美の基準とは、善と同じように、人により現実認識に差があるので、同一ということはないと思われます。

 しかし、美意識の基礎はあると考えられます。それは、人間の潜在意識で、「子孫繁栄に役立つものを美しいと感じる」のかも知れません。一言で言えば、「若人と老人の差」です。

 一方、美意識の差もあります。西洋の庭園は、ギリシアの伝統に従い、均整・対象を美とします(除く、イギリス庭園)。

 日本庭園は、茶室の露地のように、自然を写した、わび・さびを美とします。このように、美意識には、人やグループにより、差があると思われます。

 

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コメント: 1
  • #1

    ビーナス (木曜日, 28 1月 2016 09:23)

    様々な美意識は
    やがて 真理の探究に
    つながると思います。
    心も体も環境も
    美しく磨く意識は
    真理への法門の
    1つだと 私は
    思います。