こころの病気とトラブル(1)

 私たちは、変化の激しい現代で、社会的欲求を満たすために、社会的行動を行う必要があります。その中で、こころのバランスを保つことが難しい状況も出てきます。こころの病気とトラブルにどんなものがあるか見てみます。

 (1)おとなのこころの病気

Ⅰ.神経症(入院するほどでない軽い症状)

 ①不安神経症(漠然と不安)

 ②恐怖症(高所など)

 ③ヒステリー(心理要因で身体機能障害発生)

 ④神経衰弱(長時間ストレスによる疲労) ⑤抑うつ神経症(うつから身体障害が起きる)

 ⑥強迫神経症(ある観念から行動を繰返す) ⑦心気症(病気思い込み、ガン・ノイローゼなど)

 ⑧離人症(何をやっても、面白くない)

Ⅱ.心身症(心理的危機により、身体障害が起きる。胃潰瘍、下痢など)

Ⅲ.性格障害(性格に著しい偏りがあり、周囲が悩まされる。暴力的犯罪に結びつくことがある)

Ⅳ.精神病

 ①外因性精神病(脳血管障害、薬物中毒、事故による外傷など、脳に器質的障害があるもの)

 ②内因性精神病(体質的遺伝的要因が中心になって引き起こされることが多い)

  ⅰ)統合失調症(旧:精神分裂病) 青年期に多い。妄想型、緊張型、自閉など解体型

  ⅱ)そううつ病 はしゃいだ状態の躁とうつの状態が繰返す。うつが多い。悲観が長期間続き、生き

    ることが苦痛になる。睡眠障害など身体症状、自殺企画の可能性もある。

 

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コメント: 1
  • #1

    ビーナス (月曜日, 08 2月 2016 12:27)

    混沌たる世の中に
    1人悩む人々は多い。
    コミュニケーションをとりやすい
    環境作り。
    孤独な人々に声をかける。
    心の病を救うのは
    愛の力だと思う。