話をきちんと聞く(3)

(3)疲れる相手の話を、ひたすら消耗せずに聞く

①ハイテンションでしゃべり続ける相手

(上機嫌・躁状態の人)

<共感・拝聴戦法>口をはさまず、共感を示し、話を聞く。エレルギーが切れるのを待つ。

②ハイテンションでしゃべり続ける相手

(攻撃型・躁状態の人)<共感・拝聴戦法>ひたすら、申し訳ない。テンションも段々落ちる。会話をいったん締める場合は、「またの機会に、話を聞かせてください」。

③ネガティブな相手 (グラスにビールが半分になると「もう半分しかない」と考えるタイプ)

<マイルド・オウム返し戦法>「ダメだった」を「ダメだったんじゃないかな?」と疑問形にする。

④横柄な相手 (自己中な性格)<ホメ殺し戦法>ホメて、自尊心をくすぐりながら拝聴する。

⑤八つ当たり攻撃型の相手 (自分の弱いところを隠す性格) 

<聞き流し戦法>+<距離取り戦法>肯定的聞き流し。+距離取り「それとこれとは関係ありません」

⑥意見がコロコロ変わる相手 (状況反射反応型と健忘症型がいる) <聞き流し戦法>が良い。

⑦ストレート正論タイプの相手 (正論を主張する人は自己陶酔タイプ)

<ごめんなさい戦法> 正義感に酔っている人は矯正不可能。相手に従い「ごめんなさい」で解決。

⑧マイペース過ぎる相手  助言や指示する場合、<具体的・シンプル戦法>が良い。

⑨デリカシーのない相手 (土足でズカズカ入ってくる自己中タイプ)

<逃げ出し戦法>「また後ほど」など。しつこい場合、<事務的、素っ気ない戦法>「はいそうですね」

⑩ネチネチ揚げ足を取る相手 (揚げ足を取るのは、劣等感から)

<聞き流し、おだて戦法>皮肉屋に「ありがたい。参考にするよ。」とおだてる。

⑪クレーム好きの相手 (「本来あるべき自分」の喪失感から、取り戻そうと躍起になっているタイプ)

<オウム返し・共感獲得戦法>相手の話を傾聴。オウム返しをして、怒りと敵意に満ちたクレーマーから共感を得る。これが、相手の喪失感を癒す方法。訴えに正当性がない場合、妄想性障害の可能性がある。疲れるが<拝聴戦法>。

 

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コメント: 1
  • #1

    ミラクル (木曜日, 18 2月 2016 05:49)

    傾聴されると
    どんな相手も
    悪い気はしない。
    理不尽な言動も
    否定は NG !
    人は 理解されると
    心を開いてくる。