、ちょっと休んでから、じっくり検討させて。」

⑥会議で、意見がまとまらない場合  (大勢の意見集約)  

<決定先送り戦法> 「検討する時間を持ちたいと思います」。「まとまらなくてもいいや」と考える。

⑦極秘の相談事や秘密を明かす相手 

<機密情報はまず情報収集に専念する戦法。他の情報も収集しなければならない。密告には、感謝する戦法。>ここだけの話ですがといわれたときは、私は、極力秘密を守るが、いずれいつか知られる時がくるかもしれないといっておく。

 

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コメント: 1
  • #1

    サクセス (土曜日, 20 2月 2016)

    例え 理不尽でも
    人は 理解されると
    無茶振りは
    しなくなる。
    ひたすら
    傾聴。
    反発だけは しない。
    クレーマーが
    実は 一番の
    協力者になることもある。